Webサイトに関しては、Webアーカイブとしてインポートする機能もある。保存したいサイトのURLを選択し、メニューバーの「Safari」→「サービス」→「Journler」→「New Entry with Selection (選択範囲から新しいエントリを作成)」(または[Command]+[Shift]+[J])で、自動的にサイトをWebアーカイブとして変換、PDF取り込み時と同じ取り込みダイアログが表示される。

Webアーカイブの取り込み画面

ちなみに、Webサイトの本文を選択して「New Entry with Selection」を選ぶと、選択した本文をテキストベースで取り込んで新しいエントリを作成してくれる。また、同じくSafariのサービスにある「Append Selection to Entry (選択範囲をエントリに追加する)」では、選択していたURLや本文を、現在開いているエントリの末尾に追加してくれる。

最近のメジャーバージョンアップで追加された新機能としては「Drop Box」機能がある。この機能では、デスクトップにフォルダのエイリアスが作成され、範囲選択したテキストなどをそのフォルダにドラッグ&ドロップすることで、自動的にエントリが作成される、という機能。

たとえばWebサイトのテキストの一部や画像など、どんどんフォルダに放り込んでいけば、どんどん自分好みのデータベースができあがっていく。

ところが、原稿執筆時点の最新版であるバージョン2.5.2では、Drop Boxにバグが残っているようで、日本語のテキストデータをドロップすると、本文が文字化けしたエントリが作成されてしまう。

Drop Boxで作成されたエントリは、ライブラリの「/Application Support/Journler/Journler Drop Box」以下に、テキストデータの場合はテキストファイルとして保存されるが、そちらをテキストエディットなどで開いてみると、こちらは正常に表示されるので、エントリ作成時に何らかの問題が発生しているのかもしれない。

デスクトップに作成されるDrop Boxフォルダのエイリアス。テキストやファイルなどをここに放り込んでいく

次回は、Six Apartのブログサービス「LiveJournal」を中心に、オンラインサービスとの連携を探ってみたい。