見やすい2.5型の液晶モニターを使い、設定情報などが常時表示される「スーパーコンパネ」を従来モデル同様採用している。E-500などでは明るいブルーの地に黒い文字やアイコンが表示されていたが、E-410ではこれが逆になり、黒地に白(青)抜き文字で表示されるようになった。これが見やすい。屋外の写り込みしやすい状況でも、ちゃんとメニューが確認できる。些細だが、いい改良だと思う。

またスーパーコンパネが表示されている状態で「OK」ボタンを押すと、ダイレクトに各設定が変更できる。非常に便利で、本来のメニューを開く機会も少なくて済む。これも従来から可能だったのだが、便利さが理解されたのか、E-500では十字ボタンに割り振られていたAFやISO感度などのダイレクト呼び出しがなくなった。先のワンタッチホワイトボタンなどの省略も、このスーパーコンパネがあってこそだろう。

強いてあげるなら、接眼検知機能が欲しい。スーパーコンパネはファインダーを覗いたときに眩しいため、E-410ではシャッター半押しで消灯するようになっている。しかし同種の表示を行なうソニーα100やキヤノンKissXでは、顔が近づくと自動的に消えてくれるのだ。やはりそのほうが便利だと思う。

メニューは左側に撮影・再生などのアイコンが並び、右の機能別メニューが切り替わるという一般的な方式。特に迷うこともなく、わかりやすい。細かいことを言えば、右側メニューは下まで行くと上に戻るのに、左側のグループは下で止まってしまう。また、個別の設定メニューには十字キーの右ボタンで入れるのに、左ボタンでは戻れない(MENUボタンを使用)など、若干気になる部分もある。

再生画像は最大14倍まで。ダイヤルを回すとそれに合わせて拡大される方式。ボタンの連打よりも、このほうがよっぽど使いやすいと思う。ただ、カメラの液晶モニターで拡大表示した画像の輪郭が少し緩く見えることがあった。パソコンに移して確認すると、ちゃんとシャープな画像になっている。オリンパスに確認したところ、画像再生には実画像ではなく、再生専用画像を使っているという。全社を調べたわけではないが、他社では早さの必要な表示には小さな画像を使い、拡大時には実画像を使うものもあるようだ。ピント確認のためにも、実画像を使ってもらったほうが安心できるのだが。

最近のカメラの例に漏れず、再生時の回転表示機能を備えている。縦位置で撮影した画像なら縦に表示するというアレだ。ユニークなのは、再生中に縦や横に回すと、再生されている画像もリアルタイムで表示が回転すること。これはおもしろい。それではと、カメラを180度回転させたら画像もひっくり返って表示され、思わず笑ってしまった。現実にそんな使い方をすることはないだろうが、「へへっ、そう来ると思ったよ」と笑う開発者の顔が見えたような気がした。

E-410の情報表示画面「スーパーコンパネ」。必要な情報が簡潔にまとめられている

スーパーコンパネはより詳細な情報を表示するモードもある。その代わり文字は小さくなる

スーパーコンパネから「OK」ボタンを押し、上部のダイヤルを回すと設定が直接変更できる

左の状態からさらに「OK」を押すと、どんな設定があるかの一覧になる。便利

「MENU」ボタンからの通常メニュー。スーパーコンパネになれると、あまり開かなくなる

モードダイヤルを「SCENE」に合わせると、こういった目的別のシーンモードに移行する

画像の再生画面。これは黒つぶれの確認画面。同様に白飛びも確認できる

ヒストグラム表示。無骨だが、屋外ではこれぐらいのほうがわかりやすい