Jeff Chapman氏は25日(米国時間)、「Yet Another Swing Library(YASL) 1.0」を公開した。YASLはJavaで開発されたGUIフレームワーク。Swingベースのアプリケーションを開発するための軽量なフレームワークで、Swingコンポーネントとユーティリティとともに提供されている。

正規のSwing APIはGUIコンポーネントであるため、GUIアプリケーションを構築するためのフレームワークは提供されていない。YASLはその不足分を補うためのフレームワーク。MVC(Model View Controller)パターンをベースとしている。

Swingを使ったGUIアプリケーション開発のフレームワークは今まさに開発が活発になりつつある分野。YASLのほかにもSwing Application Frameworkなどがある。

YASLはGNU LESSER GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2.1のもと、オープンソースソフトウェアとして公開されている。初のメジャーリリースということもあり、今後の展開に期待がかかる。