日産自動車は24日、六本木の東京ミッドタウンでスカイラインの生誕50周年を記念したプレスイベントを開催した。本イベントでは2007年秋に国内投入が予定されている新型「スカイライン クーペ」が公開された。また、モデルの堀内葉子が初代スカイライン登場当時のファッションで登場したほか、スカイラインのCMに関わった作曲家の久石譲氏や、出演俳優の渡部謙が出席。イチローのメッセージCMも紹介された。

スカイライン生誕50周年記念イベントは全3弾

スカイライン生誕50周年記念イベントは、第1弾として「グランドツーリングのときめき」をテーマに、スカイラインで全国各地のスカイラインゆかりの地や、景勝地を訪ねる「全国グランドツーリング」がすでに実施されている。

ステージにて。右が初代スカイライン、中央が現行型V35スカイライン、左は今秋登場予定のスカイラインクーペ


今回のプレスイベントは、その第2弾として、「グランドツーリング ~レジェンド&フューチャー~」という名で行なわれた。東京ミッドタウンのアトリウムには、初代スカイラインから現行の12代スカイラインまで全てのモデルを展示してあり、スカイラインの過去50年の歴史を振り返ることができる。会場にはコピーだが、歴代モデルそれぞれのカタログも展示されている。また、ポリフォニーデジタルによるプレイステーション 3用ゲーム『グランツーリスモHDコンセプト』の試遊台が用意され、R32スカイラインGT-RとV36スカイライン350GTのドライブが体感できる。一般も無料で見学でき、展示の期間は5月6日まで。展示時間は11:00~21:00。

また、第3弾として、ヤフーやぴあと協力した複合型エンタテインメントコンテンツ「クルマでしか出会えない美景を求めて ~日本一のドライブロードを探せ!~」が行なわれる。ヤフーの地図情報「ワイワイマップ」で5月上旬までドライブデータを募集、寄せられた情報を3社で厳選したうえで、ぴあが6月下旬にムックとして発売する予定。

歴代の12世代全てのスカイラインが5月6日まで東京ミッドタウンに展示される

最新のV36スカイラインは屋内にも展示され、コックピットに座ることも可能

歴代スカイラインの情報と、その時代のアイテムが展示される

実物ではないが、初代から12代まで全てのスカイラインのカタログも展示される

プレイステーション 3の『グランツーリスモHDコンセプト』の試遊台が会場に設置。スカイラインをドライブした気分になれるかも?

パートナー企業とのコラボレーション紹介

次に、パートナー企業とのコラボレーション活用や製品が紹介された。パートナー企業は、タカラトミー、ぴあ、ヤフー、ポリフォニーデジタル、ローソン、ワーナーミュージック・ジャパンの計6社。

タカラトミーでは、着せ替え人形「リカちゃん」が研修生として日産自動車の広報部に入社、広報活動を行っているという設定を紹介したほか、実際の商品としてチョロQ関連グッズを発売することを発表した。ぴあとヤフーは前述した複合型コンテンツの制作で協力。ローソンでは、「スカイライン50th 軌跡の名車コレクション」として缶コーヒーにおまけのミニカーを付属して販売する。また、ワーナーミュージック・ジャパンは歴代スカイラインのCMで使用された曲のコンピレーションアルバムを制作・発売するという。