The DocBook Doclet projectは20日(ドイツ時間)、DocBook Docletの最新版となる「DocBook Doclet 1.8(以下、dbdoclet)」を公開した。dbdocletはJavaで開発されたドキュメンテーションツール。JavaソースコードドキュメントからDocBookコード(OASISが定義する標準の文書フォーマットに準拠したデータ)を生成できる。Javaソースコードのリファレンスハンドブックを作成したい場合などに活用できる。

スタンドアロンアプリケーションは、HTMLドキュメントからDocBookドキュメントへの変換プログラムとしても活用できる。また、ドキュメントプロジェクトを管理し、PDFファイルを生成するためのSwingアプリケーションも用意されている。

1.8は主にバグの修正を中心としたメジャーリリース。いくかのバグが修正されているため、dbdocletユーザは1.8の採用を検討されたい。成果物は、JDK 1.4とJDK 1.5の両方のバージョンが用意されている。同成果物は、GNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2のもとでオープンソースソフトウェアとして公開されている。