赤坂のAGAクリニックおすすめ3選！　薄毛・発毛治療の費用と内容を解説

薄毛や抜け毛で悩んでいる人にとって重要なのは、放置せずに早めに専門の医師の診察を受けることです。

そこで今回は、東京・赤坂エリアでおすすめのAGAクリニックを3院ご紹介します。

院によって料金設定や治療方法に特徴は異なります。ぜひ、自分に合ったクリニック選びの参考にしてください。

赤坂のおすすめAGAクリニック3選

今回紹介する赤坂エリアで治療が受けられるおすすめのAGAクリニックは、以下の3院です。

クリニック名	特徴
クリニック フォア	初回からオンライン診療が可能。予防プランなら初月0円※で開始できる
赤坂おだやかクリニック	AGA治療2回目以降は3カ月分の薬を処方
赤坂メディカルMクリニック	無料相談メールを受付

クリニック フォア

赤坂おだやかクリニック

赤坂メディカルMクリニック

薄毛の原因AGAとは

AGAとは、Androgenetic Alopeciaの略で、男性型脱毛症を意味します。

男性ホルモン「テストステロン」の変化によって思春期以降に発症し、生え際や頭頂部の毛髪が薄くなるのが特徴。

日本皮膚科学会が発行している『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン（2017版）』によると、報告されている年代別の発症頻度は、20代で約10％、30代で20％、40代で30％、50代以降で40数％と、年齢とともに高くなる傾向があります。

日本人男性の約30％に発症するといわれているため、薄毛の原因の多くはAGAと考えられます。

しかし、薄毛の原因はAGAだけではありません。

ストレスが原因の「神経性脱毛症」や、人間の皮膚に存在する真菌（カビの一種）であるマラセチア菌の増殖が原因の「脂漏性脱毛症」など、AGA以外の脱毛症の可能性もあります。

正しい治療を行うためにも、薄毛が気になったら自己判断せずに、まずはカウンセリングや診察を受けて、薄毛の原因を知ることが大切です。

なお、AGAについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。

＞＞【AGAとは】男性型脱毛症って何？　原因や特徴、治療について解説！

AGA治療について

AGA治療を始めようとする一方で、治療に対し不安や疑問を感じている人も少なくないかもしれません。ここからは、AGA治療について確認していきます。

AGAの治療方法

AGAには、以下のような治療方法があります。

治療の種類	内容
内服薬	抜け毛を抑制する治療薬の処方 ※ジェネリック医薬品やオリジナルの薬を扱っているクリニックもあり
外用薬	発毛効果を促進する外用薬の処方
育毛メソセラピー	有効成分を頭皮に直接注入 ※一般的に単独で行うものではなく、普段、内服薬や外用薬で治療している人が、より効果を実感したい場合に実施
自毛植毛	薄毛になりにくい後頭部や側頭部から、髪を生み出す皮膚組織ごと採取して薄毛が気になる部分に移植

クリニックによって実施している治療や、取り扱いのある治療薬は異なります。

まずは気になるクリニックが、どんな治療方法を行っているか確認してみましょう。

なお、内服薬と外用薬による治療はほとんどのクリニックで行っています。

しかし育毛メソセラピーと自毛植毛は、実施していないクリニックもあるので、希望する場合は注意してください。

AGA治療薬の副作用

AGA治療薬には、以下のような副作用が出る可能性があります。

治療薬	内容
内服薬	性欲減退、肝機能障害、動悸、頭痛、発熱、吐き気、むくみなど
外用薬	頭皮の発疹、発赤、かぶれ、頭痛、動悸、めまい、体重増加、むくみなど

副作用と聞くと不安に感じてしまいますが、普段、薬局で買う風邪薬などにも副作用の可能性はあります。

クリニックでは医師による診療を行った上で適切に処方し、できる限りリスクを軽減しているため、心配し過ぎる必要はないでしょう。

ただし、持病や服用している薬のある人は治療が行えない場合もあるため、診察時に相談してください。

AGA治療でかかる費用

AGA治療で発生する主な費用は、以下の通りです。

・カウンセリング料
・初診料、再診料
・検査料
・治療費

カウンセリングでは、薄毛や治療に対する悩みや不安を相談することができます。なお、カウンセリングを受けたからといって治療をスタートする必要はありません。まずは相談することから始めてみてくださいね。

AGA治療費について

AGAは、健康や生命に直接かかわる病気ではないため、保険診療の対象外となっています。治療にかかる費用は、AGAの進行具合や使用する治療方法や治療薬によって変わってきます。

同じ成分を含んでいても、一般的には先発医薬品よりジェネリック医薬品（後発医薬品）の方が、研究開発費が少なく済んでいる分、安く設定されています。

また、先述の4つの治療方法の中で治療費が高いのは自毛植毛ですが、自毛植毛は根本から改善するため、継続して治療を行う必要がありません。そのため、人によっては継続して薬を服用するよりも、自毛植毛の費用の方が結果的に安くなることもあります。

なお、各治療方法の料金相場については、こちらの記事で解説しています。

＞＞AGA（薄毛）治療にかかる費用はいくら？　治療ごとの料金相場を調査

AGA治療の効果

AGA治療の効果を実感するまでの期間は個人差がありますが、早い人で約3カ月、一般的には約6カ月で実感する人が多いようです。

AGA治療は即効性がないという特徴があります。すぐに効果が実感できないからといって、自己判断で治療をやめてしまわないようにしましょう。

治療を継続するほど効果を実感しやすいといわれているため、焦らずに治療を続けることが大切ですね。

なお、治療開始後10日～1カ月くらい経過した頃に、抜け毛が増えることがあります。これは、乱れていたヘアサイクルが正常に戻る過程で起こっている脱毛症状で「初期脱毛」と呼ばれています。

「初期脱毛」は、長くても3カ月ほどで症状が治まります。薄毛治療をしていて抜け毛が増えると焦ってしまいますが、自己判断で治療を中断しないようにしましょう。心配な人は医師に相談してみてください。

AGA治療の効果が出るまでの期間について、詳しくはこちらの記事で解説しています。

＞＞AGA治療で効果が出るまでの期間はどれくらい？　やめるとどうなる？

AGA治療のやめ時

AGAは進行性の病気のため、完治はないと考えられており、治療をやめると再度AGAが進行し、治療によって生えた髪の毛はまた抜けていってしまいます。

そのため、満足できる状態まで症状が改善すると、治療をやめるのではなく薬を減らしていきます。

例えば、「脱毛を抑制する働き」と「発毛を促進する働き」をする薬を服薬していたら、「発毛を促進する働き」の薬を減らして、現状維持を目指します。

どの段階で減薬していくかは、医師と相談しながら決めていきます。

薄毛が改善すると、自己判断で服用を中止する人もいますが、急激に抜け毛が増えて、数カ月で治療前とほぼ同じ状態まで戻ってしまう人もいるため、絶対にやめましょう。

個人輸入による薬での治療

「治療費用を安く済ませたい」「近くにAGA治療を行っているクリニックがない」などの理由で、日本では市販されていない治療薬の個人輸入を検討している人もいるのではないでしょうか。

実際、個人輸入の薬を服用している人もいるようですが、デメリットが多いためおすすめはしません。

個人輸入薬のデメリット

個人輸入による薬の主なデメリットは以下の5点です。

・説明書が分かりにくい
→個人輸入で購入できるAGA治療薬は海外産のため、服用方法や服用にあたっての注意点などは全て外国語で表記されています。外国語が分からなければ、注意点などを理解しないまま服用することになってしまいます。

・重篤な健康被害が生じても保証がない
→クリニックで処方された医薬品や薬局で購入した医薬品には、「医薬品副作用被害救済制度」という保証制度があります。これは、適正に使用したにもかかわらず、副作用によって重篤な健康被害が生じた場合に医療費や年金などが給付される公的な制度です。

個人輸入の薬では、この「医薬品副作用被害救済制度」が適用されません。服用方法を守って服用した上で重篤な健康被害が生じても保証されないというリスクがあることを覚えておきましょう。

・偽造薬や粗悪な薬を購入する可能性がある
→個人輸入による薬を購入すると、偽造薬や粗悪な薬を購入してしまう可能性があります。中にはパッケージだけ有名な治療薬のものになっていて、中身は違う薬が入っていることもあるようです。

・医師の診察を受けながら服用できない
→AGA治療クリニックでは、その人の病歴や体調、症状に応じて薬が処方されますが、個人輸入による薬の服用では事前診察が受けられません。また、服用中の体調チェックも全て自己判断になってしまいます。

このように、個人輸入の薬にはたくさんのデメリットがあります。

個人輸入薬のメリットは何といっても価格の安さですが、偽造薬や粗悪な薬の見分けはつきにくいものです。また、服用によって健康被害を受けた場合、クリニックに通って治療を受ける以上の費用がかかってしまう可能性があることを覚えておいてください。

AGA治療薬の個人輸入についての詳細は、こちらの記事で解説しています。

＞＞AGA治療薬の個人輸入は危険って本当？　メリット・デメリットを解説