【医師監修】白髪の対策方法!原因からおすすめの食べ物・サプリまで徹底解説

年を重ねると共にさまざまな変化が気になります。その一つが「白髪」です。いつの間にか白髪が増えていて、髪をかきあげた時に驚いたという方も少なくないでしょう。

「年だから仕方がない」とあきらめがちな白髪ですが、白髪の仕組みや白髪になる原因などを知ることで、対策を立てることも不可能ではありません。また、対策を講じることで今の白髪だけでなく、将来の白髪を少なくできる可能性もあると言えるでしょう。

この記事では、白髪の原因や根本的な対策方法を医師監修のもと解説。さらに、おすすめの白髪染めまで紹介します。白髪に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

※記事内の紹介商品は監修者が推奨しているわけではありません

【医師監修】白髪の仕組み

白髪対策をするためには、まず白髪の仕組みについて知ることが必要です。まずここでは、白髪の仕組みについて説明します。

白髪とは髪がどのような状態になることを指すのか、なぜ白髪になるのか、白髪を回復させることはできるのかなどについて、美容皮膚科医である円戸望先生に解説いただきました。

白髪の状態とは

白髪とは、黒色や茶色の髪が白くなることを指します。髪が黒色や茶色になっているのは、髪の内部に含まれているメラニン色素によるものです。

髪そのものとメラニン色素とは別々に作られます。髪が頭皮にある「毛球部」で作られる際は、まだ色が無い状態です。その色が無い状態の髪に、色素細胞で作られたメラニン色素が加わることによって色が付きます。このメラニン色素が何らかの原因で十分に作られなくなると、髪に色が付かず白髪になるのです。

白髪の回復は可能?

結論から述べると、原因の対策が可能な場合、白髪を黒髪に回復させることは可能です。先に述べた通り、色素細胞の中で、何らかの原因によりメラニン色素が十分に作られなくなったことによって、髪に色素が付かず白いままになります。

よって、その原因を取り除いてメラニン色素が作られるようにすれば、生えてくる髪に色素が付き、白髪を回復させることが可能だと言えるでしょう。

【医師監修】白髪の原因

次に、色素細胞でメラニン色素が作られなくなってしまう原因についてです。

白髪の原因、つまりメラニン色素が作られなくなる理由として挙げられるのは、主に次のようなものなのだそう。

  • 加齢
  • 遺伝
  • 栄養不足
  • ストレス

それぞれの原因について、円戸先生に詳しく解説いただきました。

加齢

メラニン色素が作られなくなる原因として、まず挙げられるポイントが「加齢」です。

身体を構成している多くの細胞が加齢によって働きが悪くなりますが、色素細胞も同様に加齢によって働きが悪くなります。また、細胞そのものの働きが悪くなるだけでなく、加齢によって血流が悪くなることも影響します。

加齢によって色素細胞の働きや血流が悪くなると、メラニン色素が十分に作られません。そのため、髪に色を付けることができなくなるので白髪になってしまうのです。

また、髪は4~6年のサイクルで抜け落ちて生え変わりますが、その際に色素細胞も失われます。若いうちは新しい髪が生えてくる時に色素細胞も再生するのですが加齢によって再生しない色素細胞が増加してくるのです。

加齢によって色素細胞の働きが悪くなったり再生されにくくなったりすることが原因で白髪になっている場合は、原因を取り除いて白髪を回復させることは難しいかもしれません。とは言え、必ずしも加齢が原因とは言い切れないので、諦めずにしっかり対策を取ることが大切です。同時に、「白髪を隠す」ことに注力してみると良いでしょう。そのおすすめの方法については、後ほど筆者が詳しく紹介します。

遺伝

次に白髪の原因として挙げられるのが「遺伝」によるものです。若いうちから白髪になる人や白髪になりやすい人がいます。このようないわゆる「若白髪」の原因として考えられているのが、遺伝的な要因です。

両親や親せきに若くから白髪になっている人や白髪が多い人がいれば、早くから白髪になったり白髪が多くなったりする確率が高いと言えるでしょう。

遺伝によって左右されるのは「白髪が生えやすい」という要因です。つまり、メラニン色素が生成されにくい体質などが遺伝し、白髪が生えやすくなると言われています。

遺伝による白髪に関しては、絶対的な解決方法はありません。そのため、遺伝による白髪が気になる場合は白髪染めなどを使ったカラーリングでカバーするのがおすすめです。

栄養不足

「栄養不足」も白髪の原因として挙げられます。色素細胞がしっかりと機能してメラニン色素を作るためには、十分な栄養分が必要です。その栄養分が不足すると細胞が正常に働かないため、結果として白髪になってしまいます。

髪が健康に生えるためやメラニン色素を作る色素細胞がきちんと機能するためには、主に次のような栄養分が必要です。

<タンパク質(アミノ酸)>
髪の成分の90%以上は、「ケラチン」というたんぱく質の一種です。ケラチンは18種類のアミノ酸から生成されています。中でも、「L-リジン」と「チロシン」と呼ばれるアミノ酸が特に大切です。

L-リジンは、肉類や卵、大豆などに多く含まれているアミノ酸。しじみなどから摂れる、「オルニチン」と共に摂取することで髪の育成を促します。チロシンは、メラニン色素の原料となるアミノ酸のひとつです。チーズや大豆に多く含まれています。

<ミネラル>
髪の育成に大切なミネラル。その中でも重要なのは「アルギン酸」と「亜鉛」です。アルギン酸は、海藻などのヌメリ部分に多く含まれています。主に髪を保護したり乾燥を防いだりする役割があります。

亜鉛は、髪に必要なタンパク質を吸収しやすくするために必要です。魚介類やナッツ、種子類などに多く含まれています。

<ビタミン>
さまざまなビタミンの中でも、髪に大切なのが、「ビタミンC」と「パントテン酸」です。ビタミンCは、髪を育成するために欠かせないコラーゲンの生成に必要になります。また、パントテン酸は、ビタミンB群に含まれる物質で、細胞やホルモンなどの生成に欠かせない栄養素です。

これらの栄養素が不足すると髪やメラニン色素の正常な育成が妨げられてしまうため、白髪の原因になると考えられています。

ストレス

「ストレス」もまた、白髪の原因になり得ると言われています。ストレスが白髪の原因になる理由として挙げられているのが、次の2点です。

<血行不良になるため>
ストレスがかかると血管が収縮するため血流や血行が悪くなります。血行が悪くなると、頭皮や髪を健やかに保ったりメラニン色素を生成したりするために必要な酸素や栄養分が十分に運ばれなくなってしまうため、白髪の原因になってしまうのです。

<頭皮の皮脂分泌が盛んになるため>
ストレスが過剰にかかると、通常よりも強く働くようになるのが交感神経です。交感神経が強く働くと皮脂の分泌が活発になり、過剰な頭皮の皮脂が白髪の原因になると言われています。

頭皮で過剰に分泌された皮脂は、空気に触れると酸化をします。この酸化した皮脂が「過酸化脂質」です。

過酸化脂質が頭皮に増えると雑菌の増殖につながります。メラニン色素はメラノサイトにチロシナーゼという酵素が働きかける、生体反応のサイクルの中で合成されます。この反応が正常に機能するためには頭皮の水分量や栄養素など、頭皮の環境が整えられている必要があります。しかし、頭皮の雑菌が増殖すると、これらの生体反応のサイクルを阻害し、色素細胞の働きを抑制してしまう可能性があります。結果、白髪が増える原因になるのです。

また、過酸化脂質と頭皮の雑菌とが混ざると刺激物質となり、フケやかゆみを引き起こすだけでなく、毛穴に詰まって抜け毛やうねり毛の原因にもなります。

【医師監修】白髪を根本的に対策する方法5選

白髪になる原因や原因と考えられているものがわかったところで、具体的に白髪を根本的に対策する方法にはどのようなものがあるのでしょうか。

円戸先生によれば、根本的に白髪対策をしたり、白髪改善につながったりする方法として挙げられるのは、次のようなポイントだそう。

  • 白髪に効果的な食べ物を摂る
  • 栄養が足りない場合はサプリを取り入れる
  • ストレスや睡眠不足の対策として生活習慣を改善する
  • 頭皮マッサージを試してみる
  • 育毛剤を活用してみる

これらのポイントを一つずつ円戸先生に詳しく説明してもらいました。

白髪に効果的な食べ物を摂る

まず、白髪対策としておすすめなのが、白髪に効果的な食べ物を摂ることです。白髪に効果的だと考えられる食べ物には、毛根や色素細胞などの働きを正常化したり活発にしたりすると考えられている栄養素が豊富に含まれています。

例えば、下記のような食べ物や食事法がおすすめです。

<タンパク質を含む食べ物>
髪の育成のためにタンパク質は欠かせません。健康な髪を作ったり白髪を改善したりするためには、良質なタンパク質を摂取することが大切です。

良質なタンパク質を含む食べ物として、次のようなものが挙げられます。

  • 豆類(大豆など)
  • 肉類
  • 魚類
  • 亜鉛を含む食べ物

健康な髪のためには、亜鉛を摂取することが大切です。強亜鉛は髪の育成に欠かせない栄養素ですが、女性は不足しやすいと言われているので積極的に摂取するようにしましょう。

亜鉛が多く含まれている食べ物として、次のようなものが挙げられます。

  • 牡蠣
  • レバー類
  • 牛肉

< チロシンを多く含む食べ物>
メラニン色素の原料になっているのが、チロシンというアミノ酸の一種。チロシンの減少が白髪になる原因の一つだと言われています。そのため、チロシンを含む食品を積極的に摂ると白髪改善効果が期待できるでしょう。

チロシンを多く含む食べ物として、次のようなものが挙げられます。

  • チーズ
  • 納豆
  • 豆腐
  • バナナ

<ヨードを多く含む食べ物>
ミネラルの一種であるヨードには、色素細胞の働きを活発にするよう助けてくれる働きが期待できます。ヨードは海藻類に多く含まれていることで有名です。

ヨードを多く含む食べ物として、次のようなものが挙げられます。

  • ひじき
  • わかめ
  • のり
  • とろろ昆布
  • もずく
  • 黒ゴマ

栄養が足りない場合はサプリを取り入れる

白髪に効果的な食べ物を摂取しようとしても一日に食べられる量は限られています。また、毎日続けるのは大変です。そのような時は、白髪に効果があると考えられている栄養素のサプリメントが役に立ちます。

白髪に効果があると言われている主なサプリメントは、ビタミンやミネラルをバランスよく配合したものです。マルチミネラル剤やビタミン剤などが適していると言えるでしょう。また、カルシウムやタンパク質(コラーゲン)などのサプリメントも効果があると考えられています。

ただし、サプリメントは白髪を「治す」ものではありません。あくまでも食事で摂りきれない栄養素を補充する目的での利用がおすすめです。

ストレスや睡眠不足の対策として生活習慣を改善する

ストレスは白髪の原因になると考えられていますが、睡眠不足もストレスを招くことから白髪の原因になると言われています。そのため、ストレスや睡眠不足の対策として、生活習慣を改善することも白髪対策として効果的であると言えるでしょう。

例えば、ストレス発散方法として次のようなものがあります。

  • ハッピーエンドの映画やドラマをみる
  • 美しい絵を鑑賞したり音楽を聴いたりする
  • 気のおけない友人とおしゃべりする
  • 趣味やおしゃれを楽しむ時間を作る

また、睡眠不足の対策方法として、次のようなものが挙げられます。

  • 景色のよい場所で軽い運動や散歩をする
  • バスタイムは少しぬるめのお湯にしっかりとつかる
  • 夜の食事時間に気をつける
  • 夜にカフェインを摂らない
  • 寝る前にスマホやパソコンなど使わない

ストレス発散や睡眠不足解消に効果的な方法は個人差があるため、自分に合ったものを見つけることが大切です。しかし、いずれの方法でも「これをしなければ」と義務感を感じると逆効果になります。無理なく楽しみながらできる方法を探してみてください。

頭皮マッサージを試してみる

頭皮や髪を健康に保つためには、血流や血行をよくすることが欠かせません。

そこで、頭皮や髪の健康や白髪の改善に効果的だと言われているのが、頭皮マッサージです。頭皮マッサージで血行が改善されると、頭皮や毛根に酸素や栄養素が届きやすくなるので、白髪の改善に役立つと言えます。

おすすめの頭皮マッサージ方法は、次の通りです。シャンプー中や入浴後に行ってみましょう。

① 親指を使って、後頭筋から上の方をほぐしていく

② 両手で頭を掴み、後ろに向かって円を描くようにほぐしていく

③ 指の腹で、生え際から頭頂部に向かってほぐしていく

乾いた状態で行うと摩擦で髪や頭皮を傷めてしまうので、シャンプーの時に行ったりヘアオイルをつけてから行ったりするとよいでしょう。

ヘアオイルをつける場合は、頭皮の血行促進効果や髪に栄養を与える効果が期待される成分が含まれているものを使うと一石二鳥です。頭皮マッサージにはリラックス効果やストレス低減効果もあると言われているので、積極的に実践することをおすすめします。

育毛剤を活用してみる

白髪対策方法の一つとして、育毛剤の活用も挙げられます。「抜け毛ではなく白髪対策なのになぜ育毛剤なの」と思われる方もいるかもしれません。しかし、育毛剤には次のような頭皮環境を整えてくれる効果が期待できるため、白髪の対策方法としても効果的だと考えられています。

<頭皮環境改善効果>
育毛剤には、抗炎症作用成分が含まれています。これにより、頭皮の炎症を未然に防ぐことで、白髪になる一因であると考えられる頭皮環境の改善が期待できます。

<血行促進効果>
育毛剤には、毛根の働きを促すために必要な血行を促進させるための成分が含まれています。この働きによって血行が改善されると、メラニン色素を作る色素細胞も活性化されるため、白髪の改善効果が期待できるでしょう。

<雑菌繁殖防止効果>
育毛剤には、雑菌繁殖防止の成分も含まれています。雑菌が繁殖すると毛穴が詰まったり炎症を引き起こしたりするので、それらを防ぐためです。毛穴の詰まりや炎症が白髪の一因にもなり得るため、雑菌防止効果のある育毛剤は、白髪対策にも効果があると考えられるでしょう。

【筆者おすすめ】目立つ白髪は白髪染めを使ってカラーリングしよう!

出典:公式サイト

白髪になると考えられている原因によっては、対策を講じて白髪を減らすことも可能です。しかし、生えている白髪をすぐに何とかしたい場合や、加齢が原因の場合だと対策を立てても間に合わないこともあります。

今ある目立つ白髪をすぐに隠す方法としておすすめなのが白髪染めの活用です。そして、美容室に行くのが面倒だけれど自分でうまく染める自信がない、という方に筆者がおすすめしたいのが、強「ヘアボーテ エクラ ボタニカルエアカラーフォーム」(医薬部外品)です。

ボタニカルエアカラーフォームは泡タイプの白髪染めなので、白髪を染めるのにあまり慣れていない方でも髪全体に塗りやすくなっています。また、染める成分が1剤式なので、髪や頭皮への負担が少ないことも特徴の一つです。

一般的な白髪染めは、脱色剤(ブリーチ剤)と染料との2剤を混ぜて化学反応を起こし、髪を染める仕組みになっています。しかし、ボタニカルエアカラーフォームは脱色剤やキューティクルを開く成分が含まれておらず、泡状の染料が空気と反応して発色する仕組なので、髪を傷めにくい点がメリットです。

また、髪に潤いを与える成分だけでなくツヤと輝きを与える成分も入っているので、髪を美しく染める効果が期待できます。放置時間は最短5分。使いたい分だけプッシュして残りはとっておけるので、気になる部分や生え際だけでもすぐに使え白髪るのもうれしい点です。

今すぐに何とかしたい気になる白髪は、泡タイプの白髪染め「ボタニカルエアカラーフォーム」で上手に隠して、白髪を改善するための対策をぜひ試してみてください。

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白髪の仕組みをしっかり理解した上で、白髪対策をしてみよう!

本記事では、白髪の原因から白髪対策方法まで紹介していきました。しっかり白髪を対策するためには、生活習慣の改善が欠かせません。

その上で、白髪染めアイテムで徹底的にケアするのがおすすめです。白髪に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

(文・はやのあ、監修:円戸望)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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