DApp(Decentralized Applications:分散型アプリケーション)開発インフラ「Bunzz」を運営するBunzzは11月2日、Web3領域に参入したいエンタープライズ向けに、事業立ち上げのコンサルティングからシステム開発、PoC(Proof of Concept:概念実証)の実施を支援するサービス「Bunzz for Enterprise」の提供を開始することを発表した。

事業コンサルティングでは、Web3やブロックチェーン領域のキャッチアップからリサーチフェーズにある企業、または、具体的な事業構想を固めたい企業に向けて、Web3ドメインエキスパートの視点と知見からコンサルティングを提供する。ビジネスに必須な業界知識や成功事例などを通じて、ケーパビリティの獲得を伴走型で支援する。

  • Web3事業コンサルティングのサービス内容

    Web3事業コンサルティングのサービス内容

Web3事業のシステム開発では、Web3事業のシステム開発に対応できる人材や提携先が不足している企業に向けて、BunzzのWeb3エンジニアチームが開発をサポートする。Bunzzがサービスを提供する中で蓄積してきた200種類以上のスマートコントラクトのテンプレートも利用可能だという。スマートコントラクトのスクラッチ開発の他に、フロントエンドやバックエンドにも対応可能だ。また、セキュリティ監査やスマートコントラクト管理ツールも提供する。

  • システム開発のサービス内容

    システム開発のサービス内容