Windows 11で追加された新機能の一つに「ウィジェットパネル」がある。これは、天気予報や株価情報、スポーツニュースなどといったコンテンツをウィジェットとして配置することができるパネルで、タスクバーからワンタッチで開くことができる。しかし、残念ながら現時点ではまだ配置できるウィジェットがMicrosoftが公式に提供しているものに限られており、自由度はそれほど高くないという問題がある。

この状況が間もなく変わるかもしれないと、Microsoft関連の技術メディアであるMSPoweruserが以下で2022年1月16日に伝えた。

このニュースは、Windows開発者のFireCube氏によるTwitterへの投稿に基づいたものである。同氏は、MicrosoftによるApp Storeポリシーのドキュメントの一部を公開し、「Microsoftは間もなくサードパーティ製のウィジェットを正式に発表するようです」とツイートしている。

  • FireCube氏によるTwitterへの投稿

    FireCube氏によるTwitterへの投稿

ポリシードキュメントには、開発者が自作のウィジェットをユーザーから発見されやすくする方法、およびMicrosoft Storeにウィジェットを公開する方法に関するエントリが掲載されている模様。ウィジェットの公開方法としてはWindows Storeに加えて「Widget Board」という名前も挙げられているが、その詳細は明らかにされていない。

そのほか、サードパーティ製のウィジェットがとることができる形として、パッケージ化されたアプリ、パッケージ化されていないアプリ、Webベースのアプリの3種類がサポートされるという情報も付け加えられている。

ただし、Microsoftはまだサードパーティ製のウィジェットについて公式なアナウンスはしていない。詳細な情報を知るのはもうしばらく待つ必要がありそうだ。