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ヘッドライン

2012年12月30日(日)

大塚実の月刊宇宙開発 第7回 国際宇宙ステーションからの放出衛星「RAIKO」が成果を中間報告

和歌山大学と東北大学は12月18日、東北大学の北青葉山キャンパス(宮城県仙台市)において、超小型衛星「RAIKO(雷鼓)」の成果に関する中間報告を行った。太陽電池パドルが展開しないというトラブルがあったものの、これまでに15枚の撮影画像の取得に成功。年明けには高速通信の実験も開始するという。

[09:00 12/30]

2012年12月29日(土)

サイエンス、2013年の注目領域

米科学誌「サイエンス」は2013年の科学界の注目領域として「1細胞DNAシークエンス」や欧州宇宙機関(ESA)の人工衛星「プランク」、ロシアなどが掘削を計画している南極の「氷底湖」、ヒトの神経網マップの製作に取り組む「ヒト・コネクトーム・プロジェクト」などを挙げた。

[08:00 12/29]

2012年12月28日(金)

岡山大と東北大、酵母の全遺伝子の「限界コピー数」を測定することに成功

岡山大学と東北大学は12月26日、酵母が持つすべての遺伝子の「限界コピー数」を測定することに成功したと発表した。

[14:56 12/28]

JAXA、開発中の小惑星探査機「はやぶさ2」を初公開

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月26日、相模原キャンパス(神奈川県相模原市)において、現在開発中の小惑星探査機「はやぶさ2」をプレス向けに公開した。小惑星イトカワに着陸し、2010年6月に地球に帰還した「はやぶさ」の後継機。現在、探査機の構体と太陽電池パネルのフライト品が完成したところで、今回初めて披露された。

[10:00 12/28]

大学・研究機関のための改正労働契約法Q&A

研究員やポスドク、非常勤講師、大学院生、事務系職員などの、いわゆる「期間に定めのある労働契約」についての「改正労働契約法(労働契約法の一部を改正する法律)」が今年8月10日に公布され、2013年4月1日から本格的に施行される。

[09:57 12/28]

2012年12月27日(木)

国立天文台など、巨星を周回する2つの巨大惑星を発見

国立天文台などの研究グループは、岡山天体物理観測所の188cm望遠鏡とアングロオーストラリアン望遠鏡を用いた観測により、「HD4732」と呼ばれる巨星を周回する2つの巨大惑星を発見したことを発表した。

[18:05 12/27]

M82銀河の銀河風は4万光年先まで到達している - すばる望遠鏡

国立天文台などの研究グループは12月26日、爆発的星形成銀河M82からの爆風波として飛び出したガスが、M82銀河本体から約4万光年離れた「M82の帽子」と呼ばれるガス雲に衝突して光っていることを、すばる望遠鏡による観測から突き止めたと発表した。

[17:39 12/27]

植物を食べる昆虫の性質は、周辺昆虫種の組成に依存して進化してきた -北大

北海道大学(北大)は、自然界の種の多様さと関わり合いの複雑さが種の進化にどのように作用するのかを調査するため、ヤナギを食べる多様な昆虫種を国内とフィンランドのさまざまな地域で調査した結果、地域ごとに異なる昆虫種の組成が、それらの昆虫種と同じヤナギを食べるヤナギルリハムシの"味の好み"を地域ごとに多様に進化させていることを確認し、昆虫種が、その組成に依存して、植物の被食応答を介して特異な植物の状態を作り出し、それが昆虫の性質の多様化を促進することを明らかにしたと発表した。

[16:48 12/27]

東大、稲穂にできるコメ粒の数を決定する遺伝子「TAWAWA1」を発見

東京大学(東大)は、稲穂にできるコメ粒の数を決定する遺伝子を発見し、「TAWAWA1」と命名したことを発表した。

[15:55 12/27]

ミカンが閉経後の骨粗しょう症を防止!?

ミカンをよく食べている閉経後の女性は骨粗しょう症になりにくいことが、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)果樹研究所による浜松市北区の旧・三ヶ日町の地域住民457人(男146人、女 311人)を対象とした4年間の追跡調査で明らかとなった。

[12:28 12/27]

NEDO、燃料電池の性能向上を目指した専用ビームラインをSPring-8に設置

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は12月26日、電気通信大学(電通大)が、大型放射光施設「SPring-8」に燃料電池専用の「先端触媒構造反応リアルタイム計測ビームライン(BL36XU)」を設置し、竣工式典を行ったことを発表した。

[09:00 12/27]

アルマ望遠鏡、1億34000万個のプロセッサを搭載した専用スパコンを設置

国立天文台は12月25日、チリのアタカマ砂漠で建設が進むアルマ(ALMA)望遠鏡(アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計:Atacama Large Millimeter/submillimeter Array)に高性能スーパーコンピュータ(スパコン)「アルマ相関器(ALMA Correlator)」が搭載されたことを発表した。

[08:00 12/27]

2012年12月26日(水)

東北沖の海底津波計が運用開始

気象庁は、津波の発生をいち早く検知するために東北地方の太平洋沖合に設置を進めている3基の海底津波計のうち、機能を確認した2基の運用を開始した。東日本大震災(昨年3月11日)をもたらした「東北地方太平洋沖地震」のような日本海溝付近で起きた津波の場合、場所によっては地震発生後10分程度で捉えることができるという。南海トラフ域での津波などを含め、日本の太平洋沿岸での津波警報に活用される津波計は合計37基となった。

[17:09 12/26]

今年の世界の異常気象・気象災害

気象庁は、今年発生した世界の主な異常気象・気象災害を発表した。世界各国からの1-11月までの観測データおよび12月14日までに入手した災害情報を基に速報としてまとめたもので、確定値による資料は来年1月15日に同庁のホームページ「世界の天候」で発表する。

[07:00 12/26]

2012年12月25日(火)

産総研、「ヘリウムイオン顕微鏡」による像を予測する計算技術を開発

産業技術総合研究所(産総研)は12月21日、「ヘリウムイオン顕微鏡(HIM)」像を予測する計算技術を開発。ナノデバイス開発に重要な役割を果たすグラフェンの観察に応用しHIM像のシミュレーションを実施、グラフェンの格子像を観測するために必要なHIMの解像度を求めたことを発表した。

[13:56 12/25]

2012年12月22日(土)

サイエンス、今年の“10大成果”

米科学誌「サイエンス」は、今年の科学界における10大成果を発表した。最も顕著な成果「ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー、2012」として、日本を含む欧州合同原子核研究所(CERN)の国際チームによる、物質の質量の起源となる「ヒッグス粒子」に関する発見を選んだ。

[07:00 12/22]

2012年12月21日(金)

NIMS、固体表面や生物中のセシウムの分布を蛍光で可視化できる超分子を開発

物質・材料研究機構は12月20日、固体表面や生物中におけるセシウムの分布を蛍光により可視化できる「超分子」材料を開発したと発表した。

[17:10 12/21]

BIOMOD 2012成果報告会 - 学生たちはいかに国際大会で好成績を収めたのか

東北大学のTeam Sendaiが総合優勝、東京工業大学のTITECH NANO JUGGLERSが総合3位を獲得した、今年で2回目となる学部生が対象の国際生体分子デザインコンペティション「BIOMOD 2012」の成果報告会が11月22日に実施されたので、その模様をお届けする。

[14:00 12/21]

JAXA、地球超高層大気撮像観測ミッションの初観測データ取得を発表

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月21日、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟船外実験プラットフォーム「きぼう」からの地球超高層大気撮像観測ミッション「ISS-IMAP」が初の観測データを取得したことを発表した。

[13:22 12/21]

JAXA、スプライト及び雷放電の高速測光撮像センサの初観測データを取得

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月21日、2012年7月21日に種子島宇宙センターから打ち上げられた「HTV-3(こうのとり3号機)」によって国際宇宙ステーション(ISS)に送られた「スプライト及び雷放電の高速測光撮像センサ(JEM-GLIMS)」を用いて、雷放電発光を観測することに成功したと発表した。

[13:03 12/21]

2012年4月に米国に落下した隕石は、約5万年前に母天体から放出された -九大

九州大学(九大)は12月20日、2012年4月22日に米国カリフォルニアで目撃された約5秒間の火球発光を生じた隕石の試料の希ガス同位体分析を行った結果、同隕石がプレソーラー粒子を含む始原的な物質であること、ならびに隕石母天体表面で太陽風の照射を受けたこと、母天体脱出後、約5万年ほど漂った後に地球に落下してきたことなどを明らかにしたと発表した。

[12:16 12/21]

セルロースミクロフィブリルの引張破断強度は鋼鉄の約10倍 - 東大が解析

東京大学(東大)は12月20日、セルロースが植木などの細胞壁において形成している「セルロースミクロフィブリル」をキャビテーション法と統計的手法で解析した結果、2~6GPaの引張破断強度を持つことを確認したと発表した。

[10:16 12/21]

脊椎動物の起源か!? - 理研、ヌタウナギの下垂体/口/鼻の起源を解明

理化学研究所(理研)は12月20日、深海に棲む原始的な脊椎動物「ヌタウナギ」の頭部の発生過程を詳細に観察した結果、各種ホルモンを分泌する下垂体が外胚葉起源であることを確認したほか、円口類に独自の発生過程があることを発見したと発表した。

[09:56 12/21]

NIBB、根粒と茎頂分裂組織を共通して制御する遺伝子を発見

基礎生物学研究所(NIBB)は12月20日、マメ科植物と根粒菌の共生の場である「根粒」が、根から分化する過程を制御する新たな遺伝子を発見したと発表した。

[09:00 12/21]

ヘリウム3の単原子層膜は自然界で最も低密度の液体である - 東大が発見

東京大学(東大)は12月20日、グラファイト表面にヘリウム3の単原子層膜を吸着させた2次元ヘリウム3原子系の熱容量を、絶対零度に近い2mKの超低温度まで測定し、この系が、量子気体になるのではなく、これまで知られるどの液体よりも低密度の液体相の「水たまり(パドル)」状に凝縮し、それ以外の基板表面は真空となることを発見。さらに、これが2次元ヘリウム3原子系の普遍的な性質であると結論付けたことを発表した。

[08:30 12/21]

環境ダイオキシン、子どもの心にも影響か!?

東京大学大学院医学系研究科・疾患生命工学センターの遠山千春教授や掛山正心助教らのグループは、残留性有機汚染物質のダイオキシン※を微量投与した母マウスから生まれたマウスが、成長後に脳の柔軟性が低下し、集団行動に異常が生じることを突き止めた。母体に取り込まれた環境化学物質が子どもの「心の健康」を害し、精神神経症状を引き起こす可能性を示す初めての報告だという。研究論文が12日、オンライン科学誌「プロスワン(PLOS ONE)」に掲載された。

[07:00 12/21]

2012年12月20日(木)

コウモリの翼の獲得は遺伝子「Fgf10」の変化が要因か? - 筑波大が発表

筑波大学は、コウモリが翼を獲得できた仕組みを解明する一環として、翼内部(「飛膜」)に侵入する筋組織に焦点を当ててその形成過程を発生学的に調査したところ、この筋組織は既存の筋肉から「飛膜原基」の形成に伴って新たに形成されることが明らかになったと発表した。

[09:30 12/20]

2012年12月19日(水)

タイヤ側面へのフィン設置により走行時の空気抵抗を低減できる - 横浜ゴム

横浜ゴムは12月19日、走行時の車の空気抵抗を低減するタイヤ設計技術を開発したことを発表した。

[17:23 12/19]

東大など、イミダゾールが強誘電性や反強誘電性を持つことを発見

東京大学(東大)、科学技術振興機構(JST)、高エネルギー加速器研究機構、理化学研究所の4者は12月19日、生体物質であるイミダゾール系化合物が、電子材料として期待される強誘電性や反強誘電性といった分極反転機能を持つことを発見したと発表した。

[15:52 12/19]

名大、自在に異種植物同士を掛け合わせることを可能にする鍵分子を発見

名古屋大学(名大)は12月19日、同種での受精を保証する鍵分子を同定し、これを操作することで大幅に種間交雑の壁を打破することに成功したと発表した。

[14:20 12/19]

佐渡で新種のサドガエル

広島大学大学院理学研究科・両生類研究施設の三浦郁夫准教授らの研究グループは、新潟県・佐渡島に生息するカエルが新種と分かり、「サドガエル(Rugosa susurra)」と命名。その関連論文が、国際的な動物分類学誌「ズータクサ(Zootaxa)」(7日、オンライン版)に掲載されたことを明らかにした。野生種の宝庫とされる南西諸島を除く、日本の本州や近隣離島で、カエルの新種が発見されたのは22年ぶりという。

[13:19 12/19]

2012年12月18日(火)

東大など、不明だったシアノバクテリアの光受容体群の立体構造を解明

東京大学と科学技術振興機構は12月18日、医薬品医療機器総合機構、大阪大学の協力を得て、光をエネルギー源として酸素発生型光合成を行う原核生物であるシアノバクテリアの光受容体群「シアノバクテリオクロムAnPixJ(赤/緑色光変換型)」と「同TePixJ(青/緑色光変換型)」の光受容部位の立体構造を、X線結晶構造解析によって明らかにしたと共同で発表した。

[18:03 12/18]

小粒の球状太陽電池を織り込んだ布地

福井県工業技術センター(福井市)と太陽電池メーカー「スフェラーパワー」(京都市)は、直径1.2ミリメートルの手芸用ビーズのような小さな球状太陽電池を多数織り込んだ、世界初の発電できる太陽電池テキスタイル(布地)の試作に成功したと発表した。

[11:59 12/18]

ふたご座流星群を家庭用ビデオでキャッチ

ふたご座流星群の出現ピークを迎えた14日未明、サイエンスポータル編集部員が家庭用ビデオカメラで流星の動画映像を撮影した。

[07:00 12/18]

2012年12月17日(月)

理研など、「イチゴ炭疽病菌」と「ウリ類炭疽病菌」の全ゲノムを解読

理化学研究所は、京都府立大学、岡山県農林水産総合センター、京都大学、独マックスプランク研究所の協力を得て、DNA配列解析装置の次世代シーケンサーを用いて、「イチゴ炭疽病菌」と「ウリ類炭疽病菌」の全ゲノムを解読し、病原性に関与する遺伝子群候補を同定したと発表した。

[17:22 12/17]

JASRIなど、X線自由電子レーザー施設「SACLA」のXFELの密度を4万倍に強化

高輝度光科学研究センター、大阪大学、東京大学、理化学研究所、科学技術振興機構の5者は12月17日、X線自由電子レーザー(XFEL)施設「SACLA」において、原子レベルの表面精度を持つ集光鏡により、世界で最も強いX線レーザーのマイクロビームの実現に成功したと共同で発表した。

[16:32 12/17]

完全養殖クロマグロが自然界でも生き延びた

2002年に世界で初めてクロマグロの完全養殖に成功した近畿大学水産研究所(和歌山県白浜町)は、配合飼料で育った養殖クロマグロの稚魚を自然界に放流する実験に取り組み、これらの稚魚が自力生残の目安となる30日を越えて、自ら餌を捕食して生き延びていることを確認したと発表した。

[15:06 12/17]

東急建設など、トンネルの高さなどの出来形を即時確認できるシステムを開発

東急建設と九州大学(九大)大学院システム情報科学研究院の倉爪亮 教授らは12月17日、構造物出来形即時確認システム「RaVi(Real-timearchitecture Visualizer)」を開発し、国土交通省(国交省)中国地方整備局発注の「尾道・松江自動車道下本谷トンネル工事」(広島県庄原市内) へ導入したことを発表した。

[12:36 12/17]

放射性ヨウ素129は地中で安定化するので地下水に含まれにくい - 千葉大など

千葉大学は、日本原子力研究開発機構、学習院大学の協力を得て、微生物が生産する酵素「ラッカーゼ」が、土壌中を移行しやすい「ヨウ化物イオン」を酸化して土壌有機物と結合させ、安定化することを見出したと発表した。

[11:19 12/17]

2012年12月14日(金)

NIBB、シロイヌナズナのERボディに特異的な膜タンパク質を同定

基礎生物学研究所(NIBB)は、植物の防御のためのオルガネラ、ERボディの膜に特異的な膜タンパク質を同定したことを発表した。

[16:29 12/14]

近畿大など、世界初のクロマグロの完全養殖幼魚の海洋への放流実験を実施

近畿大学水産研究所(近畿大水産研)と水産総合研究センター国際水産資源研究所は12月13日に共同で、全米熱帯マグロ類委員会の協力を得て、天然資源の減少が危惧されるクロマグロについて、天然資源回復・維持に寄与できる可能性を探るため、グローバルCOEプログラムの一環として、天然資源に依存しない「完全養殖」によって生産された「種苗」を海洋へ放流するという世界初の実験を実施したと発表した。

[15:55 12/14]

無農薬/無肥料の自然栽培農法が最節水 -都市大、野菜生産の水使用量を算出

東京都市大学は12月13日、「自然栽培野菜」、「有機栽培野菜」、「慣行栽培野菜」の3種類の農法で栽培された野菜の生産から加工までに使用・消費される水の量(ウォーターフットプリント)を算出した結果、自然栽培農法が最も水の使用量が少ないことを明らかにしたと発表した。

[12:51 12/14]

乳酸菌飲料で記憶・集中力が改善!?

カルピス株式会社(本社:東京都渋谷区)の発酵応用研究所は、自社保有の乳酸菌「ラクトバチルス・ヘルベティカス(Lactobacillus helveticus)」で発酵させて作った乳酸菌飲料(殺菌済み)の飲用で、ヒトの記憶力や集中力などが改善されることを、中部大学応用生物学部の横越英彦教授との共同研究で確認したと発表した。これまでマウスの実験でこれらの効果を確かめていたが、今回はヒトでの効果を確かめた。研究結果は今月2-6日に米国・ハワイ州で開かれた国際機能性食品学会(ISNFF 2012)で発表した。

[12:48 12/14]

2012年12月13日(木)

産総研、沖縄県久米島西方海域で新たな海底熱水活動域を発見

産業技術総合研究所は12月12日、2012年8月20日~9月13日に海洋調査船「第七開洋丸」による沖縄県久米島および鹿児島県沖永良部島周辺海域の海底調査を実施し、これまでカルデラ地形を持つ海底火山や海底熱水活動が知られていなかった久米島西方海域において、新たな海底熱水活動域を発見したと発表した。

[16:26 12/13]

理研など、酵母の調査から日本は非常に生物の多様性を有していることを証明

理化学研究所と明治薬科大学は12月13日、沖縄県の西表島と北海道の利尻島を対象に生息する酵母の多様性調査を行い、両島に生息する種が現在確認されている種全体の14%を占め、それぞれに異なる多様性を有していることを明らかにしたと共同で発表した。

[16:09 12/13]

久米島西方に新たな海底熱水活動域

産業技術総合研究所は沖縄県久米島西方の海域で、これまで知られていなかった海底火山とカルデラ内での海底熱水活動域を発見したと発表した。付近には同様なカルデラをもつ海底火山が複数存在しており、熱水活動により形成されたマンガン酸化物も採取された。海底資源として有効な海底熱水鉱床が存在している可能性もあることから、引き続き海域の調査を進めるという。

[15:00 12/13]

2012年12月12日(水)

日立造船と住友化学、津波被害を受けた農地の修復技術を確立

日立造船および住友化学は12月12日、津波により塩害や微細がれき混入の被害を受けた農地の修復に向けた技術を確立したことを発表した。

[13:05 12/12]

福岡工大、人工衛星のLED光によるモールス信号を地上で観測することに成功

福岡工業大学(福岡工大)は12月11日、同大が開発した小型人工衛星「FITSAT-1」の開発グループがLED光によるモールス信号で宇宙から地上にメッセージを送る実験を実施し、信号の発信とその観測として、「Hi this is Niwaka JAPAN」と夜空にメッセージを描いたことを観測したことを発表した。

[12:57 12/12]

ふたご座流星群13-14日が見ごろ

“三大流星群”のうちでも特に観察のしやすい「ふたご座流星群」が、13日夜から14日未明にかけて見ごろとなる。国立天文台によると、今年は13日が新月となるため、月明かりが邪魔にならずに、一晩中いつでも観察できるという。

[12:12 12/12]

2012年12月11日(火)

気象データなどで遺伝子の働きを予測

作物の生育状況は気象条件によって左右される。その時に影響を受ける作物の遺伝子も解明され、データベース化もされつつあるが、実験レベルでの解明やデータであるために、まだまだ育種や栽培法などの実利用には至っていない。

[19:14 12/11]

国立大学法人10大学が若手研究者の継続的な支援の充実を求める提言を発表

国立大学法人10大学からなる国立大学法人10大学理学部長会議は12月11日、「理学の基礎研究を担う若手研究者の継続的な支援の充実を求める」と題した提言を公開した。

[13:58 12/11]

慶応大、パーソナルモビリティの評価・提案をWebで募集する実験を開始

慶應義塾大学(慶応大)グローバルセキュリティ研究所は12月10日、ロボット技術を応用した未来のパーソナルモビリティ(1人乗り移動機器)「Curimo(キュリモ)」を企画構想し、その成果をWebサイトにてプロトタイプ化し、同日よりインターネット上でアンケートによる受容性評価を開始したことを発表した。

[13:27 12/11]

群馬県、JAEAと共同で甘い香りを持つ新たな清酒向け醸造酵母を開発

群馬県立群馬産業技術センター(群馬産業技術センター)と日本原子力研究開発機構(JAEAは12月10日、JAEAが開発した新しい育種法「イオンビーム育種技術」で作り出した2000株以上の中から、風味のバランスが良く、従来の酵母にはない"甘い香り"を持つ新酵母を選出し、3年間の醸造試験を行った結果、十分な醸造適性があることが確認されたことを発表した。

[13:03 12/11]

NAIST、電流効率2000%の色が消えるエレクトロクロミック分子の開発に成功

奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)は、電気を流すと理想的な電流効率(100%)の20倍以上の高効率で、色が消えるエレクトロクロミック分子の開発に成功したと発表した。

[11:45 12/11]

2012年12月10日(月)

世界初の宇宙ヨット『イカロス』ギネス認定

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2010年5月に打ち上げた惑星間ソーラーセイル宇宙機「IKAROS(イカロス)」が世界初の“宇宙ヨット”としてギネス世界記録に認定されたと発表した。同時に、宇宙空間でのイカロスの姿を撮影した分離カメラ2台(DCAM1、DCAM2)が惑星間の世界最小の子衛星として認定されたという。

[12:59 12/10]

2012年12月07日(金)

カブリIPMUなど、CPT対称性の破れは1000兆分の1以下と検出

東京大学 国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構は12月7日、大阪大学および金沢大学の協力を得て、JAXAが打ち上げた小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」に搭載した日本独自の偏光検出器「GAP」を用いて、数10億光年彼方の「ガンマ線バースト現象」からの偏光を従来より高い精度で検出し、その長い旅路の間に光の偏りが測定できるほど光が回転していないことを明らかにし、「CPT対称性の破れ」があるとしても従来予想の1000万分の1以下よりも遙かに小さい1000兆分の1以下であることを明らかにしたと発表した。

[17:03 12/7]

生物研、気象データからイネの葉の遺伝子の働きを予測するシステムを開発

農業生物資源研究所(生物研)は12月5日、水田で育つイネ(日本晴および農林8号)のほぼ全遺伝子の働き(発現)を大規模に解析して得られたデータをもとに、気象データと移植後の日数から任意の遺伝子の働きを推定できるシステムを構築したことを発表した。

[15:46 12/7]

アリのコロニーにおける働かないアリの存在は意図的なものだった!? - 北大

北海道大学(北大)は12月7日、アリのコロニー内の労働制御機構を調べたところ、良く働くアリや働かないアリが存在するのは、個体差などではなく、自主的にそうしたシステムとして取り入れていることを突き止めたと発表した。

[13:35 12/7]

NIMS、結晶粒界で磁気物性が上昇する現象を発見 - 磁気特性の向上に期待

物質・材料研究機構(NIMS)は12月6日、純鉄の電子状態を実験的に測定し、磁気特性を表す物性値の1つである磁気モーメントが結晶粒界で上昇する現象を発見したほか、この磁気モーメントの上昇度が結晶粒界の構造によって変化することを明らかにしたと発表した。

[12:56 12/7]

太陽電池で世界最高の変換効率37.7%達成

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とシャープは、37.7%という世界最高の変換効率を持つ太陽電池の開発に成功した。

[12:26 12/7]

2012年12月06日(木)

北大、有機ホウ素化合物を安価・簡単・安全に合成する手法を開発

北海道大学(北大)は12月6日、鈴木クロスカップリング反応などに利用され、医薬品や液晶などの重要な原材料となる有機ホウ素化合物の安価・簡単・安全な新しい合成方法「シリルボラン法」を開発したことを発表した。

[14:26 12/6]

新繁殖地の島でアホウドリが初産卵

国の特別天然記念物で、絶滅危惧種にも指定されているアホウドリのひなを、繁殖地の伊豆諸島・鳥島から小笠原諸島・聟島(むこじま)に移し、新しい繁殖地をつくるプロジェクトに取り組んでいる山階鳥類研究所と環境省は5日、聟島から巣立って里帰りした雄と野生の雌との間で産卵が初めて確認されたと発表した。アホウドリは巣立ってから、ベーリング海やアラスカ沿岸、米国西海岸まで飛来するとみられており、今回、里帰りした雄は、足環から、2008年に聟島から巣立ったことが分かった。

[12:19 12/6]

東大と九大、安価な鉄錯体による常温常圧でのアンモニア等価体の合成に成功

東京大学(東大)と九州大学(九大)の研究グループは、単純で安価な鉄錯体を触媒に用いて常温常圧の反応条件下で窒素ガスを還元することに成功し、アンモニア等価体であるシリルアミンを触媒的に合成する方法の開発に成功したことを発表した。

[10:09 12/6]

中国から飛来するレアメタルの量は60年代以降、急激に増加している -東北大

東北大学は12月5日、液晶パネルやLEDなどの生産で用いられるアンチモン(Sb)やインジウム(In)といったレアメタルが中国大陸から大気降下物として飛来していること、またその蓄積速度がこの30年間で急激に増加していることを秋田県と岩手県をまたいで広がる八幡平山岳湖沼の湖底堆積物分析から明らかにした。

[08:30 12/6]

2012年12月05日(水)

人型ロボット『クラタス』登場!

人が実際に搭乗して操作できる人型巨大ロボット「KURATAS(クラタス)」が10日まで、日本科学未来館(東京・江東区)で披露されている。

[11:42 12/5]

2012年12月04日(火)

太陽に最も近い水星に氷

米航空宇宙局(NASA)は、太陽系の惑星のうち、最も太陽に近い水星の南北極域に大量の氷が存在することを示す確証を、探査機「メッセンジャー」の観測によって得られたことを発表した。

[15:36 12/4]

オキドキ、東大CASTと共同開発した光に関連した科学実験キット3製品を発売

オキドキサイエンスと東京大学(東大)サイエンスコミュニケーションサークルCASTは12月4日、小学低以上の子供をターゲットとした光に関連した3種類の科学実験キット「オキドキ実験キットCAST1、2、3」を12月6日より発売すると発表した。

[12:00 12/4]

2012年12月03日(月)

ソニー、隠れたしみなどの情報も取得可能な高精度/高速肌解析技術を開発

ソニーは12月3日、高感度・低ノイズを実現する裏面照射型CMOSイメージセンサ技術と複数の波長光源制御、および肌解析アルゴリズムなどで構成される独自の肌解析技術として、肌のきめ・しみ・毛穴・明るさ・色味など、高精度かつ高速に肌解析をする「SSKEP (Smart Skin Evaluation Program:スケップ)」を開発したことを発表した。

[16:01 12/3]

業種・肩書関係なしで未来対話

産・官・学の異業種、異分野の人たちが同じテーブルに着き、将来の社会のシステムや科学技術などの課題を自由に話し合うユニークなスタイルのワークショップが11月30日、東京都江東区の日本科学未来館で行われた。

[14:40 12/3]

小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」などがギネス世界記録に認定

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月30日、2010年5月21日6時58分22秒にJAXA種子島宇宙センターより打ち上げられた小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」、および同機体に搭載された分離カメラ(子衛星)「DCAM1/2」がギネス世界記録に認定されたことを発表した。

[12:32 12/3]

2012年11月30日(金)

直観能力はやはり訓練で向上

将棋や囲碁の棋士の強さの秘密と考えられている優れた直観能力は、脳の尾状核の活動の強さにあり、かつ訓練によって強まることが、理化学研究所などの研究チームにとって確かめられた。

[19:15 11/30]

不動でなかった地球のホットスポット

プレートテクトニクス理論が確立して以来、動かないと考えられていたホットスポットが実は動いていたことを示す新たな証拠を、山崎俊嗣・東京大学大気海洋研究所教授、アンソニー・コッペルス米オレゴン州立大学准教授、星博幸・愛知教育大学准教授らの研究グループが見つけた。

[12:16 11/30]

2012年11月29日(木)

地球内部で個別移動するホットスポット

火山あるいは海底火山は、地球内部のマントル深部からマグマが上昇して、噴出してできたものだ。こうしたマグマの上昇箇所は「ホットスポット」と呼ばれ、その位置は動かないというのが、これまで地球科学での定説だった。海底火山や火山島が連なる海山列も、マントル上層部のプレート(岩板)の運動に従ってマグマの噴出口が移動し、形成されたものと考えられていたが、近年になって、ホットスポットはプレート運動とは無関係に移動していることが分かってきた。さらに今回、東京大学大気海洋研究所の山崎俊嗣教授や愛知教育大学の星博幸准教授、米オレゴン州立大学のアンソニー・コパーズ准教授などの研究チームは、同じプレート内にあるホットスポットでも個別の移動をしていることを、海山列の掘削調査によって明らかにした。

[17:01 11/29]

若田宇宙飛行士とコミュニケーションするヒト型ロボット -2013年に打ち上げ

電通、東京大学先端科学技術研究センター(東大先端研)、ロボ・ガレージの3者は11月29日、3者が進めてきた国際宇宙ステーション(ISS)に滞在するヒト型コミュニケーションロボットの共同研究「KIBO ROBOT PROJECT」において、仕様と2013年夏の打ち上げが決定したことを発表した。

[16:36 11/29]

東大生産研と小津産業、「放射性セシウム除染布」の量産工程を確立

東京大学生産技術研究所と小津産業は11月27日、放射性セシウム吸着効果のある人工青色顔料「プルシアンブルー」と馴染みやすい不織布を用いることで、「放射性セシウム除染布」の量産工程を確立したと発表した。

[16:02 11/29]

JAMSTECなど、水深4000mの高圧環境下で使用可能な表面処理剤などを開発

海洋研究開発機構、竹中製作所、GSIクレオスの3者は11月27日、次世代の深海用機器への搭載を目的として、母材の材質に依らず、水深4000mの高圧環境下で使用可能な高分子樹脂系表面処理剤としておよびそのコーティング方法として、柔軟性を持つ高分子樹脂にカーボンナノチューブを添加して防サビ性・防食性・耐衝撃性を付加したものを開発し、これを母材にコーティングした後で熱処理を施すことで、高い密着性を持たせることに成功したと共同で発表した。

[15:51 11/29]

水産庁など、太平洋クロマグロの仔稚魚の分布調査結果を発表

水産庁は11月27日、2011年に引き続いて平成24年5月から9月にかけて、水産総合研究センター、水産大学校、石川県、鳥取県、島根県、山口県、鹿児島県および沖縄県と共同で、産卵場の特定および初期生態の解明を目的として、太平洋クロマグロの主要な産卵場である日本海および南西諸島沖で、仔稚魚の採集と水温、海流などの調査を実施し、産卵場の特定などに有意義な知見が得られたと発表した。

[15:43 11/29]

子どもの集中力と手先の練習が可能な"ぬりえ"のiPadアプリをリコーが公開

リコーは、自由に色を塗ったぬりえをアニメーション化したり、パラパラマンガにしたりできるiPhone/iPadアプリ「RICOH TAMAGO ParaPara(ぬりえぱらぱら)」をApp Store上に公開した。

[09:30 11/29]

2012年11月28日(水)

東大など、マントル内の上昇流「ホットスポット」の個別移動を確認

東京大学と愛知教育大学は11月27日、米オレゴン州立大学の協力を得て、「統合国際深海掘削計画」による「ルイビル海山列掘削試料」を用いた研究により、マントル深部から煙突状に立ち上がる上昇流であるホットスポットが、個別に移動していることを明らかにしたと共同で発表した。

[18:37 11/28]

産総研、CNTとリポソームからなる分子伝送システム「ナノ電車」を開発

産業技術総合研究所(産総研)は11月28日、光によって発熱可能なカーボンナノチューブ(CNT)と特定の温度で内包分子を放出する温度感受性リポソームを組み合せて、電圧をかけることによって目的位置まで正確に分子を運び、レーザ光照射によって分子を放出できる分子複合体(ナノ電車)を開発したと発表した。開発したナノ電車を用いると、酵素反応の開始を遠隔制御できるという。

[17:24 11/28]

成長中の微惑星? - すばる望遠鏡、原始惑星系円盤内に大きな塵粒子を発見

神戸大学、兵庫県立大学、国立天文台、埼玉大学の研究者が主導する国際研究チームは11月27日、恒星「おうし座UX A星」をとりまく原始惑星系円盤の姿を直接とらえることに成功し、併せて円盤中に単純な球形ではない、比較的大きな塵粒子が含まれていることも明らかにしたと発表した。

[17:14 11/28]

2012年11月27日(火)

KEKなど、世界最高級の1パルス当たり250万個の「ミュオン」強度を達成

高エネルギー加速器研究機構(KEK)と日本原子力研究開発機構(JAEA)が共同運営する大強度陽子加速器施設「J-PARCセンター」は11月26日、同月7日にJ-PARC 物質・生命科学実験施設の「ミュオン」(ミュー粒子)施設「MUSE」にて、世界最高となる1パルス当たりのミュオン強度250万個を達成したと発表した。

[16:00 11/27]

“低融点ガラスはんだ”を開発

日立製作所と日立化成工業は、220-300℃で溶ける低融点ガラスの開発に成功したと発表した。金属や電子部品などの接着、接合に使われる「はんだ」の代わりとなるもので、ホットプレートや赤外線ランプ、レーザーなどのさまざまな光源を用いて加熱溶融ができるため、従来にないデバイス構造や製造プロセス技術の実現の可能性があるという。

[15:21 11/27]

2012年11月26日(月)

ST、多剤耐性結核菌感染を3時間以内に特定できる多重分子診断チップを発表

STMicroelectronicsは、同社の子会社で分子診断ツールサプライヤであるVeredus Laboratoriesが、多重分子診断ラボ・オン・チップ「VereMTB」を発売したことを発表した。

[13:24 11/26]

2012年11月23日(金)

元素の起源解明に前進 - 理研、数μsの半減期を持つ18種の核異性体を発見

理化学研究所(理研)は11月22日、世界最高クラスの性能を誇る重イオン加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)」を使った実験で、チタン-59やヒ素-90など、数μs程度の半減期を持つ中性子過剰な核異性体を新たに18種類生成・発見したことを発表した。

[08:00 11/23]

2012年11月22日(木)

NIBB、アブラムシと細菌の共生細胞で働く遺伝子ファミリを新発見

基礎生物学研究所(NIBB)は、昆虫のアブラムシ(アリマキ)の細胞内に棲む細菌「ブフネラ」が共生している細胞で働く遺伝子群を発見したと発表した。

[18:35 11/22]

ビールのホップに動脈硬化予防効果

ビール原料のホップに含まれる成分「キサントフモール」に動脈硬化を予防する効果があることが、北海道大学大学院保健科学研究院の千葉仁志教授や同大学院医学研究科の伊敏・助教らとサッポロビール(株)による、マウスを使った研究で分かった。キサントフモールにはほかにもガン細胞の増殖抑制作用や、抗変異原活性、抗HIV作用などの生理活性があることが、国内外の研究で知られている。千葉教授らはさらに、キサントフモールの脂質代謝への影響などについて、ヒトレベルでも明らかにしていくという。

[14:08 11/22]

電通、消費者の潜在意識を読み取ってその行動を解明するサービスを開発

電通と電通マーケティングインサイト(DMI)は11月21日、人が情報を取り入れ、処理し、反応や行動につなげる非意識的な過程である「感性」を具体化することで課題解決法をデザインしていく考え方「感性工学」を活用し、買い物客の潜在意識下における購入プロセスを読み解くことで、「売りの現場」での販売促進を図る調査・分析パッケージ「ULHINT(ウルヒント)」を開発したことを発表した。

[08:00 11/22]

2012年11月21日(水)

大気中のCO2増加で“海洋酸性化”

日本の紀伊半島沖から南方の北西太平洋海域で、表面海水中の水素イオン濃度指数(pH)が10年間当たり約0.02の低下割合で「海洋の酸性化」が進行していることが、気象庁の観測で分かった。本来が弱アルカリ性の海水が、大気中の二酸化炭素(CO2)の増加で酸性化しているもので、過去250年間のpH低下量と比べると約5倍のスピード。このまま進むと海洋が大気から吸収できる二酸化炭素の量が減り、地球温暖化が加速することも懸念されるという。

[18:21 11/21]

2011年の世界主要温室効果ガス濃度は過去最高値を記憶 - 気象庁

世界気象機関の温室効果ガス世界資料センターを運営している気象庁は11月20日、2011年12月までの世界の温室効果ガス観測データについて、世界の温室効果ガス専門家と協力して解析し、結果を取りまとめ、それをWMOが「温室効果ガス年報 第8号」として公開したことを発表した。

[16:30 11/21]

気象庁、北西太平洋で海洋酸性化の進行を確認 - pH値が10年で約0.02低下

気象庁は11月20日、気象庁の海洋気象観測船による長期の海洋観測データを解析することで、国内で初めて海洋酸性化に関する定期的な監視情報の提供を開始すると発表した。

[13:12 11/21]

2012年11月20日(火)

火星の水の起源は地球と同じ火星-木星軌道間の小惑星帯 -東工大などが解明

東京工業大学(東工大)は、約45億年前の火星誕生時に火星マントルに取り込まれた「水(初生水)」が地球と同様、現在は火星-木星軌道間に存在する小惑星帯を起源とすることを突き止めたと発表した。

[16:12 11/20]

すばる望遠鏡、太陽の2.5倍の星に木星の13倍のスーパージュピターを発見

国立天文台は11月19日、同組織を中心とする国際研究チームが推進する系外惑星・円盤探査プロジェクト「SEEDS」の一環として行われた直接撮像観測から、地球から170光年離れたのアンドロメダ座カッパ星を回る巨大なガス惑星を発見したと発表した。

[15:29 11/20]

繊毛を“切りそろえる”タンパク質

ヒトを含む哺乳類の脳室や卵管などには、「繊毛(せんもう)」と呼ばれる長さ5-10マイクロメートル(μm:1μmは1,000分の1ミリメートル)の“動く毛”が生えており、この繊毛の運動によって脳脊髄液の循環や卵巣から子宮への卵子の輸送などが行われている。繊毛は長すぎても短すぎても運動に支障が出て、水頭症や不妊症などの病気を引き起こすという。

[14:53 11/20]

カネカ、天然物の成分を採用した放射性物質の除染用洗浄剤を開発

カネカは11月20日、東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故における放射性セシウムなどによる放射性物質汚染地域の放射能除染に対する取り組みとして自社が保有する発酵技術・精製技術を活用した環境に優しい洗浄剤「カネカ天然界面活性剤」を開発、除染現場への供給を開始したことを明らかにした。

[13:50 11/20]

東京都・新宿御苑の大温室、約500種類の植物とともにリニューアルオープン

環境省は11月20日より、工事中だった新宿御苑の大温室を開館すると発表した。新宿御苑では2007年から実施されている建替工事整備に伴い、温室が閉館されていた。

[10:50 11/20]

2012年11月19日(月)

JAEA、原発事故起因の海底堆積物中の放射性セシウム濃度の変動要因を解明

日本原子力研究開発機構(JAEA)は、東京電力福島第一原子力発電所(福島第一原発)の事故に由来する放射性セシウムの海底堆積物中での分布に影響を与える主要な因子を明らかにするため、茨城県北部沿岸に、水深26mから95mの9つの定点を設け、2011年6月から2012年8月まで5回にわたって堆積物試料を採取し、堆積物の深さ、粒径、存在形態別の放射性セシウム濃度を分析した結果、調査海域の海底への放射性セシウムの主な沈着は、事故後半年以内に起こったことなどを確認したと発表した。

[15:54 11/19]

4-10月稼働の再生可能エネルギーは原発1基分

今年4月から10月末までに運転を開始した太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーの発電設備容量は115万5,000キロワット(kW)と、原子力発電所1基分に上ることが分かった。経済産業省・資源エネルギー庁が、設備登録時の運転開始予定日を基に速報値として発表した。発電設備の9割以上は、太陽光発電が占めている。

[12:16 11/19]

2012年11月16日(金)

国立環境研究所、鳥インフルエンザウイルスの侵入リスクマップを公開

国立環境研究所は11月15日、海外から鳥インフルエンザウイルスが侵入するリスクの高い国内地域を予測するマップを作成したと発表した。

[18:11 11/16]

量子中継システム実現に前進 -NICTなど、スピン-光子量子もつれ生成に成功

情報通信研究機構(NICT)と国立情報学研究所(NII)は11月16日、半導体量子ドット中の単一電子スピンと通信波長帯の単一光子の間の量子もつれ状態の生成に成功したことを発表した。

[17:52 11/16]

東大、新開発の高分子触媒で「触媒的不斉1,4-付加反応」を高い選択性で実現

東京大学は、ロジウムと銀からなる2元金属ナノクラスターを固定化した高分子触媒を開発し、不斉配位子の添加により「触媒的不斉1,4-付加反応」を高い選択性で実現することを達成したと発表した。

[17:25 11/16]

ブタゲノム上には2万5000個の遺伝子が存在する - 生物研などが解読

農業生物資源研究所(生物研)と農林水産先端技術研究所(JATAFF研)は、共同参加しているブタゲノム解析のための国際コンソーシアム「国際ブタゲノムシーケンシングコンソーシアム(SGSC)」が、ブタゲノム塩基配列の解読を行い、ブタゲノム上には、およそ2万5000個の遺伝子が存在することを明らかにしたと発表した。

[13:22 11/16]

理研、植物の生理現象解明に向けタンパク質分解を担う複合体を解析

理化学研究所(理研)は11月16日、シロイヌナズナの生理機能を制御するタンパク質を分解するF-ボックスタンパク質とASKタンパク質からなるタンパク質複合体を網羅的に解析し、タンパク質の組み合わせと発現の時期にさまざまな特徴があることを明らかにしたと発表した。

[12:51 11/16]

鳥インフルエンザウイルスの侵入リスク地図

海外から渡り鳥によってわが国に運ばれる鳥インフルエンザウイルスの侵入リスクの高い地域を示した全国予測地図を、国立環境研究所生物・生態系環境研究センターの五箇公一主席研究員や森口紗千子特別研究員、大沼学研究員らのグループが作成し、発表した。

[12:07 11/16]

MHIなど、放射性物質の見える化カメラの商用機を開発 - 12年度中に発売予定

三菱重工業(MHI)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、放射性物質の分布状況を可視化することが可能なカメラ装置「放射性物質見える化カメラ」のプロトタイプ機「ASTROCAM7000」を開発したことを発表した。

[09:00 11/16]

2012年11月15日(木)

産総研、アブラムシの巣「虫こぶ」の完全閉鎖型の内部の仕組みを解明

産業技術総合研究所は11月14日、ある種のアブラムシが植物組織に形成する巣の「虫こぶ」では、内部に蓄積すると致命的になり得る液体排泄物が、虫こぶの内壁組織によってすみやかに吸収除去されるという新しい現象を発見したと発表した。

[17:51 11/15]

自分の排泄物を植物に吸収させるアブラムシ

植物の葉枝に「虫こぶ」という密閉空間を作り集団生活しているある種のアブラムシは、自分たちの排泄物を植物に吸収させて快適な環境を保っていることを、産業技術総合研究所生物共生進化機構研究グループの沓掛磨也子研究員と深津武馬研究グループ長らの研究で分かった。昆虫が植物の形態や生理状態を自分の生存に有利になるように操作しているもので、外部要因による植物の性質の制御という観点からも注目されるという。

[13:56 11/15]

ワインの香りはブドウの収穫時間によって変わる -メルシャンが科学的に解明

メルシャンは11月14日、ブドウを収穫する時間帯の違いによりブドウ中の香り成分の前駆体の濃度が変動することを解明したと発表した。

[13:37 11/15]

イグ・ノーベル賞受賞者の講演なども聞けた産総研オープンラボ2012

2012年10月25日・26日に、産業技術総合研究所(産総研)のつくばセンター中央、東、西の3カ所を会場とした、「産総研オープンラボ2012」が開催されたので、そこで見かけた興味深い展示をピックアップして紹介したい。

[11:00 11/15]

2012年11月14日(水)

放射性セシウム汚染草木の焼却・除染実験プラント設置

放射性セシウムに汚染された草木を焼却し、放射性セシウムを吸着・回収する実証試験プラントが、福島県双葉郡川内村に設置された。

[15:42 11/14]

九大、タンパク質MOB1が皮膚外毛根鞘がんの原因遺伝子であることを特定

九州大学(九大)は、これまで不明となっていた皮膚外毛根鞘がんの原因遺伝子がMOB1であることを特定したと発表した。また、併せてMOB1が同がん以外のがんの発症にも重要である可能性も示した。

[07:30 11/14]

産総研など、植物系汚染物の焼却灰から放射性Csを回収する設備の試験開始

産業技術総合研究所は、東電環境エンジニアリングと共同で、植物系放射性セシウム(Cs)汚染物を焼却して生じた焼却灰を除染した後、抽出された放射性Csを「プルシアンブルーナノ粒子吸着材」で回収する技術を開発し、東電環境が実施主体となりその実証試験プラントを福島県双葉郡川内村に設置したと発表した。

[07:00 11/14]

2012年11月13日(火)

東北大など、温暖化とオゾン層破壊のN2Oを減らせる強化型「根粒菌」を開発

東北大学は、農業環境技術研究所との共同研究により、「一酸化二窒素(N2O)」還元酵素活性を強化した「ダイズ根粒菌」を進化加速によって作出し、温暖化ガスとオゾン層破壊ガスであるN2Oの土壌からの発生を抑制できることを実験室と野外圃場の両方で証明したと発表した。

[16:56 11/13]

スパコン性能世界1位に米国タイタン

世界のスーパーコンピュータの演算性能を比較する専門家たちのプロジェクト「TOP500」が、2012年11月期での最新ランキングを発表した。今回初登場で首位となったのは米オークリッジ国立研究所にあるクレイ社製の「Titan(タイタン)」で、1秒間に1京7,590兆回の計算速度をもつ。前回(今年6月期)首位だった米ローレンス・リバモア国立研究所のIBM社製「Sequioa(セコイア)」(1京6,325兆回/秒)は2位に後退、同2位だった理化学研究所の富士通製「京(けい)」(1京510兆/秒)は3位となった。

[16:22 11/13]

2012年11月12日(月)

ウナギの仔魚の餌はマリンスノー

ふ化したばかりのニホンウナギの幼生は、動植物プランクトンの死骸を主体とするマリンスノーを餌としていることを、海洋研究開発機構の大河内直彦プログラムディレクターや東京大学大気海洋研究所の塚本勝巳教授、マイク・ミラー研究員などの研究チームがつきとめた。成長にとって重要な必須栄養成分の解明などが進めば、ウナギの完全養殖の早期実現につながるという。

[12:04 11/12]

2012年11月10日(土)

複数の惑星が作った? - すばる望遠鏡、原始惑星系円盤に大きなすき間を発見

国立天文台、プリンストン大学、神奈川大学、ミシガン大学、工学院大学、オクラホマ大学などの研究者を中心とする国際研究チームは11月8日、すばる望遠鏡の観測装置で、世界最高の性能を有するとされる惑星・円盤探査カメラ「HiCIAO」を用いて、太陽程度の質量を持つ若い恒星「PDS70」の近赤外線観測を実施し、PDS70を取り囲む原始惑星系円盤に、生まれたばかりの惑星、しかも複数の惑星の重力の影響で作られたと考えられる、太陽クラスの軽い質量の恒星としては過去最大級となるすき間が存在していることを突き止めたと発表した。

[09:00 11/10]

2012年11月09日(金)

“褒めて伸ばす”は本当だった

運動トレーニングを行った際に他人から褒められると、運動技能が高まることを、自然科学研究機構 生理学研究所の定藤規弘教授や名古屋工業大学の田中悟志・テニュアトラック准教授、東京大学先端科学技術研究センターの渡邊克巳准教授などの研究チームが証明した。米国科学誌「プロスワン」(7日、オンランイン版)に発表した。

[12:30 11/9]

産総研、多様なイオン液体を少量でゲル化できる電解質型ゲル化剤を開発

産業技術総合研究所は11月7日、多種類のイオン液体を従来よりも少ない添加量でゲル化(個体化)できる電解質型ゲル化剤を開発したと発表した。

[08:30 11/9]

2012年11月08日(木)

JAEAなど、市販ろ過器容器への取り付けが可能な高性能セシウム捕集材を開発

日本原子力研究開発機構(JAEA)とクラボウグループの倉敷繊維加工は11月7日、電子線グラフト重合技術により、水に溶けている放射性セシウムだけを選択的に吸着できる捕集材の開発に成功し、倉敷繊維加工が、同捕集材を充填したカートリッジを製品化したことを発表した。この捕集材を充填したカートリッジは、市販のろ過器の容器への取り付けが容易であるため、生活の場ですぐに利用することができるという。

[15:40 11/8]

中国の特許情報を高精度で自動翻訳

中国の特許情報を精度よく日本語に自動翻訳できるソフトを、情報通信研究機構と一般財団法人・日本特許情報機構が開発した。7日から東京・北の丸公園の科学技術館で始まった「特許・情報フェア&コンファレンス」で、デモンストレーションを公開している。

[11:29 11/8]

2012年11月07日(水)

ウナギの完全養殖実現に期待 - JAMSTECなどがウナギの幼生のエサの謎を解明

東京大学 大気海洋研究所と海洋研究開発機構は、長らく謎だった天然環境中におけるウナギの幼生「レプトセファルス」の食性について、JAMSTECが2009年に開発したアミノ酸の窒素同位体比を用いた手法を応用して正確な栄養段階が2.4であることを確かめ、複数ある説の内「マリンスノー」を食している動物プランクトンに近い食性であることが明らかになったと発表した。

[16:07 11/7]

太陽フレアの予測が可能に

地球規模での大停電や電波障害などの影響を及ぼす太陽表面の爆発現象「太陽フレア」は、前兆として2種類の特殊な磁場構造が出現し、その数時間後に発生することが分かった。名古屋大学太陽地球環境研究所の草野完也教授を中心とする東京大学、京都大学の研究チームが、スーパーコンピュータを使った数値実験や人工衛星の観測データの解析によって発生のメカニズムをつかんだもので、フレア発生の予測など、正確な宇宙天気予報の実現にも貢献が期待される。

[11:31 11/7]

『ホンマでっか!? TV』評論家も務める園田氏が講演! 11/16(金)無償セミナー

ここ数年、外部からの攻撃によるセキュリティ被害が相次いでいる。新聞各紙で報道される機会も増えたことから、対策を検討している企業もいらっしゃるのではないだろうか。しかし、企業が気にするべきセキュリティリスクは外部からの攻撃だけではない。JNSAの調査によると、情報漏洩の原因は企業内部の人間による誤操作のほうが圧倒的に多いのだ。

[09:00 11/7]

理研とNEC、量子コンピュータの実現に向け量子ビットの読出精度90%を達成

理化学研究所(理研)とNECは11月6日、量子ビットのエネルギー緩和率を増大することなく量子ビットの読出し信号を増大させる手法を実証し、量子ビットの読出し精度90%を達成したことを発表した。

[09:00 11/7]

東北大、グラフェン層間化合物を作成 - 超薄膜超電導デバイス実現に期待

東北大学(東北大)は、グラファイト(黒鉛)2層の間にカルシウム原子を挿入(サンドウィッチ)した2層グラフェン層間化合物の作成に成功したことを発表した。グラフェンを用いた高効率なマイクロバッテリーや超薄膜超伝導デバイスへの道を開くものになるという。

[09:00 11/7]

東大など、植物種子の金属蓄積に果たすリン貯蔵物質の役割を解明

東京大学(東大)は、イネを材料として栄養学的に重要ないくつかの金属元素について、その転流の時期と種子内における蓄積部位を詳細に調べるとともに、フィチン酸の合成時期や蓄積部位を解析することで、フィチン酸が個々の金属の貯蔵に果たす役割について明らかにすることに成功したと発表した。

[08:30 11/7]

東大、コメにおけるカドミウム汚染をなくす変異遺伝子を発見

東京大学(東大)は、「カドミウムをほとんど含まないコシヒカリ」の原因となる変異遺伝子を発見し、これがカドミウムやマンガンのトランスポーターであるOsNRAMP5の遺伝子の変異であることを突きとめたと発表した。

[08:30 11/7]

2012年11月06日(火)

鹿児島大など、三畳紀後期の巨大隕石衝突の世界初となる証拠を岐阜にて発見

鹿児島大学、東北大学、茨城大学、首都大学東京、日本原子力研究開発機構の5者は11月6日、岐阜県坂祝町の木曽川河床から採取された岩石試料について、「ICP質量分析装置」や「多重ガンマ線検出装置」などを用いた分析を行い、今から約2億1500万年前の三畳紀後期に巨大な隕石衝突が起こった証拠を発見したと共同で発表した。

[19:43 11/6]

東大、八丈島南方沖にて3台のAUVを同時展開して900mの海底探査に成功

東京大学は11月5日、タイプの異なる自律型水中ロボット(AUV)3台を、八丈島南方のスミス海丘カルデラ(深度900m)にて世界初となる同時展開に成功し、そしてAE2000aが計測したサイドスキャンソナーデータからカルデラ内に熱水マウンド状の地形を発見したと発表した。

[18:49 11/6]

国際生体分子デザインコンペ「BIOMOD 2012」で東北大Team Sendaiが総合優勝

計測自動制御学会システム・情報部門調査研究会 分子ロボティクス研究会と科学研究費補助金 新学術領域研究「分子ロボティクス」の2者は11月5日、11月3日・4日に、米ボストンのハーバード大学で開催された学生が対象の国際生体分子デザインコンペティション「BIOMOD 2012」にて、東北大学 Team Sendaiの「Cell-Gate」が総合優勝を果たしたことを報告した。

[17:35 11/6]

カナダの巨大隕石衝突、日本で証拠発見

今から約2億1500万年前にカナダ東部で起きた巨大隕石衝突の証拠が、岐阜県坂祝(さかほぎ)町の木曽川河床の岩石から見つかった。鹿児島大学大学院理工学研究科の尾上哲治助教を中心とする東北大学、茨城大学、首都大学東京、日本原子力研究開発機構の研究チームが発表した。この隕石衝突が、北米の動植物の絶滅の原因となった可能性が高いという。論文は5日、米国科学アカデミー紀要(PNAS)のオンライン版に掲載された。

[12:04 11/6]

産総研、レーザー集中均一加熱を利用した新たな高品質単結晶育成技術を開発

産業技術総合研究所(産総研)は、奇数個のレーザーダイオード(LD)による集中均一加熱を用いた単結晶育成装置を開発し、従来の手法よりも安定した単結晶育成に成功、同単結晶育成技術をLDを用いたFZ法「LDFZ法」と命名したことを発表した。

[08:30 11/6]

2012年11月05日(月)

凸版印刷、放射性セシウム吸着ゼオライト機能紙「FS-ZEO」の新製品を販売

凸版印刷は11月5日、同社が発売中の放射性セシウム吸着ゼオライト機能紙「FS-ZEO」のラインアップの拡充を図り、薄型の特殊シートを貼り合わせて敷設したゼオライト機能紙の回収性を高めた軽量タイプ「FS-ZEO-NW」と、高強度の特殊シートを貼り合わせて耐加重などの強度を高めた高強度タイプ「FS-ZEO-TE」の2種類を開発、2012年10月下旬より本格的な販売を開始したことを発表した。

[17:44 11/5]

名大など、太陽フレアが発生する兆候とメカニズムを究明

名古屋大学、海洋研究開発機構(JAMSTEC)、東京大学、京都大学の4者は、JAMSTECの所有するスーパーコンピュータ「地球シミュレータ」による詳細な計算機シミュレーションと、宇宙航空研究開発機構が2006年に打ち上げた太陽観測衛星「ひので」による観測データの精密解析を通して、太陽表面に2種類の特殊な磁場構造が現れる時に太陽フレアが発生することを、そのメカニズムと併せて明らかにしたと発表した。

[15:51 11/5]

日本発2種類目の光格子時計が世界標準候補に

産業技術総合研究所は、時間の基本単位である1秒の長さを決める世界標準時計の候補に、同研究所計測標準研究部門時間周波数科の洪鋒雷・研究科長、安田正美主任研究員らが開発した「イッテルビウム光格子時計」が選ばれた、と発表した。

[14:34 11/5]

2012年11月03日(土)

ATRなど、ネットワーク型BMIの一般生活検証用施設「BMIハウス」を開発

国際電気通信基礎技術研究所(ATR)、NTT、島津製作所、積水ハウス、慶應義塾大学(慶応大)の5者は11月1日、「ネットワーク型ブレイン・マシン・インタフェース(BMI)」の研究開発を共同で推進し、一部の機能において一般の生活環境へ適用できることを明らかにしたと共同で発表した(画像3)。

[08:00 11/3]

2012年11月02日(金)

水産研など、従来の10倍以上の生存率のサンゴ増殖技術を開発

水産総合研究センターは11月1日、格子状サンゴ増殖用基盤へ人工的に生産して着生させた造礁サンゴ幼生を、高い生残率で着生・生育させるサンゴ増殖技術を開発し、自然環境下で従来の10倍以上の生残率を達成したと発表した。

[18:18 11/2]

やはりアイヌ人と琉球人の方が本土人よりも遺伝的に近かった - 東大など

総合研究大学院大学と東京大学は11月1日、日本列島人(アイヌ人、琉球人、本土人)のゲノム解析により、現代日本列島人は、縄文人の系統と、弥生系渡来人の系統の混血であることを支持する結果を得たとし、アイヌ人から見ると琉球人が遺伝的に最も近縁であり、両者の中間に位置する本土人は、琉球人に次いでアイヌ人に近いことが示されたと発表した。

[15:54 11/2]

胃がんは細胞の“iPS化”で発症か

ピロリ菌の感染した胃に腸の細胞が現れる前がん病変は、人工多能性幹細胞(iPS細胞)でみられる細胞の「初期化」(リプログラミング)によって引き起こされる病的な細胞分化であることが、東京大学大学院医学系研究科の畠山昌則教授らの研究で分かった。

[15:03 11/2]

大塚実の月刊宇宙開発 第6回 JAXA、新型ロケット「イプシロン」の開発状況を説明 -打上げは来夏に(後編)

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10月29日、現在開発中の新型小型ロケット「イプシロン」に関する記者会見を開催、開発状況について説明した。同ロケットは2013年度の打ち上げを目指してきたが、この説明の中で、より具体的な目標として「8~9月頃」をターゲットとしていることが明らかになった。

[08:00 11/2]

2012年11月01日(木)

産総研開発の「イッテルビウム光格子時計」が「秒の二次表現」として採択

産業技術総合研究所は11月1日、同研究所が開発した「イッテルビウム」原子を用いた「光格子時計」が、2012年10月18日・19日にフランスの国際度量衡局で開催されたメートル条約関連会議において新しい秒の定義の候補である「秒の二次表現」として採択されたと発表した。

[17:37 11/1]

光琳作『八橋図屏風』は全面金箔(きんぱく)張りだった

江戸時代中期の絵師・工芸家、尾形光琳(1658-1716年)の代表作の一つ「八橋図屏風」(ニューヨーク・メトロポリタン美術館所蔵)は、全面に張られた金箔(きんぱく)を下地に描かれていることが、情報通信研究機構の「テラヘルツ波」を使った透過調査で分かった

[12:55 11/1]

大塚実の月刊宇宙開発 第5回 JAXA、新型ロケット「イプシロン」の開発状況を説明 -打上げは来夏に(前編)

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10月29日、現在開発中の新型小型ロケット「イプシロン」に関する記者会見を開催、開発状況について説明した。同ロケットは2013年度の打ち上げを目指してきたが、この説明の中で、より具体的な目標として「8~9月頃」をターゲットとしていることが明らかになった。

[08:00 11/1]

2012年10月31日(水)

浜ホト、MEMS技術を用いた超小型次世代光電子増倍管のサンプル供給を開始

浜松ホトニクスは10月31日、半導体製造技術により量産対応が可能で、従来品に比べ体積を約7分の1、質量を約9分の1と小型化した次世代光電子増倍管「μPMT」を、11月1日から国内外の分析・計測機器メーカー向けにサンプル出荷することを発表した。

[16:52 10/31]

“世界トップレベル研究拠点”に新規3機関

文部科学省は30日、世界最高水準の研究推進を目指す「世界トップレベル研究拠点プログラム」(WPI)の拠点研究機関として、新たに筑波大学、東京工業大学、名古屋大学を選んだと発表した。これまでに選定の6機関と合わせ計9拠点となった。

[13:58 10/31]

NICT、テラヘルツ波を用いて尾形光琳の八橋図屏風の内部調査を実施

情報通信研究機構(NICT)が10月30日、1710年頃に尾形光琳が製作した「八橋図屏風」(メトロポリタン美術館所蔵)の内部状態をテラヘルツ波を用いたイメージング技術を用いて調査した結果、絵の具で描かれた花や橋の部分の下を含む、屏風全面に金箔下地が施され、その金箔の上に銅系を中心とした顔料で彩色されていることを明らかにしたと発表した。

[09:00 10/31]

OIST、新口動物群が共通祖先から進化してきたことを示す科学的証拠を発見

沖縄科学技術大学院大学(OIST)は10月29日、米国カリフォルニア大学バークレー校、米国ハーバード大学医学部などの協力を得て、ウニ(棘皮動物)、ギボシムシ(半索動物)、ナメクジウオ(頭索動物)、ホヤ(尾索)動物)、ヒト(脊椎動物)を含む「新口動物」群が、共通祖先から進化してきたことを示すゲノム科学的証拠を得たと発表した。

[08:30 10/31]

2012年10月30日(火)

京大など、プレートの沈み込み帯のマグマ発生メカニズムに関する新説を発表

京都大学は10月30日、京大を中心とした、岡山大学、東京大学、愛媛大学、海洋研究開発機構(JAMSTEC)からなる共同研究グループが、プレートの沈み込み帯のマグマ発生メカニズムに関して、新しい仮説を提案したと発表した。

[16:34 10/30]

明大など、日本海など排他的経済水域内のガスハイドレートの調査結果を発表

明治大学は10月29日、同大学のガスハイドレート研究所を中心とする「表層ガスハイドレート研究コンソーシアム」は、2011年および2012年の夏、日本海とオホーツク海の排他的経済水域内において調査を実施し、上越沖と同様の「表層ガスハイドレート」が日本海とオホーツク海の複数の海域に分布することを明らかにしたと発表した。

[14:22 10/30]

恐竜が翼をもったのは繁殖行動のため

鳥類の祖先とされる恐竜がそもそも翼を持つようになったのは、飛ぶためではなく、求愛や抱卵などの繁殖行動のためであることが、北米大陸で初めて発見された羽毛恐竜の化石を調査した北海道大学総合博物館の小林快次(よしつぐ)准教授とカナダ・カルガリー大学、米国フロリダ大学などの共同研究で分かった。米科学誌「サイエンス」に26日発表した。

[13:45 10/30]

2030年までに医療ナノロボットや小型探索ロボットなどが開発される - IEEE

世界最大の技術者・エンジニア・研究者の組織であるIEEEは、2030年までにナノサイズから中型までのさまざまな小型ロボットが登場し、将来の我々の生活に変化をもたらす画期的な用途が期待できることを予測していると発表した。

[08:30 10/30]

2012年10月29日(月)

産総研、月面の「二分性」の証拠となる直径3000kmの超巨大衝突痕を発見

産業技術総合研究所は10月29日、月探査衛星「かぐや」が月表面を網羅する約7000万地点で取得した200億点以上の「可視赤外線反射率スペクトル」のデータを「データマイニング手法」を用いて解析し、地球から見た月の表側と裏側の「二分性」といわれる地形の違いの原因と考えられている超巨大衝突の具体的な痕跡を発見したと発表した。

[16:08 10/29]

月面での超巨大衝突の痕跡を発見

月の表側の大半に黒っぽく広がる「プロセラルム盆地」ができたのは、38億年以上も前に巨大な天体が衝突したのが原因であることを、産業技術総合研究所・ジオインフォマティクス研究グループの中村良介研究グループ長と石原吉明研究員らが、月探査衛星「かぐや」のデータを解析して裏付けた。

[12:25 10/29]

2012年10月27日(土)

北大、ベレムナイトが史上最大の絶滅イベントを生き延びていたことを確認

北海道大学(北大)は10月26日、東日本大震災の被災地である宮城県南三陸町の海岸から、1新種を含む日本最古のベレムナイトの化石を発見し、そこからベレムナイトは約2.3億年前に出現し、地球史上最大級の三畳紀末絶滅イベントを生き延びていたこと、ならびにベレムナイトの原始的なグループが中国と日本のみに産出すること、ベレムナイトは約2億年前にはすでに多様化を遂げ、世界最大級のサイズのものも出現していたことなど、これまでの通説を書き換える成果を得たと発表した。

[09:00 10/27]

近大、養殖マアナゴを出荷 - 2013年春からは完全養殖に向けた研究に着手

近畿大学(近大)は、同大水産研究所が富山実験場(富山県射水市)にてアナゴの中で最も一般的に食用とされるマアナゴの陸上養殖を行ってきたが、その初めての成魚の出荷を射水市の堀岡養殖漁業協同組合を通じて県内の飲食店などに向けて出荷を開始したと発表した。

[08:00 10/27]

恐竜の翼は飛ぶためではなく繁殖行動のためにあった - 北大などが解明

北海道大学(北大)は、北米で発見された羽毛を持った恐竜化石を研究したところ、翼の起源は飛翔ではなく繁殖行動であることを明らかにしたと発表した。

[07:00 10/27]

2012年10月26日(金)

ゲノム解析でイネの起源は中国・珠江の中流域

これまで長い間論争が続いていたジャポニカ米などのイネの栽培起源地について、国立遺伝学研究所や中国科学院上海生物科学研究所などの研究チームは、中国南部を流れる珠江(しゅこう、the Pearl River)中流域であるとの研究結果を、英科学誌「ネイチャー」(オンライン版)に発表した。

[11:35 10/26]

NICTなど5者、「きく8号」経由のGPS津波計からのデータ伝送実験をスタート

情報通信研究機構、宇宙航空研究開発機構、日立造船、東京大学地震研究所および 高知工業高等専門学校の5者は10月25日、2006年12月に打ち上げられた技術試験衛星VIII型「きく8号」を用いたGPS津波計からのデータ伝送実験として、10月24日から高知県室戸沖に設置している高知県のGPS津波計で観測した波浪情報を「きく8号」を用いて茨城県鹿嶋市の地上基地局に伝送する実験を開始したことを発表した。

[08:30 10/26]

2012年10月25日(木)

カッコのある四則計算問題よりもない方が正答率が低い - 日本数学検定協会

日本数学検定協会は10月25日、2011年4月から2012年8月に実施された「実用数学技能検定(数学検定)」で出題された3項以上からなる四則計算(たし算、ひき算、かけ算、わり算)の問題について調査した結果、カッコがある問題に比べ、カッコがない問題では正答率が低下する傾向があると発表した。

[17:52 10/25]

1990年代以降では南極のオゾンホールの面積が最小に - 気象庁

気象庁は10月24日、米国航空宇宙局(NASA)の衛星観測データを基に解析した結果、南極上空のオゾンホールは、例年と同様に8月に現れた後に拡大し、9月22日に今年の最大面積である2080万km2(南極大陸の約1.5倍)まで広がったが、大規模なオゾンホールが継続して出現している1990年代以降で最も小さくなったことを発表した。

[15:40 10/25]

コスタリカ沖のプレート境界を掘削調査

海洋プレートの沈み込み方が東日本大震災を起こした震源域である日本海溝と同じ中米コスタリカ沖で、日本人研究者7人を含む国際チームによる海底掘削調査が現地時間23日から始まった。

[12:50 10/25]

2012年10月24日(水)

セガトイズ、新家庭用プラネタリウムを発売 - コンテンツガイドは水樹奈々

セガトイズは、同社が2012年6月に発表していた次世代家庭用プラネタリウム「ホームスター earth theater」の発売日を当初の11月22日より12月6日に変更したこと、ならびに搭載されるコンテンツの詳細などを発表した。

[18:06 10/24]

東京近郊で発生の大気汚染物質は微小粒子化して北関東で高濃度に - 環境研

国立環境研究所は10月23日、複数の研究機関と共同で2007年夏季に北関東で実施した大気の集中観測のデータと、微小粒子の成分データと放射性炭素(14C)同位体比の測定結果に基づく統計解析および3次元化学輸送モデルによるシミュレーションによって、東京近郊で発生した化石燃料起源のガス状・粒子状の物質が風で輸送されると共に光化学反応を受けた結果、北関東において都心部以上にしばしば微小粒子が高濃度になることが明らかになったと発表した。

[16:56 10/24]

アルマ望遠鏡、若い恒星「オリオンKL電波源I」から水メーザーの検出に成功

国立天文台は10月23日、チリのアタカマ砂漠で建設が進むアルマ望遠鏡を用いて、オリオン大星雲にある生まれたばかりの星「オリオンKL電波源I」において、高エネルギー状態にある水分子が放つメーザーの検出に成功したと発表した。

[15:33 10/24]

唐辛子を食べると体が熱くなる脳内メカニズム

唐辛子を食べると体が熱くなり、汗が出るなどの身体反応が活発化するのは、大脳にある味覚を認知する領域と内臓などをコントロールする領域との神経ネットワークによって引き起こされる現象であることが、大阪大学大学院歯学研究科の姜英男教授らと森永製菓(本社、東京都港区)などの共同研究で分かった。“辛味”の情報が全身の健康状態に影響を与える可能性を初めて示したもので、「医食同源」の考え方を神経科学の分野から支持するものだという。

[14:56 10/24]

2012年10月23日(火)

産総研、クラウド型の衛星画像解析システム「Lavatube2」を開発

産業技術総合研究所(産総研)は10月22日、大量のデータの複雑で高速な処理が必要な衛星画像解析システムをクラウドコンピューティング上で容易に開発できる、画像解析ワークフローソフトウェア「Lavatube2」を開発したと発表した。

[16:41 10/23]

ブンチョウはヒトの音声ニュアンスを聞き分ける

訓練するとヒトの言葉をしゃべるようになるブンチョウ(文鳥)は、ヒトの言葉そのものだけでなく、音声の微妙な違いまでも聞き分けることが、慶應義塾大学文学部の渡辺茂教授らの研究で分かった。

[14:06 10/23]

東工大、従来の10倍の性能のアンモニア合成触媒を実現

東京工業大学は、セメントの構成成分の1つである「12CaO・7Al2O3」の構造の中に、電子を取り込んだ「エレクトライド」に「ルテニウム」のナノ粒子を固定することで、高性能な「アンモニア合成触媒」を実現したと発表した。

[13:47 10/23]

理研など、RIビームのスピンの向きを効率よく一定方向にそろえる手法を開発

理化学研究所と東京工業大学は10月22日、あらゆる種類の放射性同位元素(RI)ビームのスピンの向きを、効率よく一定方向にそろえる手法を開発したと発表した。

[08:00 10/23]

東工大など、プラセオジム・ニッケル酸化物の高い酸素透過率の原因を解明

東京工業大学(東工大)と九州大学は10月19日、ガリウムと銅を含むプラセオジム・ニッケル酸化物が高い酸素透過率を持つ仕組みを解明したと発表した。同酸化物は、燃料電池材料や酸素透過膜材料として応用が期待できるという。

[07:30 10/23]

2012年10月22日(月)

神経再生には“痛み”も必要!?

痛みを抑えるために主に脳内で作られる物質(脳内マリファナ)が、切断された神経の再生を妨げる働きもすることが、名古屋大学大学院理学研究科の松本邦弘教授らの線虫を使った研究で分かった。神経再生のためには“痛み”も必要なのかもしれないという。

[14:36 10/22]

日本人の活躍で5万2800年前まで遡れる年代目盛りが完成 - Scienceが会見

米国科学振興協会(AAAS)の公式刊行物で世界的に著明な学術誌である「Science」は10月18日、英オックスフォード大学のChristopher Bronk Ramsey博士が第1著者を務めた、放射性炭素年代測定法に関する論文「A Complete Terrestrial Radiocarbon Record for 11.2 to 52.8 kyr B.P.」において、データ収集などで中心的な役割を果たした日本人研究者の主要な4名による記者会見を文部科学省において実施した。

[08:00 10/22]

2012年10月19日(金)

オリオン座流星群、21日は広範囲で絶好の観測チャンス - ウェザーニューズ

ウェザーニューズは、21日(日)に観測ピークを迎えるオリオン座流星群について、最新の気象予測から天気の傾向を発表した。21日は移動性高気圧に覆われ、全国の広い範囲で天体観測に絶好の夜空となる予想。一方で、東日本から北日本の日本海側では曇りや雨のところが多くなるという。

[18:30 10/19]

水産研、スケトウダラの仔稚魚飼育技術を開発 - 稚魚2万7000尾の生産に成功

水産総合研究センターは10月19日、近年、日本海北部での減少が著しく、かつ仔稚魚飼育において、適切な初期餌料が給餌出来ず、さらに栄養の付加が出来なかったために飼育が困難とされてきたスケトウダラの仔稚魚飼育技術を開発、すでに2万7000尾の稚魚を得たことを発表した。

[16:57 10/19]

雌メダカの脳に性ホルモン受容体

雌メダカの脳内に性ホルモン(男性ホルモンと女性ホルモン)に反応する特定部位のあることが、東京大学大学院農学生命科学研究科の平木十和子さん(博士課程1年)を中心とする大久保範聡准教授らチームの研究で分かった。

[15:52 10/19]

ブンチョウは人間の言語の微妙な音声的ニュアンスが分かる - 慶応大が確認

慶應義塾大学(慶応大)は10月18日、ブンチョウが人間のことばの微妙な音声的ニュアンスを聞き分けていることを実験で確かめたと発表した。

[07:30 10/19]

2012年10月18日(木)

岡山大など、オオムギのゲノム配列の詳細な解読に成功

岡山大学などが参加する国際コンソーシアムは、オオムギの51億個の塩基からなるゲノム塩基配列の詳細な解読を実施し、さまざまな特徴を決定する遺伝子を2万6159個同定したことを発表した。

[14:57 10/18]

九大、CNTと分子の相互作用が熱力学により定量的に評価できることを解明

九州大学は、カーボンナノチューブと分子の相互作用が熱力学により定量的に評価できることを明らかにしたと発表した。

[12:21 10/18]

災害対応ロボット『サクラ』 『ハル』公開

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、災害現場や重大事故などの過酷環境下で、速やかな状況把握や復旧活動などに活躍が期待される、新開発の2種類の災害対応ロボットを公開した。

[11:53 10/18]

113番新元素の合成と確認で活躍! - 理研が線形加速器などをプレス公開

理化学研究所(理研)は9月26日、前日に行われた113番新元素(仮称ウンウントリウム:Uut))の3例目となる合成成功と新たな崩壊経路に関する記者会見に続き、理研 和光研究所 仁科加速器センターの重イオン線形加速器「RILAC」など、その検出で活躍した施設のプレス向け公開を実施した。

[10:00 10/18]

2012年10月17日(水)

2012年9月の日本と世界の平均気温がこれまでの第1位に - 気象庁

気象庁は10月15日、2012年9月の世界の平均気温が、統計を開始した1891年以降の122年間で第1位(これまでの第1位は2009年)の高い記録となったことを発表した。

[18:35 10/17]

9月の世界平均気温が過去最高に

気象庁は、今年9月の世界の平均気温(速報値)は平年よりも0.24℃高く、9月の気温としては、統計を開始した1891年からの122年間で過去最高となったと発表した。

[14:30 10/17]

2012年10月16日(火)

ヒトの音声認識技術でシマフクロウ調査

富士通(本社、東京都港区)と富士通九州ネットワークテクノロジーズ(本社、福岡県福岡市)は、森林などで野外録音した集音データの中からシマフクロウの鳴き声を自動認識し、高精度で抽出するプログラムを開発したと発表した。ヒトの声の認識で開発した音声処理技術を応用したもので、公益財団法人「日本野鳥の会」(事務局、東京都品川区)が北海道東部で行っているシマフクロウ生息域調査に支援を始める。

[12:12 10/16]

昭和電工、紫外光応答型光触媒で最高レベルの活性を持った酸化チタンを開発

昭和電工は10月16日、同社の連結子会社である昭和タイタニウムが紫外光応答型光触媒材料として最高レベルの活性を持つ酸化チタンの開発に成功したことを発表した。

[11:59 10/16]

海氷最小化の主因、北極低気圧を追跡せよ -地球の危機に宇宙と海洋から挑む

2012年9月20日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、水循環変動観測衛星「しずく」で観測した北極海の海氷面積が、9月16日に349万km2まで減少し、観測史上の最小記録を更新したと発表した。特に激しく減少したのは、8月半ばのこと。巨大な北極低気圧が海を攪拌し、猛烈なスピードで海氷が融けていったことが分かっている。

[09:00 10/16]

2012年10月15日(月)

近畿大、市販品の単独LEDを用いた可視光通信で614Mbpsの通信速度を実現

近畿大学は10月15日、白色LEDの光を使って高速の光通信を行う「可視光通信」で、単独のLED光源を用い、信号増幅のための特別な部品や装置を一切使わずに行う実験としては世界最速クラスの614Mbpsのデータ通信速度を実現したことを発表した。

[18:05 10/15]

ツシマヤマネコの脳にヒトと同じアルツハイマー病の病変

長崎県対馬にのみ生息する国の天然記念物ツシマヤマネコの脳で、ヒトと同じようなアルツハイマー病の病変が起きることを、東京大学大学院農学生命科学研究科のジェームズ・チェンバーズ特任助教や中山裕之教授らの研究チームが発見した。

[15:43 10/15]

東京・多摩六都科学館の光学式プラネタリウム「ケイロンII」がギネス記録に

五藤光学研究所は10月11日、多摩六都科学館に設置された同社の光学式プラネタリウム「ケイロンII」が、「最も先進的なプラネタリウム(Most Advanced Planetarium Projector)」としてギネス記録に認定されたことを発表した。

[10:05 10/15]

2012年10月12日(金)

東日本大震災の被災地の犬は強いストレスを受けていた - 麻布大が確認

麻布大学は、東日本大震災の被災地に遺棄されていた犬たちが強いストレスを経験していたことを明らかにした。

[17:23 10/12]

東大など、「銅系化合物酸化チタン」で可視光による強力な光触媒を実用化

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と東京大学は10月11日、「銅系化合物酸化チタン」材料で従来よりも優れた抗菌効果に加え、これまでは実現困難とされていた抗ウイルス性能に優れた新しい光触媒材料を開発したと共同で発表した。

[12:48 10/12]

“天の川銀河”は20%重かった

国立天文台の本間希樹准教授や鹿児島大学、韓国天文宇宙科学研究院、独マックスプランク電波天文研究所などの研究チームは、地球や太陽系が含まれる「天の川銀河」の基本尺度を、巨大な電波望遠鏡を使った三角測量によって正確に決定した。その結果、天の川銀河の回転速度は従来値よりも速く、銀河全体の質量もこれまでの推定値よりも20%ほど大きいことが分かった。

[11:47 10/12]

京大、山中伸弥教授のノーベル生理学・医学賞受賞関連論文をネットで公開

京都大学 図書館機構は10月11日、ノーベル生理学・医学賞受賞のもととなった、山中伸弥教授の論文「Induction of pluripotent stem cells from mouse embryonic and adult fibroblast cultures by defined factors.」を、京都大学の学術情報リポジトリ「KURENAI」で公開した。

[11:44 10/12]

赤色巨星「ちょうこくしつ座R」周囲の不思議な渦巻き構造 - アルマ望遠鏡

国立天文台は10月11日、欧州南天天文台のマティアス・メーカー氏をはじめとする国際研究チームが、チリ・アタカマ砂漠で建設中の電波望遠鏡「アルマ望遠鏡」の一部を使った観測で、赤色巨星の「ちょうこくしつ座R星」の周りの前例のない渦巻き構造と、それを取り囲む球殻構造を発見したと発表した。

[07:00 10/12]

2012年10月11日(木)

国立天文台、すばる望遠鏡で撮影した土星のスペクトル画像と分析結果を公開

国立天文台は10月8日、すばる望遠鏡で撮影した土星と輪のスペクトルの画像とその分析結果を公開した。

[16:29 10/11]

JAXA公式、カエルと人工衛星がコラボしたiPhoneアプリが登場

2013年度の打ち上げを予定している宇宙航空研究開発機構(JAXA)の人工衛星プロジェクト「GPM/DPR」。同衛星を活用したカエル紳士を救うiPhone(iPad)アプリ「救え! カエル紳士」が登場した。

[16:29 10/11]

ノーベル化学賞は“Gタンパク質共役受容体”研究の2氏に

スウェーデン王立科学アカデミーは10日、2012年のノーベル化学賞を、米デューク大学のロバート・レフコウィッツ教授(69)と、米スタンフォード大学のブライアン・コビルカ教授(57)に授与すると発表した。

[15:10 10/11]

2012年10月10日(水)

ノーベル物理学賞に量子光学の米仏2氏

スウェーデン王立科学アカデミーは9日、2012年のノーベル物理学賞をフランス高等教育機関「コレージュ・ド・フランス」のセルジュ・アロシュ氏(68)と、米国立標準技術研究所のデービッド・ワインランド氏(68)の2人に授与すると発表した。

[19:31 10/10]

NIBB、マメ科植物の器官「根粒」に対する「オーキシン」の作用機構を解明

基礎生物学研究所は10月10日、マメ科植物と土壌バクテリアの「根粒菌」が生物間相互作用(共生)を行う器官である「根粒」の発生において、植物ホルモンの「オーキシン」が作用する機構を明らかにしたと発表した。

[17:21 10/10]

東大、青色灯の設置は鉄道自殺抑止に効果があることを科学的に証明

東京大学は10月9日、列車への飛び込み自殺を防止する手段として、鉄道会社により近年用いられるようになった駅に設置された青色灯の効果について、首都圏のある鉄道会社のデータを用いて、青色灯設置と自殺者数の分析を行った結果、青色灯の設置後には自殺者数が平均して約84%下落することがわかったと発表した。

[17:19 10/10]

光駆動イオン輸送タンパク質では「ぶらぶら」した水分子が活躍 - IMS

分子科学研究所は10月9日、光を化学エネルギーに変換する「光駆動イオン輸送タンパク質」が塩化物イオンを輸送する過程において、「水素結合」を形成していない"ぶらぶら"した水分子が関わっていることを明らかにしたと発表した。

[17:14 10/10]

青色LED灯に自殺予防効果

青色LED灯を駅のホームに取り付けるだけで顕著な飛び込み自殺防止効果があることが、澤田康幸・東京大学大学院経済学研究科教授らの研究で明らかになった。

[11:00 10/10]

2012年10月09日(火)

東大、石巻市における東日本大震災の津波そ上3次元シミュレーションを実施

東京大学は、シミュレーション技術の1つである粒子法を用いて、東日本大震災で発生した津波のそ上の大規模3次元シミュレーションを、同大情報基盤センターに設置されたスーパーコンピュータ「FX10」を用いて実施したことを発表した。

[13:11 10/9]

ノーベル医学生理学賞にiPS細胞作製の山中伸弥氏

スウェーデンのカロリンスカ研究所は8日、2012年ノーベル医学生理学賞を、生物のあらゆる細胞に変化させることのできる「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を初めて作製した京都大学iPS細胞研究所長の山中伸弥教授(50)と、そうした多能性細胞の実現の基となる研究を行った英ケンブリッジ大学のジョン・ガードン博士(79)に授与すると発表した。

[13:00 10/9]

早大、文科省の「博士課程教育リーディングプログラム」に採択

早稲田大学は10月8日、文部科学省の「平成24年度博士課程教育リーディングプログラム」に、同大学の大学院先進理工学研究科を中心とするプログラムが「複合領域型(横断的テーマ)」として採択されたと発表した。

[09:20 10/9]

2012年10月08日(月)

ノーベル生理学・医学賞 - 京大の山中伸弥 iPS細胞研究所長・教授が受賞

スウェーデンのカロリンスカ研究所は2012年10月8日(現地時間)、2012年のノーベル医学・生理学賞の受賞者として、京都大学 iPS細胞研究所 所長/教授で、同大 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)の連携主任研究者の山中伸弥氏ならびに英ケンブリッジ大学のJohn B. Gurdon教授に授与すると発表した。

[22:27 10/8]

2012年10月06日(土)

ISS長期滞在の新クルーは「中年の星」への道半ば - 油井宇宙飛行士

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の油井亀美也宇宙飛行士が、2015年6月ごろから国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在すると決まった。ISSに滞在する日本人宇宙飛行士は油井飛行士が9人目となる。ISS滞在の決定にともない10月5日に記者会見が開催され、油井飛行士はヒューストンからのテレビ会議で喜びと意気込みを語った。

[09:00 10/6]

NIMSなど、ナノレベルの結晶粒微細化技術で高強度・高成型性のねじを実用化

物質・材料研究機構は10月4日、ねじメーカーの降矢技研、圧延メーカーの大阪精工と共に鋼のナノレベルまでの結晶粒微細化技術を開発し、高強度化に伴う延性低下の問題を克服し、高強度かつ高成形性の材料開発に成功し、さらにその超微細粒材料の長尺鋼線材としての量産技術を確立し、超微細組織を持った高強度精密部品である「M1.7マイクロねじ」の実用化に成功したと発表した。

[08:30 10/6]

2012年10月05日(金)

IHIなど、航空機用「再生型燃料電池システム」の飛行実証に成功

IHIとIHIエアロスペースは、米Boeingと共同で「再生型燃料電池システム」を民間航空機に搭載し、飛行実証に成功したことを発表した。

[16:04 10/5]

イネの栽培化は中国の珠江中流領域が起源 - 遺伝研がゲノム解析で解明

国立遺伝学研究所(遺伝研)は、長年にわたって論争が繰り広げられてきたイネ栽培化の起源地および起源の系統について、イネのゲノム解析を行い、その初発の起源地と栽培化のプロセスを明らかにしたと発表した。

[15:36 10/5]

TELとimec、ライフサイエンス関連の研究におけるパートナーシップを拡大

東京エレクトロン(TEL)は10月5日、ベルギーimecのバイオ研究プログラム「Human++」に参加したことを発表した。

[11:45 10/5]

油井宇宙飛行士、ISS長期滞在が決定 - 2015年6月頃から約6カ月を予定

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10月5日、油井亀美也宇宙飛行士が、国際宇宙ステーション(ISS)の第44次/第45次長期滞在搭乗員として決定したことを発表した。

[07:00 10/5]

ISSの日本実験棟「きぼう」から超小型衛星5機を放出に成功

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2012年10月4日~5日にかけて、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」から、5機の超小型衛星を放出した。

[06:00 10/5]

2012年10月04日(木)

NIMS、酵素の物質取り込み機能を模倣した高活性の「金ナノ粒子触媒」を開発

物質・材料研究機構(NIMS)は10月3日、酵素の物質取り込み機能を模倣した高活性の「金ナノ粒子触媒」の開発に成功したと発表した。

[18:11 10/4]

人為的でない硫酸塩エアロゾルが氷期-間氷期の気温変動に影響 - 北大など

北海道大学などで構成される研究グループは10月4日、アイスコアに保存されていた大気中に浮遊する微粒子「水溶性エアロゾル」を1粒ごとに観察する手法を開発し、同手法を用いて南極で採取された「ドームふじアイスコア」に含まれる「硫酸塩エアロゾル」を測定したところ、過去30万年間の「氷期-間氷期サイクル」において、「硫酸塩フラックス」と気温の指標の間に逆相関が見られたことを発表した。

[17:09 10/4]

味覚受容体はほ乳類でもげっ歯類とアカゲザルでは異なる部分もある - 東大

東京大学は10月2日、よりヒトと近縁の旧世界ザルに属するアカゲザルに関して、「味覚受容体」と「下流シグナル伝達因子」の発現様式をin situ hybridization法を用いて詳しく調べた結果、甘味、苦味、酸味、うま味の各味覚受容体が、「味蕾」中のそれぞれ異なる細胞で互いに排他的に発現することなど、これまでモデル生物として研究されてきたげっ歯類と同様の知見が得られたと発表した。

[11:39 10/4]

良性腫瘍のがん化はミトコンドリアの機能低下が原因

良性腫瘍ががん化して悪性腫瘍になるのは、細胞内で生命維持に必要なエネルギーの生産にかかわる小器官「ミトコンドリア」の機能低下が原因となっていることが、神戸大学大学院医学研究科の井垣達吏・准教授らの研究で分かった。

[10:51 10/4]

2012年10月03日(水)

マイクロソフトと東大、Kinectによる障害者活動支援ソリューションを開発

日本マイクロソフトと東京大学(東大)先端科学技術研究センターは、Microsoftの入力デバイス「Kinect for Windows」を応用し、重度の障害者の活動を支援するソリューション「OAK」を開発したことを発表した。

[17:39 10/3]

国立天文台、最新の観測による銀河中心~太陽系の距離や回転速度を発表

国立天文台は10月2日、同組織が運用する、国内の4台の電波天文台をネットワークさせた電波干渉計「VERA」などを用いて進めてきた精密測量の結果を基に天の川銀河の基本尺度を正確に決定することに成功し、太陽から天の川銀河の中心までは2万6100光年、太陽系の場所での銀河回転の速度は240km/s(約2億年で1周)であることを発表した。

[16:38 10/3]

“おしゃべり妨害器”にイグ・ノーベル賞

「人々を笑わせ、考えさせてくれる研究」に対して贈られる今年の「イグ・ノーベル賞」の音響学賞に、言葉をしゃべっている人に作用させて強制的に発話を阻害する装置「スピーチジャマー(Speech Jammer、おしゃべり妨害器)」を発明した産業技術総合研究所情報技術研究部門メディアインタラクション研究グループの栗原一貴研究員(34)と科学技術振興機構(JST)「さきがけ」の塚田浩二研究員(35)の2人が選ばれ、このほど米ハーバード大学で授賞式が行われた。

[10:49 10/3]

2012年10月02日(火)

名大、植物の1日の時間情報を司る遺伝子発現のネットワーク構造を発見

名古屋大学は10月2日、植物の1日の時間情報を司る遺伝子発現のネットワーク構造を発見したと発表した。

[18:20 10/2]

刷り込み学習に甲状腺ホルモンが関与

生まれたばかりの鳥のひなが親の姿を記憶して追従するようになる「刷り込み学習」(インプリンティング)は、甲状腺ホルモンが脳内に流入することで引き起こされ、学習時期を逸しても同ホルモンの投与によって学習のやり直しができることが、帝京大学薬学部の本間光一教授や北海道大学大学院理学研究院の松島俊也教授らの共同研究で分かった。

[16:18 10/2]

コニカミノルタプラネタリウム“天空”がグッドデザイン賞を受賞

コニカミノルタプラネタリウムが運営するプラネタリウム館「コニカミノルタプラネタリウム“天空” in 東京スカイツリータウン」が、日本デザイン振興会が主催する2012年度グッドデザイン賞を受賞した。

[12:57 10/2]

東大など、マイクロ流れの3次元流速分布測定法「DHM-PTV」を開発

東京大学、ウシオ電機、西華産業の3者は、微少スケールにおける流体の流動(マイクロ流れ)を3次元測定できる、ホログラフィ技術を利用した新しい流速分布測定法「DHM-PTV(Digital Holographic Micro Paricle Tracking Velocimetry)」を開発したことを発表した。

[08:00 10/2]

2012年10月01日(月)

ステロール類の代謝関連酵素遺伝子の微妙な変化が好物を変える - 東大など

東京大学と筑波大学は、日本学術振興会・日仏2国間共同事業に基づくパリディドロ大学、パリ第6大学との共同研究を発展させ、サボテンにだけ生息することができる特殊なショウジョウバエの進化には、ステロール類の代謝に関わる酵素遺伝子のわずかな変化により酵素の特性を大きく変化させることが密接に関係することを解明したと発表した。

[18:02 10/1]

113番元素の合成確証

理化学研究所(埼玉県和光市)は、仁科加速器研究センターの森田浩介・准主任研究員らの研究グループが2004年に作り出した元素が、「元素周期表」の113番となる新元素である確証を得たことを発表した。国際学会に認定されれば、新元素の命名権が与えられ、元素周期表に初めて日本発の元素名が記載されることになる。

[14:25 10/1]

超新星爆発をしないはずの「黄色超巨星」が爆発 - カブリIPMUが解明

東京大学 国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構は、M51銀河に現れた超新星「SN2011dh」について、爆発前の場所で観測されていた「黄色超巨星」が起源であることを、爆発の新たな理論的モデルを用いて突き止め、同時にこれまで超新星爆発を起こすと考えられていなかった黄色超巨星が爆発に至る進化の道筋の解明にも成功したと発表した。

[13:59 10/1]

東北大、「テラヘルツ光」を用いて絶縁被覆電線内の銅素線の可視化に成功

東北大学は、「テラヘルツ光」を用いて、肉眼では見ることができない絶縁被覆電線内の銅素線を安全かつ明瞭に可視化することに成功したと発表した。

[13:44 10/1]

2012年09月29日(土)

ハッブル宇宙望遠鏡、ふたつの星団のまばゆい衝突をとらえる

NASAが発表した星々の画像の中から、印象的なものを紹介する。今回は、ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた、ふたつの星団が衝突合体する場面だ。

[08:00 9/29]

2012年09月28日(金)

JAXA、「THE SPACE HANGOUT」の開催日を10月18日に変更

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月28日、9月25日に発表した星出彰彦宇宙飛行士とリアルタイムで会話をするイベント「THE SPACE HANGOUT」の開催日程を変更すると発表した。

[18:28 9/28]

東洋大、第3のイオンをエネルギーにするハイブリッド・ナノマシンを発見

東洋大学 生命科学部生命科学科の伊藤政博教授を中心とする研究グループは、生体ナノマシンとして注目を集めている細菌運動器官のべん毛モーターでこれまで報告例のない第3のイオンをエネルギーとして利用できるハイブリッド型生物モーターを極限環境微生物の好アルカリ性細菌から発見したと発表した。

[17:43 9/28]

本田賞にMRI技術確立したルビアン博士

本田財団は27日、今年の本田賞を拡散MRI(核磁気共鳴画像法)技術を確立したフランスのデニ・ルビアン博士に贈る、と発表した。授与式は11月19日に東京で開催され、ルビアン博士には賞金1,000万円が贈られる。

[13:39 9/28]

石英ガラスにデータを数億年保存

日立製作所(東京都千代田区)は、京都大学工学部の三浦清貴教授らと共同で、耐久性の高い石英ガラスの内部に、コンパクトディスク(CD)並みの容量のデータを記録・再生する技術を開発した。記録の劣化がないまま数億年以上の保存が可能なことから、歴史的に重要な文化遺産や公文書などの新たな保存技術として期待される。

[12:14 9/28]

炭化ホウ素セラミックス中に多孔性を加えると靱性や塑性がアップ - 東北大

東北大学は、従来セラミックスに脆さをもたらすとされてきた「多孔性」や「界面相」が、「炭化ホウ素セラミックス」中に導入されると、機械特性が改善されることを明らかにしたと発表した。

[12:08 9/28]

理研、113番元素の命名優先権獲得に王手 - 新たな崩壊経路の3例目を確認

理化学研究所は9月25日、まだ名前が付けられていない113番目の新元素の3例目の合成に成功し、しかもこれまでの2例とは異なる新たな崩壊経路で確認され、113番元素の確定に大きく貢献する成果を上げ、日本、さらにはアジア初となる元素の命名優先権獲得に大きく近づいたことを発表した。

[11:38 9/28]

2012年09月27日(木)

30%の電力節約可能なモジュール型データセンター

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、現在のデータセンターに比べ消費電力を30%節約可能な次世代型グリーンデータセンターを、つくば市の産業技術総合研究所内に造った。

[13:38 9/27]

JAXA、H-IIBロケットの打ち上げ輸送サービスをMHIへ移行

宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)は9月26日、H-IIBロケット3号機の打ち上げ成功を踏まえ、今後の同ロケット打ち上げを三菱重工業(以下、MHI)による打ち上げ輸送サービスにて実施していくと発表した。

[07:39 9/27]

2012年09月26日(水)

東南海地震震源域の海底下3,600メートル掘削へ

海洋研究開発機構が「統合国際深海掘削計画」として進めている地球深部探査船「ちきゅう」による紀伊半島沖熊野灘の掘削調査は、10月3日から調査を再開し、海底下約3,600メートルまで到達を目指す。

[15:06 9/26]

光ファイバー1本でハイビジョン映画5,000本を1秒で伝送

NTT(本社、東京都千代田区)とフジクラ(本社、東京都江東区)、北海道大学、デンマーク工科大学の研究チームは、2時間のハイビジョン映画5,000本を1秒で伝送する速度に匹敵する毎秒1ペタビット(1ペタは1テラ〈兆〉の1,000倍)の超大容量データを、光ファイバー1本で52.4キロメートル伝送することに成功した。オランダ・アムステルダムで開催された欧州最大の光通信国際会議「ECOC2012」で発表した。

[11:00 9/26]

NIMSなど、金属ガラスの異常軟化現象と剪断帯抑制効果を発見

物質・材料研究機構(NIMS)は、金属ガラスに5GPaの高圧下で巨大な剪断ひずみを付与する事で、硬度や弾性率が顕著に減少する異常軟化現象を発見。この異常軟化に伴い金属ガラスを常温で変形したときに発生する剪断帯が抑制されることも併せて明らかにしたと発表した。

[10:30 9/26]

東大、光刺激を受けることで内包した化学物質を放出するゲルを開発

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は東京大学(東大)大学院薬学系研究科の加藤大 特任准教授が、光を照射すると、内包した薬剤を放出する小包みの役割をはたすゲルを開発したことを発表した。

[10:00 9/26]

京大、高いスピン対称性を持った新しい量子状態を作り出すことに成功

京都大学(京大)は、レーザー光を用いて作成した人工結晶中に極低温の原子気体をとどめることで、これまで存在していなかった高いスピン対称性を持った新しい量子状態を作り出すことに成功したことを明らかにした。

[09:30 9/26]

最新理論と先端技術で宇宙の謎に挑むALMA電波望遠鏡 第7回 アンテナペアの信号一致度を計算する専用スーパーコンピュータ - 相関器

各受信機から出力されるIF信号は全体では16GHzの帯域であるが、DSB方式のバンド9、10ではIFは4~12GHzのバンドで、偏波の違いで2つのIFが出力されている。一方、2SB方式の受信機では、IFは4~8GHzで、それが2つのサイドバンド×2つの偏波の信号が出力される。このIF信号をフィルタと基準信号系から供給される第2LOを使って、8チャネルの4~2GHzの信号に変換する。

[08:00 9/26]

2012年09月25日(火)

JAXA、10月に星出宇宙飛行士との対話イベントをGoogle+を通じて実施

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月25日、Google+にて公式ページ(アカウント名:JAXA PR)を立ち上げ、新たなプロモーション活動を開始することを発表した。また、その一環として、2012年10月24日にGoogleの技術協力のもと、Google+のハングアウト機能と衛星回線を使って一般家庭のパソコンと国際宇宙ステーション(ISS)を接続し、ISSに滞在している星出彰彦宇宙飛行士とリアルタイムの会話を実現する「THE SPACE HANGOUT」を実施することも併せて発表した。

[18:29 9/25]

英王立協会による飲食史上の重要発明“20選”

英王立協会は、人類の飲食史上で最も重要な発明“20選”を決めた。第1位は冷凍技術、第2位はワインやミルクなどの低温殺菌法、第3位は缶詰製造技術と、上位には比較的近代的な技術が入ったが、牛馬に引かせる農具の「犂(すき)」(プラウ)や漁網、コルク、鍋、ナイフなども選ばれた。

[15:20 9/25]

人体通信「Connected Me」 - 開発担当者に聞く「触れる」通信の可能性

通信インフラ大手のEricssonと聞くと、LTEやHSPAなど同社が機器で高いシェアを持つ無線通信が連想される。だが売上の約14%を研究開発に費やすという同社は、「ネットワーク社会に向けた通信とはどういうものか」という大きなテーマに向けた研究も進めている。

[12:00 9/25]

日立など、石英ガラスの内部にデジタルデータを記録・再生する技術を開発

日立製作所は9月24日、京都大学工学部 三浦清貴研究室と共同で、デジタルデータの半永久的保存を目指して、耐熱性・耐水性に優れている石英ガラス内部に、CD並みの容量のデータを記録・再生する技術を開発したと発表した。

[09:30 9/25]

東大、ダイナミックに変動する光位相の調光精度測定に成功

東京大学は、位相雑音を小さくした「位相スクイーズド光生成技術」とフィードバック制御技術を組み合わせた「超高精度な光位相追跡技術」を開発し、古典物理学的限界を超えて、これまでは不可能だったダイナミックに(大きな変動幅で時間的に)変動する光位相の超高精度測定に成功したと発表した。

[08:30 9/25]

NEDOと東大、NMRを用いて薬の効き具合を正確に予測する手法を開発

東京大学は9月24日、新エネルギー・産業技術総合開発機構の創薬加速支援事業の一環として、核磁気共鳴装置(NMR)を用いて薬の効き具合を正確に予測する手法を開発したことを発表した。

[07:30 9/25]

2012年09月24日(月)

仁科春果(はるか)・小町(こまち)デビュー

理化学研究所仁科加速器研究センター(埼玉県和光市)の阿部知子・応用研究開発室生物照射チームリーダーらは、加速器「リングサイクロトロン」から発生する重イオンビームを用いて、サクラの新品種「仁科春果(にしなはるか)」と「仁科小町(にしなこまち)」を作出し、今月から販売されることを発表した。サクラ育種家である「JFC石井農場」(山形市)の石井重久氏との共同開発による成果だという。

[13:46 9/24]

長時間労働で心臓病のリスクが4~8割増に

働き過ぎが続くと心臓病を患う確率が最大で80%高くなる - こんな調査が米国疫学ジャーナル(American Journal of Epidemiology)より出された。

[09:00 9/24]

産総研、鏡と透明状態の切り替えを30年以上可能な「調光ミラー」を開発

産業技術総合研究所は、鏡状態から透明状態、透明状態から鏡状態に戻すことを1サイクルとした切り替えにおいて1万サイクル以上の耐久性を持つ「調光ミラー」をマグネシウム・イットリウム系合金の薄膜材料を用いて実現したことを発表した。

[07:30 9/24]

農研機構など、米の品質を損なう「乳白粒」を抑制する方法を解明

農業・食品産業技術総合研究機構、新潟大学、理化学研究所の3者は、登熟期の高温で発生し米の品質を損なう「乳白粒」が生じる原因が、デンプン分解酵素「α-アミラーゼ」が高温条件下で活性化されるためであること、このα-アミラーゼを抑制することで乳白粒を抑制できることを共同で発表した。

[07:00 9/24]

コーヒーを飲むと健康になれる!? - コーヒーに秘められた医学的な効能とは

コーヒーは一般的にくつろぎの時間や覚醒のイメージがあるが、その一方で健康に影響があるのではないかと懸念する人もいる。そんなコーヒーだが、近年、その成分に科学的に効果があるということが多数発見されるようになってきた。全日本コーヒー協会は9月13日、都内でそうしたコーヒーの医学的な効能を紹介するセミナーを実施した。

[07:00 9/24]

2012年09月22日(土)

産総研の発言できなくなる装置「SpeechJammer」、イグ・ノーベル賞を受賞

産業技術総合研究所は9月21日、米国東部時間の20日に、産総研 情報技術研究部門 メディアインタラクション研究グループの栗原一貴研究員と、科学技術振興機構 さきがけの塚田浩二研究員が、聴覚遅延フィードバックを利用した発話阻害の応用システム「SpeechJammer」によって、2012年「イグノーベル賞」のAcoustics Prize(音響学賞)を受賞し、米国マサチューセッツ州にあるハーバード大学のサンダーズシアターで開催された授賞式に臨んだことを発表した。

[14:00 9/22]

2012年09月21日(金)

理研ら、X線自由電子レーザーのパルス幅をアト秒まで評価可能な手法を開発

理化学研究所および高輝度光科学研究センターは9月20日、「X線自由電子レーザー(XFEL)」のパルス幅(X線の発光時間)を評価する手法の開発を行い、理研のXFEL施設「SACLA」において実証実験に成功したと共同で発表した。

[18:37 9/21]

理研、網羅的な遺伝子発現情報を3次元空間に描き出す手法を開発

理化学研究所(理研)は9月21日、網羅的に測定した遺伝子発現情報を3次元空間に再構成する手法「トランスクリプトームトモグラフィー」を開発し、生体内のどの部分で、どの遺伝子が、どれだけ発現しているかを、Web上の仮想空間で描くことに成功したこと、ならびに同手法で作成したマウスの脳遺伝子発現データベース(ViBrism-DB)を、Web上にて公開したことを発表した。

[18:30 9/21]

岡山大、水素水の摂取が歯周病予防に効果があることを示唆

岡山大学は9月20日、水素水の摂取に歯周病を予防する効果があることを動物実験で証明したと発表した。

[18:00 9/21]

北極海の海氷面積が観測史上最少に

北極海を覆う海氷の面積が9月中旬に観測史上、最も小さくなったことが、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の第一期水循環変動観測衛星「しずく」による観測データから明らかになった。

[17:30 9/21]

トヨタ、手足の不自由な人向け生活支援ロボットを開発

トヨタ自動車は、人の活動をサポートする「トヨタ・パートナーロボット」の一種として、手足の不自由な人のために、家庭内での自立生活をアシストする生活支援ロボット(HSR:human support robot)を開発した

[17:22 9/21]

長崎大など、日本人の「原発性胆汁性肝硬変」発症に関わる遺伝子2個を同定

長崎大学、東京大学、国立国際医療研究センターの3者は9月20日、「原発性胆汁性肝硬変」の患者1500名と健常者1200名のDNA検体を用いて「ゲノムワイド関連解析(GWAS)」を行い、日本人原発性胆汁性肝硬変の発症に関わる2つの疾患感受性遺伝子の「TNFSF15」と「POU2AF1」を同定したと共同で発表した。

[16:39 9/21]

JAXA、北極海の海氷が観測史上最小面積の349万平方kmを記録したことを発表

宇宙航空研究開発機構は9月20日、2012年7月3日から続けている第一期水循環変動観測衛星「しずく(GCOM-W1)」のマイクロ波放射計「AMSR2」が観測した北極海の海氷データを解析した結果、8月24日に記録した観測史上最小の海氷面積である421万平方kmを更新し、9月16日に349万平方kmを記録したことを発表した。

[16:16 9/21]

理研など、サクラの新品種「仁科春果」と「仁科小町」を変異誘発技術で作出

理化学研究所は9月19日、サクラ育種家である山形市のJFC石井農場の石井重久氏と共同で、仁科加速器研究センターの理研リングサイクロトロンから発生する「重イオンビーム」による「変異誘発技術」を用いて、サクラの新品種として「仁科春果」と「仁科小町」の2品種の作出に成功したと発表した。

[15:34 9/21]

東大、がん細胞の異常増殖や悪性化の一因となる新規メカニズムを発見

東京大学は9月19日、シカゴ大学や理化学研究所などの協力を得て、がん細胞の異常増殖や悪性化の一因となる新規メカニズムとして、正常細胞中で外界ストレス応答を担う制御タンパク質「heat shock protein70(HSP70)」ががん細胞の中で「メチル化」され、異常な細胞局在および細胞増殖を促進させることを突き止めたと発表した。

[15:29 9/21]

2012年09月20日(木)

東大など、結晶が大きく成長していく機構を実験的に解明することに成功

東京大学は、産業技術総合研究所などの協力を得て、固体表面の狙いの場所に有機分子1分子を結合させ、その1分子を結晶化のタネとして用いることで、そのタネ分子の上に1分子また1分子と分子が積み重なる過程を経て、大きな結晶へと成長する過程をつぶさに検討した結果、固体表面に分子が次第に積み重なって大きな結晶に成長する機構を、実験的に解明することに成功したと発表した。

[15:35 9/20]

世界最高気温を90年ぶりに訂正

これまで地表での"世界一の酷暑"とされていた北アフリカ・リビアでの最高気温58℃が「間違いだった」として、観測から90年ぶりに世界気象機関(WMO)が訂正した。新たな世界最高気温記録は1913年7月10日に米カリフォルニア州デスバレー国立公園のグリーンランドランチで観測された56.7℃となった。

[11:28 9/20]

2012年09月19日(水)

アルマ望遠鏡、バンド8受信機や7mアンテナ3台などを使った干渉試験に成功

国立天文台は9月14日、チリ時間の同月13~14日にかけて「ALMA(Atacama Large Millimeter/submillimeter Array:アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計)望遠鏡」で行われた、天王星をターゲットとした観測試験の中で、国立天文台製のバンド8受信機と日本製7mアンテナ3台、日本製ACA相関機を使った干渉試験に初めて成功したことを発表した。

[18:00 9/19]

ニューメキシコ州で日米共同スマートグリッド実証運転開始

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が日本企業、米ニューメキシコ州政府などと協力し、同州ロスアラモス郡で進めているスマートグリッド実証プロジェクトの実証サイトが完成、現地時間17日(日本時間18日)実証運転が始まった。

[17:57 9/19]

ノーベル賞有力者に竹市雅俊、藤嶋昭、春田正毅氏

国際情報企業「トムソン・ロイター」は19日、ノーベル賞受賞に値する研究者として竹市雅俊・理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター長、藤嶋昭・東京理科大学学長、春田正毅・首都大学東京大学院特任教授を含む21人を発表した。

[17:56 9/19]

トムソン・ロイター、ノーベル賞有力候補者21名を発表 - 日本人は3名が選出

トムソン・ロイターは9月19日、10月8日から予定されているノーベル賞受賞者の発表者に先駆け、同社の学術文献引用データベース「Web of Science」を元に、論文がどの程度引用され、学術界にインパクトを与えたのかなどを考慮した「ノーベル賞有力候補者(トムソン・ロイター引用栄誉章)」を発表した。

[16:58 9/19]

国立天文台など、超巨大ブラックホールのジェットを高解像度で撮影

国立天文台は9月18日、東京大学、マサチューセッツ工科大学の協力を得て、地球から約53億光年および約73億光年彼方にある「3C279」と「NRAO530」という2つの活動銀河「クエーサー」の中心にある超巨大ブラックホールから噴出するガスの根元の部分の構造を、「60マイクロ秒角」を切る高解像度でとらえることに成功し、ガスの噴出する見かけの方向が根元の部分で大きく曲がっていることを明らかにしたと発表した。

[16:19 9/19]

筑波大、分子回路実現のカギとなる「機能性分子ワイヤー」の開発に成功

筑波大学は、誘電率の変化を伴う絶縁体・半導体の熱によるスイッチと反磁性・量子磁石の光スイッチを共に示す「1次元鎖型金属錯体(分子ワイヤー)」の開発に成功したと発表した。このように1分子で磁性・電気伝導性を自由に切り替えられる物質は、1次元鎖型化合物としてははじめてだという。

[13:56 9/19]

浜松医科大など、新型の質量顕微鏡で謎の多い「腹部大動脈瘤」の特徴を確認

科学技術振興機構、浜松医科大学、島津製作所の3者は、共同開発した新型の観察装置「質量顕微鏡」を用いて、見過ごされがちだが破裂すると死亡率が8割におよぶ「腹部大動脈瘤」を調べたところ、栄養を届けるための血管が閉塞し、腹部大動脈の血管壁内を流れる血液量が少なくなっていることを発見したと共同で発表した。

[12:54 9/19]

理研、初期の感染防御に必須であるIgM抗体の受容体「FcμR」の機能を解明

理化学研究所(理研)は9月18日、ウイルスや細菌などの異物に対する「自然免疫」や初期の感染防御に必須な、「免疫グロブリンM(IgM抗体)」の受容体「FcμR」の機能を明らかにしたと発表した。

[12:46 9/19]

オゾン層は回復基調に

フロンガスなどのオゾン層破壊物質の生産や消費を国際的に規制する「モントリオール議定書」の採択(1987年9月16日)から25周年を迎えたのを機に、世界気象機関(WMO)は、南極上空のオゾンホールの大きさが今年は昨年よりも小さく、有害な太陽の紫外線から地球を守ってくれるオゾン層が回復傾向にあると発表した。国連の潘基文(バン・キムン)事務総長は「これらの破壊物質の98%を世界で廃止したことにより、オゾン層は50年先までの回復軌道に乗っている」と述べた。

[12:31 9/19]

最新理論と先端技術で宇宙の謎に挑むALMA電波望遠鏡 第6回 最新技術を詰め込むことで幅広いバンド幅のカバーを実現した受信機

受信機は日米欧で分担開発を行っており、このうち、日本はバンド4、8、10の受信機の開発を担当し、ACAだけでなく、すべてのアンテナにこれらのバンドの受信機を供給する。大気で吸収されてしまって地上まで電波がほとんど届かない周波数帯があり、この部分は受信機を置いてもムダであるので、それらの周波数を除いたことによりバンド7~10の周波数は連続せず、隙間が空いている。

[08:00 9/19]

JAEA、核医学診断用のラジオアイソトープの国内生産技術の開発に進展

日本原子力研究開発機構(JAEA)は、医療診断用のラジオアイソトープ(RI)を国内の生産でまかなうため、短半減期である「モリブデン-99(99Mo)」(画像1)製造の国産化技術開発の一環として「高密度MoO3ペレット」の製造技術を開発、成功したと発表した。

[07:30 9/19]

NEDO、産業用チタン合金の低コスト化・生産性向上技術を開発

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、産業用チタン合金の低コスト化・生産性向上技術を開発したと発表した。

[07:30 9/19]

2012年09月18日(火)

東北大など、「Gタンパク質共役型受容体」の活性化の検出手法を開発

東北大学、東京大学、愛媛大学、科学技術振興機構の4者は、薬の大半が効果を発揮するために作用する「Gタンパク質共役型受容体」の活性化を検出する新規手法を共同で開発し、116種のGPCRとそのリガンド(特定の結合分子)の組み合わせの内、世界最高級の値となる約90%の104種類の活性化を測定可能としたことを共同で発表した。

[18:57 9/18]

東大と群大、悪性「非ホジキンリンパ腫」の発症メカニズムの一端を解明

東京大学と群馬大学は、産業技術総合研究所、カリフォルニア大学サンフランシスコ校、京都大学の協力を得て、血液がんである「B細胞リンパ腫」の内で日本人に多く見られるタイプの悪性リンパ腫「非ホジキンリンパ腫」の発症メカニズムの一端を解明したと共同で発表した。

[17:09 9/18]

過冷却液体では冷却の進行で微視的に固体的な性質を帯びていく - 京大など

京都大学と高輝度光科学研究センターは、放射光で共鳴励起した原子核から散乱されたγ線を用いて、典型的な「過冷却」液体の運動性を調べ、冷却が進むにつれて液体がミクロなスケールで固体的な性質を帯びてくる様子を詳細に観測することに成功したと共同で発表した。

[17:00 9/18]

世界で最も細い注射針

1日に数回、インスリンを注射している糖尿病患者は日本で約100万人いるという。ほかに、成長ホルモンやワクチンなどを自己注射している患者もいる。こうした人たちの肉体的、精神的な負担を軽くしようと、医療機器メーカー「テルモ」(東京都渋谷区)が世界で最も細い注射針を開発した。

[12:00 9/18]

タンパク質「TDP-43」の構造異常の差がALSなどの病型を生む - 東京都など

東京都医学総合研究所と東京都福祉保健局は、難病「ALS」や「若年性認知症」の患者の脳や脊髄に蓄積するタンパク質「TDP-43」の構造異常の違いがその患者の病型を決めていることを明らかと発表した。

[08:00 9/18]

ヒトの脳の「前頭連合野」では3つの領域が役割分担をしている - 東京都など

東京都医学総合研究所および東京都福祉保健局は、日々行う目的ある行為において、ヒトで大きく発達した脳の「前頭連合野」にある3つの領域が役割分担していることを解明したと発表した。

[08:00 9/18]

2012年09月17日(月)

大マゼラン雲の中で見つかった輝く"スーパーバブル" - NASA

これは、天の川銀河の小さな衛星銀河「大マゼラン雲」の中にあるスーパーバブルの合成画像だ。このスーパーバブルは、地球から約16万光年向こうに位置している。

[08:00 9/17]

2012年09月14日(金)

京大など、ヒト化動物としての利用も可能な「重症免疫不全ラット」を作製

京都大学は9月14日、人工酵素「ジンクフィンガーヌクレアーゼ」を利用することで、「重症免疫不全(SCID)ラット」を作製することに成功したと発表した。

[17:48 9/14]

スピンと軌道を制御すれば室温超伝導ができる!? -東大など、電子対で新発見

東京大学物性研究所と科学技術振興機構は、電気伝導を担う電子を高精細に観測し、電子を結びつけて対にする「のり」について新たな発見があったことを発表した。

[17:44 9/14]

NEDO、高感度・低コストの抗体集積化チップを開発

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は9月13日、高感度・低コストの抗体集積化チップの開発に成功したと発表した。

[17:38 9/14]

名大など、中性子の加減速を磁場で制御する技術を開発して実証

名古屋大学は9月14日、京都大学、九州大学、高エネルギー加速器研究機構、理化学研究所、仏ラウエランジュバン研究所の協力を得て、勾配を持つ磁場と高周波磁場の組み合わせることで中性子を加減速させる方法を開発・実証し、実験に必要な位置での中性子の密度を向上させることができるようになったことを発表した。

[17:35 9/14]

宇宙空間の「プラズマ波動」観測装置をマッチ箱サイズまで小型化 - 京大

京都大学は9月14日、宇宙プラズマが発する電波の「プラズマ波動」環境を計測する電波観測装置を、従来のA4用紙サイズからマッチ箱サイズまで小型化することに成功したと発表した。

[17:31 9/14]

東大、植物細胞の形を決める遺伝子セットを同定して分子的な仕組みも解明

東京大学は、植物細胞の形を決める遺伝子セットを同定することに成功し、その分子的な仕組みも解明したと発表した。

[17:23 9/14]

NIMS、電気的に中性で未発見の「マヨラナ粒子」の操作を理論的に考案

物質・材料研究機構は9月13日、電気的に中性である「マヨラナ粒子」の理論解析を行ってその操作方法を考案し、特殊な超伝導状態の「トポロジー」特性を利用するように設計された「ナノ量子デバイス」を用いれば、局所的な「ゲート電圧」のスイッチングだけでマヨラナ粒子を自在に搬送・交換することができると発表した。

[17:20 9/14]

名大など、100℃以上でも発電可能なアルカリ形燃料電池用電解質を開発

名古屋大学(名大)と産業技術総合研究所(産総研)は、自動車用燃料電池の低コスト化と高効率化に繋がる水酸化物イオン伝導性固体電解質を新たに開発し、これを用いた燃料電池の高温作動化に成功したと発表した。

[17:15 9/14]

博士課程修了者にも険しい非常勤から常勤職への道

いったん非常勤職に就いてしまうと常勤職に就きにくい―。こうした状況が大学院博士課程修了者にも見られることが、科学技術政策研究所が10日に公表した調査資料から明らかにされている。

[17:09 9/14]

火星の南極に“ドライアイスの雪”

火星の南極では二酸化炭素が凍ってできた“ドライアイスの雪”が降り積もっていることを、米航空宇宙局(NASA)が無人探査機「マーズ・リコネサンス・オービター(Mars Reconnaissance Orbiter、MRO)」などの上空からの観測で確かめた。太陽系では初めての知見だという。

[12:40 9/14]

長崎大、新たな解析法で「早期リウマチ患者」特有の免疫複合体の検出に成功

長崎大学は9月12日、関節リウマチ患者の中でも、臨床症状がほとんど現れておらず、血液検査での診断も困難とされる「早期リウマチ患者」の血清中に特異的な免疫複合体が存在することを発表した。

[09:30 9/14]

2012年09月13日(木)

従来の7倍の天域を撮影 - すばる望遠鏡が新広視野角カメラの試験観測を開始

国立天文台ならびに東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構は9月13日、ハワイ現地時間2012年8月17日に、複数の研究機関や大学によって共同開発で進められてきた新型の超広視野カメラ「Hyper Suprime-Cam」がすばる望遠鏡に搭載され、同28日の夜から性能試験観測を開始していることを報告した。

[17:47 9/13]

東京学芸大、従来とは異なる新たな細胞の浸透圧調節機構を発見

東京学芸大学は9月12日、従来より知られていた細胞の浸透圧調節の仕組みとは異なる新しい仕組みを発見したと発表した。

[17:37 9/13]

精子形成障害型の男性不妊の治療に光明 - 横浜市立大などがマウスで実証

横浜市立大学は、理化学研究所と基礎生物学研究所の協力を得て、重篤な精子形成不全により不妊になる遺伝子変異マウスの精巣組織を体外で培養し、精子形成を誘導し精子を産生することに成功し、産生された精子細胞を用いて産仔も得られたと発表した。

[17:34 9/13]

NAISTなど、神経細胞はタンパク質「Rab33a」で軸索を伸ばすことを解明

奈良先端科学技術大学院大学は9月12日、東北大学の協力を得て、神経細胞が「軸索」を伸ばすために細胞膜を広げる仕組みとして、神経細胞内に存在している、これまでは機能が不明だったタンパク質「Rab33a」が、細胞体で合成された細胞膜成分の軸索先端への輸送と供給を担うことによって、軸索の伸長と形成に関わることを解明したと発表した。

[16:15 9/13]

東大など、植物の生長速度と環境ストレス応答のバランス調整の仕組みを解明

東京大学、国際農林水産業研究センター、理化学研究所の3者は9月11日、植物の生長速度と環境ストレス応答のバランス調整に不可欠な転写抑制因子のタンパク質「GRF7」を発見したと共同で発表した。

[16:07 9/13]
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