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ヘッドライン

2012年12月28日(金)

ヒトは2歳までに大脳の神経連絡強化に伴う内部構造の再構築が生じる -京大

京都大学(京大)は、チンパンジーの大脳の成長様式を通して、なぜほかの霊長類と比較してヒトが顕著に大きな脳やヒト知性を獲得したのかということを明らかにしたと発表した。

[14:50 12/28]

2012年12月27日(木)

テロメア長の短縮化は誕生時の生殖様式の状態により決定される - 慶応大

慶応義塾大学(慶応大)は12月27日、無性生殖や有性生殖を環境に応じて使い分ける扁形動物プラナリアを用い、プラナリアの誕生時の生殖様式(無性か有性か)が細胞の寿命を規定することを示すことに成功したと発表した。

[17:11 12/27]

理研、自然免疫と獲得免疫の両方を活性化させるがん免疫療法を開発

理化学研究所(理研)は12月26日、リンパ球の一種であるナチュラルキラーT細胞(NKT細胞)や、免疫反応の司令塔である樹状細胞を利用して、自然免疫と獲得免疫の両方を活性化させ特定のがんを抑制する「ヒト型人工アジュバントベクター細胞」によるがん免疫療法を開発したことを発表した。

[08:30 12/27]

東大、「piRNAクラスター」におけるヒストン修飾などの同定に成功

東京大学は12月25日、「PIWI-interacting RNA(piRNA)産生培養細胞」である「カイコBmN4」細胞を用いた「ChIP-seq」法、「TSS-seq」法および「RNA-seq」法により、「piRNAクラスター」におけるヒストン修飾や転写様式および転写ユニットをゲノムワイドに同定することに成功し、その結果から、piRNAクラスターが新規な外来配列からpiRNAを産生するのに必要な特徴を明らかにすることができたと発表した。

[08:30 12/27]

2012年12月26日(水)

理研、血液検査だけで血中のがん細胞のモニタリングを可能とする技術を開発

理化学研究所(理研)は12月25日、血液中を循環するがん細胞を高感度に捕捉し、そのがん細胞を生きたまま剥離できるナノデバイスを開発したことを発表した。転移性のがんの診断や治療後の経過観察に有効だという。

[10:00 12/26]

ヒトはまばたきのたびに脳領域の活動を切り換えている - 阪大が解明

大阪大学(阪大)は、映画を見ている時に無意識に生じたまばたきのたびに、内省などに関わるデフォルト・モード・ネットワーク(注意を要するような課題を行っている時よりも、何もしないで安静にしている時により活動が上昇する脳領域)の活動が一過性に上昇する一方、注意の神経ネットワーク(外界にある特定の対象に注意を向けることに関連した脳領域)の活動が減少することを発見したと発表した。

[09:30 12/26]

JNC、直径数百nmのハイドロキシアパタイト多孔体を開発

JNCは、ソフセラが開発したハイドロキシアパタイト(HAp)ナノ粒子を原材料とし、直径が数百nmのHApナノ繊維で構成されたHAp多孔体の開発に成功したことを発表した。

[08:00 12/26]

2012年12月25日(火)

信州大、細胞分離酵素を阻害するタンパク質の新奇な「弓のこ型」構造を発見

信州大学は12月25日、細菌の細胞分離酵素を阻害する「IseAタンパク質」の新奇な「弓のこ型」構造を解明したと発表した。

[22:18 12/25]

閉経後の女性の骨粗しょう症を防ぐにはβ-クリプトキサンチン - 農研機構

農業・食品産業技術総合研究機構は12月22日、閉経女性における「β-クリプトキサンチン」の血中濃度と骨粗しょう症の発症リスク低減に関連性があることを発見したと発表した。

[17:31 12/25]

NICT、DNAの自己組織能を利用した生体分子システム構築技術を開発

情報通信研究機構は12月25日、東京大学の協力を得て、DNAを足場として用いることで生体分子のシステムを作れる技術を開発したと発表した。

[12:53 12/25]

北大、神経核「分界条床核」が「腹側被蓋野」を制御する仕組みを解明

北海道大学は12月20日、群馬大学の協力を得て、脳の神経核の1つである「分界条床核」が、ドーパミンを放出する中脳の「腹側被蓋野」を制御する仕組みとして、分界条床核から腹側被蓋野への投射線維の大多数が「GABA」を伝達物質とする「抑制性投射」であり、その標的が腹側被蓋野の「抑制性介在ニューロン」であることを明らかにしたと発表した。

[08:00 12/25]

2012年12月21日(金)

輸送体「KCC2」はシナプスの興奮と抑制のバランスを図る分子機構 - 北大

北海道大学は12月20日、抑制性シナプスの形成部位との発現制御の関係がほとんどわかっていなかった塩素イオンの細胞外排出を行う輸送体「KCC2」について、小脳の「プルキンエ細胞」に着目して発現解析を実施したところ、発達期と成体期の同細胞で異なる発現調節の仕組みが確認され、KCC2が特定の抑制性シナプスの抑制作用を調節することで興奮と抑制のバランスを図る分子機構であることが明らかになったと発表した。

[18:17 12/21]

放医研、フリーラジカルから身を守る能力を可視化する技術を開発

放射線医学総合研究所(放医研)は12月21日、放射線障害やがん、動脈硬化など多くの病気の原因となるフリーラジカルから身を守る能力を、造影剤と高磁場MRIを使って検出・イメージングする手法を開発したと発表した。

[16:52 12/21]

慶応大、長期安定記憶を実現するために必要となる分子メカニズムを解明

慶應義塾大学(慶応大)は12月21日、哺乳動物の長期記憶を司る分子メカニズムを再現した生化学反応ネットワークモデルを作成し、2週間を超える長期間安定した記憶を形成するためには、記憶刺激の繰り返しにともなって、神経細胞内で分子メカニズムのネットワークが刻々と移り変わっていく現象「ネットワーク遷移」が鍵となることを、コンピュータシミュレーションにより示したことを発表した。

[16:25 12/21]

九大など、誤飲しても問題ない虫歯・歯周病予防口腔用殺菌剤を発表

九州大学と優しい研究所は12月19日、鹿児島大学、国立長寿医療研究センターとの共同研究により、植物性乳酸菌が作る天然の抗菌ペプチドである「ナイシンA」を抽出した「高純度ナイシン」と「梅エキス」を独自の配合比で組み合わせた天然抗菌剤「ネオナイシン」が、口腔内の虫歯菌、歯周病菌を減少させることを確認したと共同で発表した。

[15:42 12/21]

理研、次世代抗がん剤の種「テルペンドールE」の生合成メカニズムを解明

理化学研究所(理研)は12月21日、土壌に棲む「糸状菌」の仲間が、新しい抗がん剤の種となる化合物として注目される「テルペンドールE」を生合成するメカニズムを明らかにしたと発表した。

[11:12 12/21]

理研、がん細胞の形態変化で簡単に抗がん剤の作用を予測するシステムを開発

理化学研究所(理研)は12月21日、さまざまな抗がん剤をがん細胞に添加することで起きる細胞形態の変化パターンをデータベース(DB)化した「モルフォベース」を構築し、同DBの特徴や情報を基に新規抗がん剤の作用を予測する手法「モルフォベースプロファイリング」を開発したことを発表した。

[10:54 12/21]

40年前に決定された修飾構造は実は分解物だった - 東大が解明

東京大学は12月20日、タンパク質の生合成において重要な役割を担っているtRNAに含まれる修飾塩基として、新たな修飾構造「サイクリックt6A(ct6A)」を発見、その生合成および機能を解明したことを発表した。

[09:00 12/21]

マスク装着就寝で、子どもの喘息の悪化を5割低減可能 - ユニ・チャームなど

ユニ・チャームは12月20日、複数の小児科のアレルギー専門医と協力して、外来通院中の喘息の子どもを対象に就寝時にマスクを装着する効果について研究を行った結果、就寝時にマスクを装着することで、喘息症状と喘息による治療などを5割低減させることを実証したと発表した。

[08:30 12/21]

2012年12月20日(木)

東大など、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の原因メカニズムを解明

東京大学は12月19日、科学技術振興機構・戦略的研究推進事業(CREST)研究において、理化学研究所(理研)との共同研究により、「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の原因メカニズムを明らかにしたと発表した。

[18:39 12/20]

エリンギにインフルエンザ感染時の症状を軽減させる可能性 - ホクトが確認

ホクトは12月19日、富山大学 大学院医学薬学研究部の安東嗣修 准教授との共同研究により、熱処理エリンギが細菌内毒素により肺炎を起こしたマウスの炎症を抑える効果があることを確認したと発表した。

[18:19 12/20]

東大、タンパク質「ASK3」が体内の浸透圧変化の情報伝達を担うことを発見

東京大学は、腎臓に多く発現するタンパク質「ASK3」が、浸透圧変化に対して感度よく精密に応答し、浸透圧変化の際に必要な情報伝達を担っていることを明らかにしたと発表。

[18:01 12/20]

自閉症の主症状をmTOR阻害薬「ラパマイシン」で改善可能 - 東京都など

東京都医学総合研究所、東京大学、東京都福祉保健局の3者は、順天堂大学との共同研究により、自閉症の主症状である「社会性相互交流障害」が、抗腫瘍薬、免疫抑制薬として複数の国で認可されているmTOR阻害薬の1種の「ラパマイシン」により改善することを、2種類の「結節性硬化症」モデルマウスを用いた動物実験により明らかにしたと発表した。

[17:56 12/20]

順天堂大、若年性遺伝性パーキンソン病の発症の仕組みの一部を解明

順天堂大学は12月19日、京都大学との共同研究により、若年性遺伝性パーキンソン病の原因遺伝子の1つである「PINK1」が、同じく原因遺伝子の「Parkin」のスイッチを入れる仕組みがあることを見つけ、その破綻がパーキンソン病に関与する可能性が見出されたと発表した。

[17:50 12/20]

細胞死抑制遺伝子「c-FLIP」は腸管や肝臓の恒常性維持に必須 - 順天堂大

順天堂大学は12月18日、「腸上皮細胞」や肝細胞でのみで細胞死抑制遺伝子「c-FLIP」が欠損したマウスを樹立することに成功し、c-FLIPが腸管や肝臓の恒常性を維持するために必須の遺伝子であることを明らかにしたと発表した。

[08:30 12/20]

2012年12月19日(水)

タンパク質「TDP-43」の安定化がALSの発症時期を決定する要因 - 理研が解明

理化学研究所は12月18日、脳や脊髄の病巣に蓄積するタンパク質「TDP-43」の安定化が、全身の筋肉マヒを起こす神経変性疾患「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の発症時期を決定する要因であることを明らかにしたと発表した。

[17:50 12/19]

2012年12月17日(月)

東大生産研、折り紙の折り畳み技術を用いて培養細胞の自動立体化技術を開発

東京大学生産技術研究所は、平面上に培養した細胞を、細胞の内部の力(牽引力)を用いて、折り紙のように折り曲げ、自動的に立体構造を作製する技術を開発したと発表した。

[16:16 12/17]

KEK、人工的に作成した摸倣生体膜の変形挙動を解明

高エネルギー加速器研究機構(KEK)は、人工的に作成した摸倣生体膜の小胞(ベシクル)が温度変化によって開口し、平板状(ナノディスク)に変形した後、ナノディスク同士が融合して再びベシクルへ変形することを発見、東京大学 物性研究所附属中性子科学研究施設の中性子小角散乱装置「SANS-U」を用いたナノスケールの構造観察により、その仕組みを明らかにしたと発表した。

[12:09 12/17]

2012年12月14日(金)

生命の設計図であるゲノムDNAは細胞の中で小刻みに動いていた -遺伝研など

国立遺伝学研究所(遺伝研)は12月14日、細胞の中でヌクレオソームがダイナミックに揺らいでいる(小刻みに動いている)ことを見出したと発表した。

[17:51 12/14]

がん幹細胞はピロリ菌由来がんタンパク質「CagA」を溜め込む - 慶応大など

慶應義塾大学は12月13日、東京大学、長崎大学の協力を得て、ピロリ菌由来のがんタンパク質「CagA」が「がん幹細胞」に注入されると、細胞内にCagAを溜め込み、安定的に存在することを証明したと発表した。

[17:15 12/14]

炎症性腸疾患の根治に期待 -仁丹など、核酸医薬の経口DDS製剤化技術を開発

森下仁丹は12月13日、核酸医薬の経口DDS(Drug Delivery System)製剤化に必要な基盤技術の開発に成功したことを発表した。

[12:24 12/14]

自閉症などの発達障害は母体の化学物質摂取による可能性がある - 東大

東京大学(東大)は12月13日、微量のダイオキシンを投与した母マウスから生まれたマウスを用い、独自開発の行動試験を行った結果、仔マウスが成長後に、脳の柔軟性の低下と集団行動の異常が生じること、そしてその背景に脳活動のアンバランスがあることを解明したと発表した。

[12:09 12/14]

卵白を摂取が筋肉の代謝を高め内臓脂肪を減少させる -キユーピーなどが確認

キユーピーは12月13日、卵白の摂取が筋肉での代謝を高め、内臓脂肪を減らす可能性があるという試験結果を発表した。

[12:08 12/14]

理研、「微小管」の先端に新しい構造領域とその機能を発見

理化学研究所は12月13日、「超解像顕微鏡法」を応用して25nmの分解能を実現し、細胞の中で物質輸送のレールとして働く「微小管」の先端に新しい構造領域とその機能を発見したと発表した。

[08:30 12/14]

2012年12月13日(木)

岩手大など、酵素と類似した機能を持つ糖脂質「MPIase」を発見

岩手大学とサントリー生命科学財団は12月12日、盛岡大学の協力を得て、細胞膜に膜タンパク質を挿入する過程において、酵素と類似した機能を持つ糖脂質「MPIase(Membrane Protein Integrase)」を発見し、今回その化学構造を明らかにしたと発表した。

[18:34 12/13]

「慢性疲労症候群」患者の半数で脳の神経伝達機能が低下 - 理研など

理化学研究所、関西福祉科学大学、浜松ホトニクス、浜松医科大学の4者は12月12日、「慢性疲労症候群」患者の約半数の血中に見られる自己免疫疾患の原因となる「自己抗体」が、脳の神経伝達機能を低下させている様子をPET(陽電子放射断層撮影)検査で明らかにしたと発表した。

[10:10 12/13]

2012年12月12日(水)

東大生産研、早期診断や病態悪化の予兆検出を可能とする理論の有効性を証明

東京大学生産技術研究所は12月11日、多数の遺伝子等が関与する複雑疾病において、発病の早期診断や病態悪化の予兆検出を可能とする「動的ネットワークバイオマーカー(DNB:Dynamical Network Biomarker)」を発見するための基礎理論を構築し、その有効性を証明したと発表した。

[18:03 12/12]

阪大など、従来の10倍の明るさのライブイメージング用発光物質を開発

大阪大学と科学技術振興機構は12月12日、国立遺伝学研究所、北海道大学、京都大学の協力を得て、化学発光タンパク質と蛍光タンパク質をハイブリッド化することで、従来よりも10倍以上明るく光る超高輝度化学発光タンパク質「nano-lantern(ナノ-ランタン)」を開発し、同タンパク質でマーキングすることにより自由行動下におけるマウス体内のがん組織を実時間検出することに成功したことを発表した。

[17:54 12/12]

横浜市大、孔脳症と裂脳症の患者の約2割に遺伝子「COL4A1」の変異を発見

横浜市立大学は12月10日、脳性麻痺やてんかん、精神遅滞などを引き起こす脳奇形「孔脳症」および「裂脳症」の患者の約2割に、「IV型コラーゲンα1鎖」をコードする遺伝子「COL4A1」の「ヘテロ接合性変異」があることを同定したと発表した。

[08:30 12/12]

2012年12月11日(火)

乳酸菌飲料の飲用が短期記憶力や集中力を向上させる - カルピスが確認

カルピスは12月11日、自社で保有する乳酸菌「Lactobacillus helveticus(ラクトバチルス・ヘルベティカス)」で発酵させて作った乳酸菌飲料(殺菌)の飲用が記憶力・集中力の改善作用を持つことを確認したと発表した。

[16:58 12/11]

京大、iPS細胞の発現解析により約1万種のタンパク質の発現量を取得

京都大学は12月7日、ヒト人工多能性幹(iPS)細胞中の全タンパク質(プロテオーム)に対し、独自の計測システムを用いた発現解析を行い、約1万種のタンパク質の発現量プロファイルを取得することに成功したと発表した。

[15:56 12/11]

京大、遺伝子改変マウスで「筋萎縮性側索硬化症」の疾患の再現に成功

京都大学は12月10日、滋賀医科大学の協力を得て、タンパク質分解異常に着目した遺伝子改変マウスの作製により、原因が未だに多くの謎に包まれ、治療法が確立されていない神経難病の1つである「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の疾患再現に成功したと発表した。

[15:29 12/11]

2012年12月10日(月)

東京医科歯科大、細胞の自食作用に必要な分子「シンタキン17」を発見

東京医科歯科大学は、細胞内の一部を取り囲んだ袋状膜構造「オートファゴソーム」に細胞内の分解専門小器官「リソソーム」が融合することで行われる細胞分解システムである「オートファジー(自食作用)」は、オートファゴソーム表面に「SNARE」と総称される分子群の1種である「シンタキシン17」が呼び寄せられることで働くことを発見したと発表した。

[15:59 12/10]

肌のバリア機能には低分子よりも高分子ヒアルロン酸が重要 - ナリス化粧品

ナリス化粧品は、皮膚の表皮に存在する「ヒアルロン酸」の未開拓分野の生理的役割に着目して研究を行ったところ、肌のバリア機能にはヒアルロン酸の"分子量"の関与が大きいことなどを確認したと発表した。

[15:53 12/10]

北大、生物時計の正確で強靭なリズムは神経細胞集団のネットワークが重要

北海道大学は12月6日、「蛍光カルシウムセンサ」と高感度イメージング法により、細胞内カルシウム濃度の変化を指標に神経細胞の活動を計測することで、「視交叉上核」の神経細胞ネットワークの高精度の可視化に世界で初めて成功し、細胞内カルシウム濃度変化の概日リズムを網羅的に解析した結果、視交叉上核の生物時計では、異なる性質を持つ神経細胞集団のネットワークが互いに連絡することで、正確で強靭なリズムを刻むことを明らかにしたと発表した。

[11:51 12/10]

2012年12月07日(金)

Hes7遺伝子のイントロンの数が分節時計の周期に関係している - 京大

京都大学(京大)は12月7日、分節時計が正しい時間を刻むには正しい数のイントロンが必要であることを発見したと発表した。

[13:11 12/7]

花王、コーヒーポリフェノールに体脂肪低減作用があることをヒトで実証

花王は12月6日、成人を対象とした継続摂取試験を通して、コーヒー豆に含まれるポリフェノール「クロロゲン酸類」の持つ生理機能と、焙煎によって生じる成分との関係について調べたところ、クロロゲン酸類に血管の最内層にある細胞が有する機能で、血管壁の収縮・弛緩を調節して血圧を正常に保つなど、重要な役割を担っている「血管内皮機能」を改善する作用ことなどを見出したと発表した。

[08:30 12/7]

生理研、S1の興奮-抑制バランス破綻が慢性疼痛に関与することを確認

生理学研究所(生理研)は12月6日、慢性疼痛時には、一次体性感覚野(S1)興奮性細胞のKCC2発現減少によりGABAの抑制力が減弱するため、抑制性細胞過剰活動によりGABA放出が増加するものの興奮性細胞の過剰活動を完全に抑制することができず、疼痛行動が惹起されることを明らかにしたと発表した。

[08:00 12/7]

2012年12月06日(木)

京大、不明だったヒトミトコンドリア内の「NADP」の供給源を発見

京都大学は12月5日、ヒトのミトコンドリアで「ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADP)」を合成する酵素を特定し、NADPの供給源を明らかにしたと発表した。

[15:38 12/6]

東大、細胞内輸送の破綻が「てんかん」発症の原因の一端であることを確認

東京大学(東大)は12月6日、神経細胞で細胞内の物質輸送を担うキネシンスーパーファミリータンパク質の1つである分子モーター「KIF5A」がGABAA受容体を輸送しており、この輸送機構が破綻することで「てんかん」が発症することを明らかにしたと発表した。

[15:28 12/6]

放医研など、アミロイドの蓄積と認知症を伴うレヴィ小体病の関連を確認

放射線医学総合研究所(放医研)は12月6日、PETとMRIを用いた研究により、認知症を伴うレヴィ小体病の脳萎縮にアルツハイマー病(AD)と同じく異常タンパク質「アミロイド」の蓄積が密接に関連することを明らかにしたと発表した。

[14:53 12/6]

東北大、「褐色脂肪」の働きを低下させて肥満に至る仕組みを発見

東北大学は12月5日、過食により肝臓で糖代謝が亢進することに応じて発せられる神経シグナルが、「褐色脂肪」によるカロリー消費を低下させて肥満を引き起こすことを発見し、さらにこの仕組みが、太りやすさの違いに関与していることも見出したと発表した。

[14:08 12/6]

NIBB、細胞へ情報を伝達する分子が細胞に位置情報を伝えるメカニズムを解明

基礎生物学研究所(NIBB)は、細胞から細胞へ情報を伝達する分子(シグナル伝達因子)の1つである「JAK/ STATシグナル伝達因子」が組織内で分布する仕組みを明らかにしたと発表した。

[09:30 12/6]

オリンパス、磁力を利用し対象物を壊さず検査する非破壊検査機器を発表

オリンパスは12月5日、非破壊検査機器の1つである磁気式厚さ計として、製造現場における品質検査などを簡単な操作で高精度に行え、使用範囲を拡大した「Magna-Mike 8600」を2012年12月中旬から発売することを発表した。

[09:00 12/6]

サッポロ、ホップの苦み成分にRSウイルス感染予防効果があることを発見

サッポロビールは12月5日、ビール原料のホップに含まれる苦味成分「フムロン」にRSウイルス感染の予防効果があること、ならびにRSウイルス感染による炎症の緩和効果があることを発見したと発表した。

[08:00 12/6]

2012年12月05日(水)

二酸化塩素分子がインフルエンザウィルスの感染を抑制する -大幸薬品が確認

大幸薬品は12月5日、同社の除菌・消臭製品「クレベリン」の成分である「二酸化塩素分子」が、インフルエンザウイルスの感染を抑制するメカニズムを解明したと発表した。

[18:23 12/5]

九大、マンネンタケ科のキノコ「霊芝」の薬理活性の謎の一部を解明

九州大学は、マンネンタケ科のキノコであり、古くから和漢薬や民間薬に用いられ、数々の薬効が伝承されている「霊芝」に含まれている薬理活性成分でラノスタン型トリテルペノイド類の「Ganoderic acid DM」(画像2)の標的生体分子がタンパク質「チューブリン」であり、その重合を促進することを見出したと発表した。

[17:58 12/5]

京大、細胞接着タンパクを用いた安全/高効率なヒトES/iPS細胞培養法を開発

京都大学(京大)は12月5日、細胞接着タンパク質である「ラミニン」のフラグメント(断片)を用いて、これまでより安全・高効率にヒト胚性幹(ES)細胞・人工多能性幹(iPS)細胞を培養する方法を開発したと発表した。同技術は、ヒトES/iPS細胞を創薬・細胞治療などに応用するにあたって必要とされる品質保証と大量生産に寄与することが期待されるという。

[17:52 12/5]

東大、自然免疫受容体経路の活性化が大腸炎を抑制する分子機構の1つを解明

東京大学(東大)生産技術研究所は12月4日、自然免疫受容体経路の活性化が大腸炎を抑制する分子機構の1つを解明したと発表した。

[17:43 12/5]

300μm/秒の速度で泳げる磁性細菌のべん毛モーターの仕組みを解明 - 阪大

大阪大学(阪大)は、電子線クライオトモグラフィ法により、高速で遊泳する細菌が持つ7連のべん毛モーターの仕組みを解明したと発表した。

[10:00 12/5]

美しい肌を保つにはUVBだけでなくUVAを防ぐことも重要 - カネボウが確認

カネボウ化粧品は12月4日、紫外線による皮膚の老化についての研究を進める中で、「光老化」による真皮組織変化の進行度(重症度)を評価する客観的な指標となる「光老化組織ステージ」を確立し、同ステージは、目視でのシワスコアと有意に相関することを確認したほか、指標作成の過程で、光老化の初期段階において真皮の深部でエラスチンの異常が生じることを明らかにしたと発表した。

[09:00 12/5]

2012年12月04日(火)

金沢大、肥満がインスリンの働きを妨げる新たな仕組みを解明

金沢大学は、肥満状態の肝臓で生じる変化を解析する中で、細胞内の品質不良タンパクを分解する装置であるプロテアソームの機能異常が、小胞体ストレスとインスリン抵抗性の原因となることを、遺伝子改変マウスと細胞実験から証明したと発表した。

[17:04 12/4]

九大、活性酸素による核酸の酸化に起因する神経変性のメカニズムを解明

九州大学(九大)は12月3日、代表的な酸化塩基である8-オキソグアニン(8-oxoG)のゲノムDNAへの蓄積を抑制する酵素(MTH1とOGG1)が効率よく神経変性を抑制するのに対し、MUTYHは8-oxoGに誤って取り込まれたDNAを構成する4つの塩基のうちの1つであるアデニンの塩基除去修復を介して神経細胞死とミクログリオーシスを誘導することを明らかにしたと発表した。

[13:08 12/4]

パーキンソン病などの原因の一端を解明 -阪大、神経末部にα-Syn集積を確認

大阪大学(阪大)は、神経終末部において、神経伝達物質の放出に必要とされるSNARE複合体の機能異常によって、神経細胞に局在しシナプスの可塑性や神経伝達物質の調整などを行っているたんぱくである「α-シヌクレイン」の集積が生じることを見出したほか、同所見の発現は神経細胞の種類によって違いがあることを見つけたことを発表した。

[12:29 12/4]

東北大など、パーキンソン病治療に向けた自己細胞による治療法をサルで実証

東北大学と理化学研究所(理研)は、骨髄間葉系幹細胞(骨髄中に存在する幹細胞)からドーパミン神経細胞の誘導に成功し、パーキンソン病モデルのサルの脳内への移植を行ったところ、運動障害などが改善されるとともに、長期にわたり腫瘍形成や副作用が現れないことを明らかにしたと発表した。

[11:29 12/4]

2012年12月03日(月)

京大、ES/iPS細胞からの「心筋細胞シート」で不整脈の心臓病モデルを作成

京都大学は12月3日、ヒト胚性幹細胞(ES細胞)・人工多能性幹細胞(iPS細胞)から分化させた「心筋細胞シート」を用いて不整脈の心臓病モデルを作成し、薬剤による不整脈の治療効果を再現することに成功したと発表した。

[17:37 12/3]

ファンケル、粘着テープでヒトの肌ストレスのダメージを測定する技術を開発

ファンケルは、粘着テープ1枚を肌に貼り付けて角層を取り、その角層からタンパク質を抽出し、内部に含まれるダメージに応じて増加するタンパク質「HSP27」の量を測る方法を確立したことを発表した。

[16:22 12/3]

ソニー、隠れたしみなどの情報も取得可能な高精度/高速肌解析技術を開発

ソニーは12月3日、高感度・低ノイズを実現する裏面照射型CMOSイメージセンサ技術と複数の波長光源制御、および肌解析アルゴリズムなどで構成される独自の肌解析技術として、肌のきめ・しみ・毛穴・明るさ・色味など、高精度かつ高速に肌解析をする「SSKEP (Smart Skin Evaluation Program:スケップ)」を開発したことを発表した。

[16:01 12/3]

ファンケル、滑らかな使用感やぼかし効果などを有するUVカット素材を開発

ファンケルは11月30日、紫外線遮蔽効果を持つ「酸化セリウム」の形状をコントロールすることで、球状、板状、花びら状へ合成することに成功したことを発表した。また、これらの形状をした酸化セリウムは、滑らかな使用感や高いぼかし効果など、高い使用性を有することも併せて確認したことも発表した。

[15:29 12/3]

京大、「がん幹細胞」マーカーとして遺伝子「Dclk1」を同定

京都大学は12月3日、がん組織を作り出す親ともいうべき細胞である「がん幹細胞」を特定するマーカー(目印)遺伝子として、「Dclk1」を同定したと発表した。

[15:26 12/3]

ファンケル、非必須アミノ酸「セリン」に抗うつ効果を確認

ファンケルは、セリンの抗うつ効果について検証した結果、セリンを摂取することで、うつを軽減する可能性があることを明らかにしたと発表した。

[13:04 12/3]

2012年11月30日(金)

東北大など、脳深部の細胞活動を可視化できる極微細内視鏡を開発

東北大学は11月30日、脳機能イメージングが可能な極微細内視鏡を開発したことを発表した。同内視鏡は、保護金属管を含めて直径450μmながら、1万画素を実現しており、単一細胞の発する微弱な光を観察することができるため細胞レベルで神経活動のイメージングが可能であり、脳機能イメージングだけでなく、がん細胞の可視化など臨床への応用も期待できるという。

[18:04 11/30]

東京都など、「鎮痛薬感受性」と「依存重症度」に影響する遺伝子を発見

東京都医学総合研究所および東京都福祉保健局の2者は11月28日、東京歯科大学など15の器官との共同研究において、網羅的なゲノム解析を行うことで、「鎮痛薬感受性」と「依存重症度」の両者に影響する遺伝子配列の差異を見出したと共同で発表した。

[16:11 11/30]

慶応大など、ダイヤモンド電極でがんのバイオマーカー濃度の直接測定に成功

科学技術振興機構と慶應義塾大学は11月29日、針状に加工した導電性のダイヤモンドを電極として用いることで、がんのバイオマーカーの1つである「還元型グルタチオン」の濃度をマウスの生体内で直接測定することに成功したと共同で発表した。

[16:04 11/30]

名大、幹細胞の分泌した再生因子を含む培養液のみで歯周組織の再生に成功

名古屋大学は11月29日、幹細胞を移植することなく、細胞の分泌した再生因子が含まれているその培養液を用いて歯周組織の再生を行うことに成功したと発表した。

[15:40 11/30]

妊娠・授乳期間の母親の栄養環境と子供のメタボには関係がある!? -森永乳業

森永乳業は、東京医科歯科大学小川佳宏 教授との共同研究として進めている、胎児期から乳児期の栄養環境に応じた代謝遺伝子の調節機構と、栄養素・食品成分の果たす役割の解明の一環として、マウスを用いた研究において、肝臓の脂肪合成に重要な遺伝子「GPAT1遺伝子」が、栄養環境に応じ、エピジェネティクス調節されることを見出したと発表した。

[13:31 11/30]

葉緑体を獲得した生物の機構解明に向け、藻類のゲノム解析を実施 - 筑波大

筑波大学は、クロララクニオン藻「Bigelowiella natans(ビゲロウィエラ・ナタンス)」とクリプト藻「Guillardia theta(グィラルディア・セータ)」の核ゲノムの全塩基配列の解読・解析に成功したと発表した。

[12:50 11/30]

JASRIなど、「ヒドロゲナーゼ」の活性中心の振動状態の観察に成功

高輝度光科学研究センターは11月29日、理研が所有しJASRIが運営する大型放射光施設「SPring-8」の高輝度X線を利用することにより、「ヒドロゲナーゼ」の活性中心の振動状態の観察に成功したと発表した。

[09:00 11/30]

2012年11月29日(木)

慶応大など、遺伝子「RUNX1」は各種血液細胞の分化に必須であることを確認

慶應義塾大学は11月28日、広島大学、弘前大学、東京大学医科学研究所との共同研究により、白血病を高い率で発症する「家族性血小板異常症」と呼ばれる稀な遺伝性疾患からiPS細胞を樹立することに成功したと発表した。

[18:38 11/29]

筑波大、関節リウマチの発症と治療効果に関わるタンパク質分子を発見

筑波大学は、関節リウマチの発症と治療効果に関わるタンパク質分子「TIARP/TNFAIP9(TIARP)」を同定したと発表した。

[18:34 11/29]

京大、小脳核が小脳からの運動/認知信号を仕分けしていることを発見

京都大学(京大)は、小脳で処理された情報の出口である小脳核(中位核と歯状核)が、運動機能と認知機能に関わる小脳からの信号をそれぞれ部位特異的に仕分けを行い、大脳や脊髄に出力していることを明らかにしたと発表した。

[09:30 11/29]

2012年11月28日(水)

プロ棋士らが持つ直観的思考は脳の「尾状核」の活動と関連あり - 理研など

理化学研究所と電気通信大学は11月28日、将棋の経験がない20人の被験者を対象に、将棋を単純化した「5五将棋」の一定の訓練を4カ月間行い、訓練初期と訓練後の脳の働きを機能的磁気共鳴画像法で測定・比較した結果、訓練を通じて直観的思考能力が上達すると同時にプロ棋士と同じ直観的思考の神経回路が発達することが確認されたことを共同で発表した。

[17:02 11/28]

2012年11月27日(火)

意識はグリア細胞の活動から? - NIPS、パラダイム・シフトを迫る成果を発表

生理学研究所は11月27日、光によってグリア細胞のみの働きを活性化させることに成功し、小脳のグリア細胞を光で刺激すると、運動学習が進むことが確認され、グリア細胞は神経細胞と密接に連絡を取り合っており、グリア細胞の働きで脳の機能が左右されることが示されたと発表した。

[18:11 11/27]

2012年11月26日(月)

“やる気スイッチ”は大脳の一部位にあった

行動や運動における“やる気”は、予測される報酬の量に影響されるという。その予測に、大脳基底核の「腹側淡蒼球(たんそうきゅう)」という部位の神経細胞が関わっていることが、自然科学研究機構・生理学研究所の橘吉寿助教と米国NIH(国立衛生研究所)の彦坂興秀博士らのサルを使った研究で分かった。

[14:30 11/26]

ST、多剤耐性結核菌感染を3時間以内に特定できる多重分子診断チップを発表

STMicroelectronicsは、同社の子会社で分子診断ツールサプライヤであるVeredus Laboratoriesが、多重分子診断ラボ・オン・チップ「VereMTB」を発売したことを発表した。

[13:24 11/26]

2012年11月23日(金)

ニプロと京大、ES/iPS細胞などを大量生産するバッグ型の自動培養装置を開発

ニプロと京都大学(京大)物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)は11月22日、胚性幹(ES)細胞や人工多能性幹(iPS)細胞などを安全かつ効率的に生産できる自動培養装置のプロトタイプを開発したと発表した。

[08:00 11/23]

2012年11月22日(木)

名大と東大、「能面」が多様な表情に見えるのは「情動キメラ」が理由と解明

名古屋大学と東京大学は、古典芸能で使う「能面」が多様な表情を見る側に想起させるのは、能面の各顔パーツが異なる情動を表現している「情動キメラ」であることが原因であり、こうした「情動キメラ」からの表情判断は、主に口の形状に基づいてなされることを示したと発表した。

[17:55 11/22]

国循、ダチョウの頸動脈を用いた再生型小口径人工血管を開発

国立循環器病研究センター(国循)は、ダチョウの頸動脈を用い、内径2mm長さ30cmの心筋梗塞治療など臨床的にも利用できる小口径人工血管を開発。ミニブタの右足動脈と左足動脈をつなぐFFバイパス術を実施し、抗血液凝固剤を使わなくても、血管が詰まることなく使用できることを実証したと発表した。

[13:02 11/22]

炭酸入浴とストレッチの併用がからだの柔軟性を促進させる - 花王

花王は11月22日、炭酸入浴の筋肉に及ぼす影響を調べた結果、炭酸入浴とストレッチングの継続は、同様のさら湯入浴よりもからだの柔軟性(伸びやすさ)を促進することを確認したと発表した。

[12:16 11/22]

やる気を引き出すためには、報酬の量が多い方が良い!? - 生理研などが確認

生理学研究所(生理研)は、予測される報酬の量が大きければ大きいほど脳の神経細胞の活動が大きくなることを確認し、大脳基底核の一部である腹側淡蒼球と呼ばれる部位が、この過程に強く関わっていることを明らかにしたと発表した。

[11:58 11/22]

筑波大など、精子が卵に寄る際の方向転換を司るタンパク質を発見

筑波大学は11月20日、NICT、東京大学の協力を得て、精子が卵に寄る際の方向転換を司るタンパク質が「カラクシン」であることを発見したと発表した。

[09:00 11/22]

ソニー、高精度解析を全自動で実現するスペクトル型セルアナライザーを発表

ソニーは11月21日、ブルーレイディスク技術を応用した細胞分析装置「フローサイトメーター」の第2弾として、独自の蛍光の波形形状を検出する「スペクトル解析機能」を新搭載した、スペクトル型セルアナライザー「SP6800」の発売を、2013年春より開始することを発表した。

[08:30 11/22]

2012年11月21日(水)

理研、肥満による2型糖尿病の要因としてGPCRの1種「GPRC5B」が重要と確認

理化学研究所は11月21日、「脂肪細胞」表面に局在するGタンパク質共役受容体(GPCR)の1種「GPRC5B」が、肥満による2型糖尿病の発症において重要な役割を果たすことを発見したと発表した。

[18:00 11/21]

島津製作所、超高速液体クロマトグラフのシリーズを刷新

島津製作所は11月20日、同社の超高速液体クロマトグラフ「Nexeraシリーズ」を刷新し、新たなUHPLC(Ultra High Performance Liquid Chromatograph)として「Nexera X2」を発売したと発表した。

[14:36 11/21]

2012年11月20日(火)

3種類のタンパク質のバランスによって植物細胞の長さが決まる - 産総研

産業技術総合研究所は、植物の細胞の長さが3種類のタンパク質がバランスことによって調節されている仕組みを明らかにしたと発表した。

[17:35 11/20]

ほうれい線の原因はフェイスラインのたるみ -ロート、たるみ量測定法を開発

ロート製薬は11月20日、再生美容や機能性素材の探索を研究テーマに掲げる同社の研究拠点「ロートリサーチビレッジ京都」において肌のたるみに関する研究を行い、たるみ量の絶対量を測定できる独自測定法「たるみの二次元簡易的測定法」を開発。同評価法を用いて日本人女性の肌を評価した結果、フェイスライン(顔の外側)が一番たるみやすく、フェイスラインのたるみ量と見た目のほうれい線スコアが一致することを確認したと発表した。

[14:07 11/20]

アロニアベリーを食べるだけで皮下脂肪が減少する!? - ポーラが効果を確認

ポーラ化成工業は11月19日、アロニアベリーのヒト摂取試験を行い、アロニアベリーエキス(1日あたり生果実18g相当)を12週間摂取することで、皮下脂肪面積(腹部CTにより測定)を減少させることを確認したと発表した。

[09:57 11/20]

2012年11月19日(月)

水頭症や不妊症リスクの予測/予防に期待 - 東大、新たなタンパク質を発見

東京大学(東大)は、モーター分子としてタンパク質「KIF19A」を新たに発見し、それが繊毛を切りそろえて長さを決めるハサミの役割をすることを発見したと発表した。

[18:03 11/19]

阪大、マラリア感染における免疫反応強化の機構を解明

大阪大学(阪大)は、マラリア感染において、「リポカリン2(Lipocalin 2)」という物質が宿主側に加担し、免疫反応を強化する重要な役割を担っていることを発見したと発表した。

[17:51 11/19]

アンジェス、機能性ペプチドの新規作用として抗酸化作用や育毛作用を確認

アンジェスMGは、アンチエイジング作用と抗菌作用を併せ持つ機能性ペプチド「コスメペプチン」の作用機序の解明を行った結果、新規作用を有することを発見したと発表した。

[17:27 11/19]

ビール原料「ホップ」の成分に動脈硬化予防効果 - サッポロと北大が確認

サッポロビールと北海道大学(北大)は11月19日、ビール原料のホップに含まれる成分「キサントフモール」に、動脈硬化予防効果があることを発見したと発表した。

[17:19 11/19]

JAEAなど、放射線で生体内のDNAが損傷する際の新たな損傷機構を発見

日本原子力研究開発機構(JAEA)は、大型放射光施設(SPring-8)のX線を用いて、生体内のDNAが放射線によって損傷を受ける際に、これまでに知られていない損傷機構があることを発見したと発表した。

[13:24 11/19]

2012年11月16日(金)

慶応大など、ES/iPS細胞を安全かつ大量に心筋細胞へと分化させる技術を開発

慶應義塾大学は11月16日、アスビオファーマの協力を得て、未分化幹細胞を含む心筋以外の細胞と、心筋細胞の代謝の違いを明らかにし、ヒトES細胞やiPS細胞のような多能性幹細胞を分化誘導させた細胞集団に対して、心筋細胞以外のすべての細胞を死滅させ、心筋細胞だけを生きたまま選別する方法を確立することに成功したと発表した。

[16:15 11/16]

不妊症や小児腫瘍の謎解明に期待 - 東北大、生殖細胞の増殖機構を解明

東北大学(東北大)は、胎仔に存在し活発に増殖を繰り返す未分化な生殖細胞が、転写制御因子であるLarp7が機能しなくなることで、細胞周期の進行を阻害する遺伝子の発現が誘導され、その増殖が停止することを発見したと発表した。

[12:37 11/16]

東大、miRNAが細胞核に輸送される分子機構を解明

東京大学(東大)は、これまで主に細胞質(細胞核以外の部分)で起こると考えられていたmicro-RNA(miRNA)によるRNAサイレンシングにおいて、miRNAが細胞核に輸送される分子機構を解明したことを発表した。

[12:23 11/16]

酵素「APOBEC3」がゲノムに変異をもたらすことが発がんにつながる? - 京大

京都大学は、細胞内に存在するタンパク質の1種であるシチジン脱アミノ化酵素「APOBEC3」が能動的にゲノムに変異を導入し、発がんに関わる可能性があると発表した。

[09:59 11/16]

2012年11月14日(水)

東大、太陽系外の複数惑星系においてトランジット現象と食を観測

東京大学(東大)は、太陽系外にある4重惑星系候補である「KOI-94(Kepler Object of Interest:カタログの94番)」を2012年8月10日にすばる望遠鏡で観測、内側から3番目に位置する惑星の公転軸と中心星の自転軸がほぼ平行であることを発見したと発表した。

[08:00 11/14]

2012年11月13日(火)

東北大、脳の島皮質前部にハイリスクハイリターンの行動を促す機能を確認

東北大学(東北大)は、リスク選択課題を遂行しているラットをモデルとした研究から、「リスクはあるが当たれば大きな報酬が得られるという選択肢」を多く選んでいたラットの脳では、島皮質と呼ぶ脳領域の活動を抑制すると、「リスクを避けて、報酬が少なくても確実にそれが得られる選択肢」を多く選ぶ行動に切り替わることを発見したと発表した。

[17:11 11/13]

阪大など、過剰な炎症反応を抑えるタンパク質とその仕組みを白血球に発見

大阪大学と科学技術振興機構は、炎症の強さを調節するタンパク質「PILRα」を「好中球」の細胞表面に発見し、PILRαが「インテグリン」という接着分子の活性化を抑制することにより、局所への好中球の浸潤を抑えて過剰な炎症が起こらないようにしていることを解明したと共同で発表した。

[16:51 11/13]

なぜ牛乳はビンで飲むとおいしいのか - 金沢工大と明治が科学的に解明

金沢工業大学(金沢工大)と明治は11月11日、ビンで飲む牛乳のおいしさを客観的な数値に基づき科学的に解明したと発表した。

[13:22 11/13]

2012年11月12日(月)

慶応大など、セマフォリン3A阻害剤による角膜の感覚神経再生にマウスで成功

慶應義塾大学(慶応大)は、ある化合物を用いることで、傷害を受けた角膜の感覚神経を再生することに成功したと発表した。

[17:08 11/12]

理研、植物の細胞成長を抑制する転写調節因子「GTL1」の機能を解明

理化学研究所は、植物の細胞成長を抑制する転写調節因子「GTL1」の機能を解明し、植物細胞の大きさが決まる仕組みを明らかにしたと発表した。

[16:48 11/12]

阪大など、生体組織の組成別の着色と3次元的な可視化ができる顕微鏡を開発

大阪大学、キヤノン、科学技術振興機構、名古屋大学の4者は11月12日、独自に開発した解析アルゴリズムを併せて用いることで、生体組織の3次元構造や構成物質の組成差を、あたかも各種の染色剤を使って染色したかのように可視化することができる、波長の高速切り替えが可能なレーザーを用いて生体組織を高速かつ無染色で観察する顕微鏡を開発したと発表した。

[16:01 11/12]

東大、見た目によって温度の錯覚が生じることを究明

東京大学は、作り物の手を自分の手と感じる錯覚である「ラバーハンド錯覚」を利用することで、手に触れている物体の見た目と実際の温度を独立に操作する手法を考案し、見た目によって温度の錯覚が生じることを突き止めたと発表した。

[14:10 11/12]

東北大、HIVなどの免疫・感染症疾患に対する新たな御法の可能性を発表

東北大学(東北大)は、Gal-9というタンパク質を持つ新しい免疫・炎症調節細胞(ThGal-9)を発見し、その細胞を刺激することにより免疫応答を調節する細胞群を制御できることを示したほか、ThGal-9細胞はGal-9とともに免疫応答を抑える効果を持つIL-10タンパク質を産生することを解明し、Gal-9の投与により免疫・感染症疾患を制御できる可能性を提唱したことを発表した。

[13:22 11/12]

2012年11月10日(土)

NIBBなど、脳の「髄鞘」の形成・再形成には酵素「Ptprz」が関連と解明

基礎生物学研究所とアスビオファーマは11月8日、タンパク質チロシン脱リン酸化酵素「Ptprz」が、中枢神経系における「髄鞘」の形成・再形成の制御に関わることを明らかにしたと発表した。

[09:22 11/10]

2012年11月09日(金)

理研、多能性細胞の分化・増殖には遺伝子「Vps52」が重要であることを発見

理化学研究所は11月9日、米テキサス大学オースチン校などの協力を得て、半世紀以上前に発見された自然発症突然変異マウスを解析し、さまざまな細胞・組織の基本となる多能性細胞が分化・増殖するときに、重要な役割を果たす遺伝子「Vps52」を同定したと発表した。

[16:31 11/9]

味の素、JFAと共同で独自配合アミノ酸素材の運動時の持久力向上効果を確認

味の素は11月8日、独自配合のアミノ酸素材「アラニン・プロリン高配合糖質混合物」を運動時に摂取した際に、長時間、血糖値と肝グリコーゲンを維持することで、持久力を向上することを、日本サッカー協会(JFA)との共同研究により明らかにしたと発表した。

[13:52 11/9]

2012年11月08日(木)

東大と慶応大、小脳のシナプス形成過程の可視化に成功

東京大学と慶應義塾大学は11月8日、マウスの神経細胞を用いて、運動制御を担う小脳においてシナプスが形成される過程を可視化することに成功し、その形成過程で神経線維から「小さな突起」が伸び、シナプスの成熟を促すことを発見。さらに小さな突起は、神経細胞が分泌する「Cbln1」、神経伝達物質のグルタミン酸をとらえるための「デルタ2型グルタミン酸受容体」、シナプス前終末に存在する細胞接着分子の「ニューレキシン」の3つのタンパク質の相互作用により形成されることを解明したと発表した。

[16:15 11/8]

新規機能性オリゴ糖の高効率合成に期待 - 北大が新たな酵素を発見

北海道大学(北大)は11月8日、ウシなどの反芻動物の第一胃(ルーメン)に共生する細菌が2つの糖質ホスホリラーゼとオリゴ糖異性化酵素により、植物多糖のマンナンを分解することを見出したと発表した。

[15:02 11/8]

理研、可搬型のマイクロチップを開発 -極微量マイクロRNAの高速検出を実現

理化学研究所(理研)は11月8日、ポンプや電源などの外部駆動力が不要で、持ち運び可能な自律駆動型マイクロチップを開発し、amol未満の極微量マイクロRNA(miRNA)を、0.5μlのモデル試料から20分で検出することに成功したと発表した。

[14:44 11/8]

脳神経機能障害の解明に手がかり - OIST、伝達物質の補充速度の実測に成功

沖縄科学技術大学院大学(OIST)が11月8日、神経活動によって使われた伝達物質グルタミン酸が補充される速度を実測することに成功したと発表した。

[12:59 11/8]

生理研など、人は褒められると"上手"になることを科学的に証明

生理学研究所(生理研)は11月8日、運動トレーニングを行った際に他人から褒められると、"上手"に運動技能を取得できることを科学的に証明したと発表した。

[12:14 11/8]

2012年11月07日(水)

肌の透明感の消失は糖化が原因、製剤塗布で消失を防げる - ロート製薬

ロート製薬は11月7日、肌の糖化に関する研究を行い、3次元培養表皮モデルにおいて、糖化により表皮の透明感が消失し、さらに抗糖化素材を配合した製剤を塗布することで透明感が保たれることを確認、同時に糖化した角層では水分保持能力の指標である「結合水」が減少することも発見し、さらには細胞の糖化は表皮基底細胞でも起こり、表皮全体で糖化が進行することも解明したと発表した。

[17:50 11/7]

NAIST、光センサタンパク質の原子の動きを可視化することに成功

奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)は、生物が環境に適応するために持っている、外部の光に反応し構造を変化することで情報を伝える重要なタンパク質(光センサタンパク質)の動きを世界最高クラスの分解能で可視化することに成功したと発表した。

[09:30 11/7]

阪大、タンパク質が大脳皮質ニューロンの生存と樹状突起の成長を促すを発見

大阪大学(阪大)は、脳発達の基礎をなす神経細胞(ニューロン)の生存と突起成長の研究過程において、感覚の中継部位である視床から大脳への神経投射が形成される際に、「ニューリチン」と「VGF」と呼ばれる2つのタンパク質が視床ニューロンの軸索末端から分泌され、大脳皮質ニューロンの生存と樹状突起の成長を促すことを見出したと発表した。

[09:00 11/7]

細菌の遺伝子分配は逆平行バンドル化とスライディングで生じる -阪大が発見

大阪大学(阪大)は、細菌遺伝子分配の仕組みを低温電子顕微鏡法と一分子イメージングを活用することにより解明したと発表した。

[08:00 11/7]

脳内の侵入者を排除するミクログリアが神経配線の成熟に関与 - 阪大が発見

大阪大学(阪大)は、神経系を構成する神経細胞(ニューロン)ではない細胞(グリア細胞)の1つであるミクログリアが、本来の役割である脳内環境の維持だけでなく、神経の配線が作られるときにも一役買っていることを見出したと発表した。

[07:00 11/7]

2012年11月06日(火)

医療機器やヘルスケア機器同士の相互運用性をどう確保するのか - Wind River

Wind Riverは11月2日、都内で医療分野の状況と同分野で用いられる組込機器に対する同社の取り組みについての説明を行った。

[08:00 11/6]

2012年11月05日(月)

マイクロRNAの機能発揮にタンパク質「GW182」は必須ではなかった - 東大

東京大学は11月2日、「マイクロRNA(miRNA)」が機能を発揮する上で必須の因子であると考えられてきたタンパク質「GW182」に依存しない新たな作用機構の存在を明らかにし、そのGW182非依存的な抑制機構が、これまで知られてきたGW182依存的な抑制機構と共に標的遺伝子の発現抑制に働いていることを解明したと発表した。

[17:47 11/5]

東大、肥満細胞の活性化を抑えてアレルギー反応を抑制する仕組みを解明

東京大学は11月2日、順天堂大学や理化学研究所の協力を得て、アレルギー反応を抑える生体内の仕組みとして、レセプターの「LMIR3/CD300f」が「肥満細胞」の活性化によるアレルギー反応を抑えることを明らかにしたと発表した。

[15:59 11/5]

2012年11月02日(金)

東大など、遺伝子発現の程度を高感度に測定できる「LMD-RTqPCR法」を開発

東京大学は11月1日、Leica Microsystemsとの国際共同研究により、「レーザーマイクロダイセクション(LMD)法」と「逆転写DNA増幅定量(RTqPCR)法」を改良し、生体の顕微鏡組織切片のごくわずかな断片における遺伝子発現の程度を高感度に測定する新しい技術「LMD-RTqPCR法」を開発したと発表した。

[16:01 11/2]

2012年11月01日(木)

国循、心臓移植後に人工心肺を使用しない冠動脈バイパス術に成功

国立循環器病研究センター(国循)は11月1日、心臓移植後に心臓の表面を取り巻く血管が細くなる「冠動脈狭窄」の患者に対して、日本で初めて人工心肺を使用しない冠動脈バイパス術を実施し成功したことを発表した。

[17:18 11/1]

血液中の「マイクロRNA」の測定で慢性肝疾患を診断 - 大阪市立大

大阪市立大学は11月1日、血液中の「マイクロRNA」を測定することで、慢性肝疾患の病因や病気の進み具合を診断する方法を開発したと発表した。

[16:32 11/1]

東大、ピロリ菌が細胞のリプログラミングを行うことで胃がんに至ると究明

東京大学は10月30日、ピロリ菌感染した胃などに腸の細胞が現れる現象で胃がんの前がん病変とされる「腸上皮化生」発症において、幹細胞性に関わるリプログラミング遺伝子が異常に活性化され、胃細胞から腸細胞への病的な細胞分化が引き起こされることを明らかにしと発表した。

[16:13 11/1]

2012年10月31日(水)

「慢性疲労症候群」に還元型コエンザイムQ10が効果あり - 大阪市立大など

大阪市立大学は10月31日、カネカと共同で、「還元型コエンザイムQ10」に、原因不明の疲労や倦怠感などの症状が長期に続く「慢性疲労症候群」患者に対して一部症状の改善効果があることをデータを取って検証したと発表した。

[18:10 10/31]

老マウスiPS細胞からのNCL細胞の移植が糖尿病性多発神経障害に有効 - 名大

名古屋大学は10月29日、老化マウス由来iPS細胞から誘導した「神経堤様(NCL)細胞」移植が「糖尿病性多発神経障害」に有効であることを突き止めたと発表した。

[12:59 10/31]

2012年10月30日(火)

東大、酸化ストレスに応答して細胞死を誘導するタンパク質を発見

東京大学は、酸化ストレスに応答して細胞死を誘導する細胞内シグナル伝達分子であるタンパク質「ASK1」に着目し、その活性を調節する新しいタンパク質「KLHDC10」を発見、ASK1の阻害因子のタンパク質「PP5」の機能を抑制することで、ASK1の持続的な活性化を可能にし、細胞死を誘導していることを明らかにしたと発表した。

[17:01 10/30]

生物種固有のはずの「16S rRNA」が異種生物のものと置換可能 - 産総研など

産業技術総合研究所は10月30日、大阪大学の協力を得て、生物種に固有と考えられてきた「16SリボソーマルRNA(rRNA)遺伝子」を異種生物由来のものにより置き換えることが可能であることを発見したと発表した。

[16:57 10/30]

2012年10月29日(月)

京大、水上を高速で泳ぎ続けることのできる化学モータを開発

京都大学とニューヨーク市立大学ハンター校は10月29日、「多孔性金属錯体」の細孔から「疎水性ペプチド分子」が放出されることでできる表面張力の勾配により、水上を高効率で運動する(高速に泳ぎ続ける)新しい化学モータの開発に成功したと発表した。

[18:11 10/29]

2012年10月26日(金)

乳酸菌が作るペプチドで記憶力が向上する!? - カルピスが確認

カルピスは、乳酸菌Lactobacillus helveticus(ラクトバチルス・ヘルベティカス)発酵乳の中から記憶力向上作用を持つペプチドを確認したと発表した。

[18:49 10/26]

京大、安全な臨床グレードの心筋細胞をES/iPS細胞から生産する技術を確立

京都大学(京大)は10月26日、ヒトの胚性幹(ES)細胞・人工多能性幹(iPS)細胞から心筋細胞に効率的に分化を促進させる新しい小分子化合物を発見したことを発表した。

[13:29 10/26]

「アンチセンスRNA」はタンパク質合成の阻害だけでなく促進もする - 理研

理化学研究所は10月25日、これまで生体内におけるタンパク質合成を阻害すると考えられていた「アンチセンスRNA」の中に、タンパク質合成を促進する機能も持つものがあることを発見したと発表した。

[09:00 10/26]

2012年10月25日(木)

国循研、心臓ホルモン「ANP」が多様ながんの転移を予防・抑制すると究明

国立循環器病研究センターは10月23日、大阪大学の協力を得て、心臓から分泌されるホルモンである「心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)」が血管を保護することによって、さまざまな種類のがんの転移を予防・抑制できることを突き止めたと発表した。

[16:14 10/25]

放医研、13歳以下の子供へのがん治療用重粒子線のリスクをラットで検証

放射線医学総合研究所(放医研)は10月23日、「二次がん」の誘発のリスクがわかっていない、重粒子線がん治療(「炭素イオン線」を使用)の13歳以下の子どもたちへの影響を調べるため、ラットを用いて胎児期から成体期にわたる期間にガンマ線および炭素イオン線照射が乳がん誘発と関係しているかどうかを調べたところ、ガンマ線による乳がん誘発の影響は新生児期から成体期初期にかけて高いことが判明し、一方の炭素イオン線の影響に関しては年齢によって異なり、影響が最も大きかったのは成体期初期で、影響が最も小さかったのは新生児期だったということを発表した。

[09:52 10/25]

2012年10月24日(水)

岩手医科大、ストレスによるシナプス形成障害の分子メカニズムを解明

岩手医科大学は10月22日、ストレスに応答して増加する「ストレスメディエーター(グルココルチコイド)」によって引き起こされるシナプス形成障害について解析し、その分子メカニズムを解明したと発表した。

[18:30 10/24]

東大、次世代シーケンサとIVV法を組み合わせた「IVV-HITSeq法」を開発

東京大学 医科学研究所は、「タンパク質間相互作用のデータセット」における網羅性と信頼性の問題に同時に対処するため、次世代シーケンサ「Roche454Genome Sequencer FLX System」と「IVV法」を組み合わせた「IVV-HITSeq」法を開発し、同方法での「インシリコ解析」で偽陽性を排除することで、世界レベルで信頼性の高いデータを得ることに成功したと発表した。

[09:00 10/24]

エーザイ、抗てんかん薬が米FDAで承認 - 12歳以上の患者に対する併用療法

エーザイは10月23日、米国子会社であるエーザイ・インクが、AMPA受容体拮抗剤「Fycompa」(一般名: ペランパネル)について、12歳以上のてんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)に対する併用療法として、米国食品医薬品局(Food and Drug Administration: FDA)より承認を取得したと発表した。

[07:50 10/24]

2012年10月23日(火)

阪大、「辛味」認知が大脳島皮質の自律機能を賦活化するメカニズムを発見

大阪大学(阪大)と森永製菓は、ラットの脳のスライス標本への唐辛子の辛味成分である「カプサイシン」の投与により、大脳の「島皮質」と呼ばれる領域の前部にある味覚の認知を行なう「味覚野」の電気刺激によって生じた神経活動は、味覚野後部に隣接する内臓機能を制御する「自律機能関連領野」へと拡がり、島皮質の前部と後部の神経細胞集団の間に4~8Hzの「シータリズム(シータ波)」で同期化した神経ネットワーク活動が生じることを明らかにしたと共同で発表した。

[14:46 10/23]

薄毛に発毛促進効果あり! - 佐藤製薬、有効な2種類の成分を発見

ユンケルなどで知られる佐藤製薬のライフスタイル研究所は10月22日、長年、毛髪の代表的な加齢変化である「薄毛」についての研究を進め、「毛乳頭細胞」からの発毛促進因子「VEGF」産生を指標として、発毛促進に有用なワカメ胞子葉由来の「メカブエキス」およびアマゾンハーブである「ペルーバルサム抽出オイル」に発毛促進の効果があることを見出したと発表した。

[13:37 10/23]

「単層カーボンナノチューブ」による活性酸素種ががんに効く - 京大が発見

京都大学は10月19日、半導体性の「単層カーボンナノチューブ)」が、生体に優しい近赤外光の照射によって「活性酸素種」を効率よく生成し、さらにその活性酸素種ががん細胞を死滅させることを発見したと発表した。

[10:00 10/23]

セロトニンとGABAを合成するニューロンが離乳期に特異的に存在 - 北大

北海道大学は10月22日、生理活性アミン「セロトニン」だけでなくアミノ酸性神経伝達物質「GABA」を合成するニューロンが、離乳期のラットの「背側縫線核」外側部に特異的に存在することを発見し、さらにこの「5-HT/GAD67」ニューロンは新しい環境に置かれた時に感じる不安などの軽度なストレスに反応しやすいことを明らかにしたと発表した。

[10:00 10/23]

2012年10月19日(金)

中外製薬、がん幹細胞の細胞株樹立に成功 - 新たながん治療薬の開発に期待

中外製薬は10月19日、がんの再発・転移に関係すると考えられる大腸がん幹細胞の性質を有する細胞を培養可能な細胞株として樹立することに成功したと発表した。

[16:07 10/19]

体内時計の乱れの治療に道 - 理研、自律振動子が作り出される仕組みを解明

理化学研究所(理研)は10月19日、リン酸化/脱リン酸化といった可逆的なタンパク質の修飾から自律振動子を作る仕組みの一端を解明したと発表した。

[14:10 10/19]

自閉症発症の関連分子が脳神経細胞シナプスを制御する仕組みを発見 - 東大

東京大学(東大)は、脳神経細胞シナプスの制御を行う新規メカニズムを発見したと発表した。

[13:32 10/19]

脳内マリファナが切断された神経の線の再形成を阻害 - 名大が発見

名古屋大学(名大)は、線虫をモデル動物にした研究により、体内で鎮痛作用を示す内在性のマリファナ様物質(いわゆる脳内マリファナ)である「アナンダミド」が、切断された軸索(神経の線)の再形成(軸索再生)を阻害することを発見したほか、その阻害を仲介するシグナル伝達経路も同定したと発表した。

[12:45 10/19]

なぜ冷たいと感じる温度が人によって違うのか - マンダムが解明

マンダムは10月18日、Transient Receptor Potential(TRP)チャネルの1つであるTRPM8(冷感センサ)について、反応温度が一定ではなく、外部温度に依存して大きく変化することを見出し、人が冷たいと感じる温度が外部温度に影響を受けるメカニズムを解明したと発表した。

[12:18 10/19]

ガセリ菌SP株などのNK細胞活性増強/ストレス軽減効果を確認 - メグミルク

雪印メグミルクは10月18日、北海道情報大学・健康情報科学研究センターが実施している「食品の臨床試験システム」を利用して、プレーンヨーグルトのヒト介入試験を行ったところ、「ガセリ菌SP株」および「ビフィズス菌SP株」がNK細胞の活性上昇とストレスホルモンの低減に寄与することが明らかになったと発表した。

[08:00 10/19]

インテージと日立、光トポグラフィ技術を活用したリサーチサービスを提供

インテージと日立製作所は10月18日、インテージの調査ノウハウと、日立の脳機能計測技術である光トポグラフィ技術を組み合わせた新しいマーケティングリサーチスキームを共同開発し、11月6日からインテージのサービスとして提供を開始することを発表した。

[07:30 10/19]

2012年10月18日(木)

慶応大、大脳の神経細胞が正しく配置されるメカニズムを発見

慶應義塾大学(慶応大)医学部の仲嶋一範教授らの研究グループは10月18日、大脳皮質が形成される時に、神経細胞が正確に配置されるメカニズムを明らかにしたと発表した。

[14:50 10/18]

濃度2%の水素ガス吸入が心肺停止後の脳機能などの後遺症を軽減 - 慶応大

慶應義塾大学は10月17日、日本医科大学の協力を得て、濃度2%の水素ガスを吸入することにより心肺停止から蘇生した後の脳機能や心筋組織の後遺症を軽減し、生存率を改善することをラットにおいて発見したと発表した。

[09:30 10/18]

東大、メダカの生殖行動におけるメスの脳とオスの脳の違いを発見

東京大学(東大)は、メスだけが性ホルモン(男性ホルモンや女性ホルモン)に反応する脳の部位を、メダカで発見したと発表した。

[09:30 10/18]

東京・西早稲田で早大がバクテリアを用いたバイオメディアアート展を開催

早稲田大学は10月18日より27日の期間、同大にて生命をめぐる美学や芸術(生命美学)の実験、研究、製作を行うプラットフォーム「metaPhirest」の研究員や学生ら8組によるグループ展「生命美学展」を開催する。

[07:30 10/18]

富士フイルム、サラシアがインフルエンザ感染症状を軽減することを確認

富士フイルムは10月17日、糖の吸収抑制効果があることで知られるサラシア属植物の腸管免疫に対する作用に関して京都府立大学の動物機能学研究室・動物衛生学研究室と共同研究を行った結果、サラシア属植物抽出エキスを摂取すると、免疫力の指標となるNK細胞の活性が高まり、インフルエンザ感染時の症状が軽減されることを、マウスを用いた試験における免疫学的解析・病理学的解析・臨床症状観察から実証したと発表した。

[07:30 10/18]

2012年10月17日(水)

京大、熱泳動現象がDNAやRNAの折り畳み構造に応じて分離する仕組みを解明

京都大学は10月16日、高分子溶液中に温度勾配を形成することで起こる「熱泳動」現象がDNAやRNAの折り畳み構造に応じて分離するメカニズムを明らかにしたと発表した。

[16:13 10/17]

24時間周期の睡眠・覚醒リズムの形成には「セロトニン」が関与 - 理研

理化学研究所は10月17日、「サーカディアンリズム(概日時計)」と呼ばれる24時間周期のリズムと、睡眠・覚醒に伴う神経活動(睡眠・覚醒機能)が、神経伝達物質「セロトニン」の働きによって脳の深部で統合され、24時間周期の睡眠・覚醒リズムが形成されることを見出したと発表した。

[14:11 10/17]

損傷脊髄に移植された神経幹細胞の機能は生着環境で大きく異なる - 九大

九州大学は10月16日、損傷脊髄に移植された神経幹細胞を選択的に回収し網羅的な発現遺伝子の解析を行うことで、移植された細胞の機能は生着した環境によって大きく異なることを証明したと発表した。

[13:58 10/17]

国際生体分子デザインコンテスト「BIOMOD JAPAN MEETING 2012」が開催

米ハーバード大Wyss Instituteが主催する学部生による国際生体分子デザインコンテスト「BIOMOD」。11月にボストンで開催される本大会に向け、9月9日に日本国内大会(中間発表会)「BIOMOD JAPAN MEETING 2012」が開催された。

[09:00 10/17]

2012年10月16日(火)

乳酸菌を摂取すると体脂肪を低減させることができる - カルピスが確認

カルピス 発酵応用研究所は、自社が保有する乳酸菌ラクトバチルス・アミロボラス CP1563株に、体脂肪を低減する作用があることをヒト試験で確認したことを発表した。

[12:14 10/16]

2012年10月15日(月)

JSTと東大、トランスポゾンからゲノムを守るpiRNAの分子機構の一端を解明

科学技術振興機構と東京大学は10月15日、ゲノムを守る小さなRNAが作られる分子機構の一端を明らかにしたと発表した。

[15:14 10/15]

2012年10月13日(土)

理研、急性心筋梗塞の早期診断用の新規バイオマーカー候補を発見

理化学研究所は10月11日、「血管内皮細胞」に発現する「アミロイドβ前駆体タンパク質APP770」を特異的に測定できる「サンドイッチELISA」法の開発に成功し、これによりAPP770が急性心筋梗塞の早期診断マーカーとなり得ることを発見したと発表した。

[08:30 10/13]

2012年10月12日(金)

大日本印刷など、「病的近視」を3D MRI画像から解析できるシステムを開発

東京医科歯科大学と大日本印刷は10月11日、2005年4月1日にスタートした「ナノメディスン講座」から派生した、3D MRI画像解析による「病的近視」の原因究明・早期発見法、そしてその治療につながる技術「非侵襲眼球計測システム」を開発したと発表した。

[17:50 10/12]

東大、「誘導運動錯覚」体験中の脳の活動を調べて神経相関を同定

東京大学は10月10日、周辺が動いていると静止図形が反対方向に動いて見えるという「誘導運動錯覚」を体験している際の実験参加者の大脳皮質の活動をfMRIを利用して記録し、誘導運動の神経相関を同定したと発表した。

[07:30 10/12]

2012年10月11日(木)

理研、PSA検査法を補完する独自の前立腺がん検査法を開発

理化学研究所は10月11日、文部科学省が推進する「オーダーメイド医療実現化プロジェクト」が収集、提供した試料を用いて同定した前立腺がんに関連する「一塩基多型」を、16種組み合わせて、日本人の前立腺がん発症リスクを診断する方法を開発したと発表した。

[17:46 10/11]

名大、糖尿病による心不全の発症メカニズムを解明 - 治療薬候補も発見

名古屋大学は10月10日、糖尿病により心不全が発症するメカニズムに「心臓毛細血管不全」が関与していることを明らかにし、現在糖尿病治療薬として用いられている「DPP4阻害剤」が、この心臓毛細血管不全改善作用を介して、拡張不全を改善する可能性を見出したと発表した。

[16:49 10/11]

慶応大など、パーキンソン病患者由来iPS細胞で病態メカニズムの再現に成功

慶應義塾大学は10月10日、順天堂大学の協力を得て、パーキンソン病患者からiPS細胞を作製し、病態メカニズムを再現することに成功したと発表した。

[15:11 10/11]

2012年10月10日(水)

東大、変形性関節症の根本治療につながる低分子化合物とその作用機序を解明

東京大学は10月9日、変形性関節症の根本治療につながる、関節軟骨組織を保護し再生させる低分子化合物「TD-198946」を同定し、その作用機序が転写因子「Runx1」を介していることを発見したと発表した。

[16:12 10/10]

NIBBなど、脳の特定の部位の神経細胞の全体像を可視化する技術を開発

基礎生物学研究所は、福島県立医大、京都大学、東京大学、国際医療福祉大学の協力を得て、新しい高発現ウイルスベクター「逆行性TET-Offベクター」を用いることで、特定の部位に投射して神経細胞の全体像を可視化する新たな方法を開発したと発表した。

[09:00 10/10]

炎症応答で重要な転写因子「NFκB」は自分で自分を抑制する - 東工大など

東京工業大学とイスラエル・ワイツマン科学研究所は、正常な体の中で過剰な炎症応答がどのような仕組みで抑制されているのかを検討し、メッセンジャーRNAの合成を制御するタンパク質「DSIF」が、さまざまな炎症反応で重要な役割を果たしている転写因子「NFκB」の働きを妨げる役割の阻害因子たちを活性化することを突き止めたと共同で発表した。

[08:30 10/10]

阪大など、「多発性硬化症」で傷ついた神経が自然再生する仕組みを解明

科学技術振興機構と大阪大学は、難病の「多発性硬化症」で傷ついた脳や脊髄などの神経が自然に再生するメカニズムを明らかにすると共に、マウスを用いた実験で症状の改善を早めることに成功したと共同で発表した。

[08:00 10/10]

理研、アトピー性皮膚炎の発症に関連するゲノム領域として新たに8つを発見

理化学研究所は10月8日、「アトピー性皮膚炎」の発症に関連するゲノム領域に関して、新たに8つの領域を発見したと発表した。

[07:30 10/10]

2012年10月09日(火)

神経幹細胞の分化にはこれまで役割不明だったncRNAが重要 - 東大が発見

東京大学は、胎生期における「神経幹細胞」のニューロン分化に中心的な役割を果たす遺伝子「Neurog1」の発現調節に、「非コードRNA(ncRNA)」が決定的な働きをしていることを示したと発表した。

[15:05 10/9]

アルバック、8センサ同時測定を可能とした分子間相互作用定量QCMを発表

アルバックと同社100%子会社であるイニシアムは10月9日、分子間相互作用定量QCM装置「AFFINIXシリーズ」として、同時8センサ測定を可能とした「AFFINIX Q8」を開発したことを発表した。

[13:22 10/9]

2012年10月06日(土)

京大、精子幹細胞移植法の「ホーミング」に関わる分子機構の一部を解明

京都大学は10月5日、精子幹細胞移植法における「ホーミング」に関わる分子機構について、今回新たに「GDNF」と「CXCL12」という細胞の遊走を促すタンパク質であるケモカイン(走化性因子)の関与を明らかにしたと発表した。

[08:00 10/6]

2012年10月05日(金)

東大、ツシマヤマネコの脳にアルツハイマー病の特徴的病変を確認

東京大学は10月4日、絶滅危惧種「ツシマヤマネコ」の脳で、アルツハイマー病の特徴的病変である「βアミロイド」の沈着と「神経原線維変化」が高率に生じることを発見し、βアミロイドの沈着は顆粒状び漫性で「老人斑」は認められなかったが、神経原線維変化の形態、脳内分布、構成タンパク質はヒトのアルツハイマー病のそれらと同じであり、βアミロイドのアミノ酸配列はほかの動物種とは異なっていたと発表した。

[16:31 10/5]

京大、マウスの雌由来のES/iPS細胞から卵子を作り子供を産み出すことに成功

京都大学は10月5日、雌のマウスの胚性幹細胞(ES細胞)と人工多能性幹細胞(iPS細胞)から卵子の作製に成功し、なおかつそれらの卵子から子供を産み出すことにも成功したと発表した。

[16:13 10/5]

TELとimec、ライフサイエンス関連の研究におけるパートナーシップを拡大

東京エレクトロン(TEL)は10月5日、ベルギーimecのバイオ研究プログラム「Human++」に参加したことを発表した。

[11:45 10/5]

2012年10月04日(木)

東北大、心因性ストレス単独でも消化性潰瘍が発症し得ることを証明

東北大学は10月3日、東日本大震災前後の宮城県被災地での消化性潰瘍の発生状況を、宮城県内7つの主要病院のデータを基に集計。その結果、一般的に消化性潰瘍の原因と考えられているピロリ菌感染、薬剤性傷害などの危険要因を持たない、純粋なストレス性潰瘍と考えられる症例が前年度の13%から24%に増加し、人において心因性ストレス単独でも消化性潰瘍が発症し得ることが示されたと発表した。

[18:43 10/4]

2012年10月03日(水)

東大など、直径7nmのカプセルにタンパク質を1つ丸ごと閉じ込めることに成功

科学技術振興機構、東京大学、分子科学研究所、理化学研究所、高輝度光科学研究センターの5者は10月3日、人工的に作り出した直径7nmのカプセル内部に、タンパク質を丸ごと閉じ込めることに成功したと共同で発表した。

[18:28 10/3]

「肝内胆管がん」は胆管上皮細胞ではなく肝細胞由来だった - 九大が発見

九州大学は10月2日、これまで「胆管上皮細胞」から発生すると考えられていた「肝内胆管がん」が、実は肝細胞に由来することを発見し、さらに肝細胞における「Notchシグナル」の活性化が肝内胆管がんの発症や進行に重要であることも明らかにしたと発表した。

[17:45 10/3]

松谷化学など、希少糖の長期摂取が抗糖尿病や抗肥満作用を示すことを確認

松谷化学工業は、名城大学薬部の豊田行康 准教授ならびに香川大学 医学部の徳田雅明 教授との共同研究により、希少糖の一種で、ノンカロリーで甘味度が砂糖の7割程度である「D-プシコース(さぬき新糖)」を含む「希少糖含有シロップ」が、健常ラットを用いた研究において抗糖尿病および抗肥満作用を示すことを確認したと発表した。

[16:28 10/3]

タカラバイオ、小型・軽量の遺伝子増幅装置を発売

タカラバイオは、遺伝子増幅(PCR:Polymerase Chain Reaction、ポリメラーゼ連鎖反応法)装置のラインアップを拡充し、既存品よりコンパクトで使いやすい機種として「TaKaRa PCR Thermal Cycler Dice Touch」を開発、2012年10月9日より発売することを発表した。

[15:29 10/3]

2012年10月02日(火)

東大、骨疾患や糖尿病の発症メカニズムの一端を解明

東京大学は10月1日、大阪大学と東北大学の協力を得て、骨形成やインスリンシグナルに関わるタンパク質「Enpp1」のX線結晶構造を解明することにより、骨疾患や糖尿病の発症メカニズムの一端を明らかにしたと発表した。

[18:25 10/2]

奈良県立医大と中外製薬、血友病Aに対する新治療コンセプトを発表

奈良県立医科大学と中外製薬は、独自に創製した血液凝固第VIII因子の機能を代替する作用を有するバイスペシフィック抗体が血友病Aモデル動物において有効に止血作用を示すことを確認したと発表した。

[18:03 10/2]

理研、2種類の「記憶Bリンパ球」がTリンパ球の助けで産生されることを解明

理化学研究所は、特定の病原体に対して反応が強い高親和性と、反応が弱い、つまり似た抗原であれば反応しやすい低親和性の2種類の「記憶Bリンパ球」が、免疫反応後の異なる時期に異なる性質を持つTリンパ球の助けによって産生されることを明らかにし、特に低親和性記憶Bリンパ球は、Bリンパ球が活発に増殖する「胚中心」形成前に産生されることも確認したと発表した。

[17:53 10/2]

名大、片頭痛の治療薬「ナラトリプタン」が神経変性疾患に有効と確認

名古屋大学は、東京大学の協力を得て、片頭痛の治療薬である「ナラトリプタン」がアルツハイマー病などの神経変性疾患に対する新規治療薬であることを見出したと発表した。

[17:42 10/2]

細胞分裂の引き金となるMPFの分子実体はCdk1に加え「Gwl」だった -東工大

東京工業大学は10月1日、細胞分裂の引金となる「MPF(卵成熟/分裂期促進因子)」の分子実体が、従来からいわれてきたタンパク質リン酸化酵素「Cdk1」だけではなく、別のリン酸化酵素「Gwl」も必要であることを明らかにしたと発表した。

[17:37 10/2]

ヒトはかわいいものを見た後は集中できる - 広島大が発見

広島大学 大学院総合科学研究科の入戸野宏 准教授らの研究グループは、幼い動物のかわいい写真をみた後は、注意を必要とする作業の成績がよくなることを実験によって確認したと発表した。

[15:52 10/2]

ミトコンドリアの機能低下が周辺組織のがん化を促進する - 神戸大など

科学技術振興機構と神戸大学は、がん組織で高頻度に認められるミトコンドリアの機能低下が周辺組織の悪性化(がん化)を促進することを発見し、その仕組みを解明したと共同で発表した。

[15:45 10/2]

2012年09月28日(金)

フレンテ、乳酸菌「LS1」を口腔内に存在させると歯周病菌が減るのを確認

フレンテ・インターナショナルは9月27日、東海大学医学部感染症研究室の古賀泰裕教授と共同研究した乳酸菌「LS1(L.salivarius TI2711株)」について、同乳酸菌がヒトの口腔内に存在した場合、約8割の被験者から歯周病菌を減少させる効果があることをヒトによる臨床試験で確認したと発表した。

[17:46 9/28]

立命館大、幻の細菌型クロロフィル「バクテリオクロロフィルf」を遂に発見

立命館大学は9月26日、久留米大学の協力を得て、これまで存在は予想されていたが所在が明らかになっていなかった新種の細菌型クロロフィル「バクテリオクロロフィル f」を発見したと発表した。

[17:09 9/28]

腎臓の線維化の進行抑制には「CRTH2受容体」の阻害が有効 - 慶応大など

慶應義塾大学は9月25日、東京慈恵会医科大学、大阪バイオサイエンス研究所の協力を得て、慢性腎臓病の進行過程で認められる腎臓の線維化において、生理活性物質「プロスタグランジンD2」が果たす役割を明らかにし、その受容体である「CRTH2受容体」を阻害することで腎臓の線維化の進行を抑制し得ることを、マウスの実験において明らかにしたと発表した。

[16:34 9/28]

「乳児難治てんかん」の原因遺伝子が自閉症スペクトラム障害と関連 - 理研

理化学研究所は9月27日、東京女子医科大学や米ハーバード大の協力を得て、精神発達障害を伴う「乳児難治てんかん」の原因遺伝子変異を導入したモデルマウスが、自閉症に似た社会性の低下と記憶学習の障害を示すことを発見したと発表した。

[15:43 9/28]

タカラバイオ、ES/iPS細胞の未分化維持状況を簡便に確認できる試薬を発売

タカラバイオは9月27日、ES細胞/iPS細胞などの多能性幹細胞が未分化状態であるか、あるいは分化状態が起きているか、を調べるための試薬「プライマーセット」を2012年10月1日より発売すると発表した。

[14:07 9/28]

慶応大など、「脱細胞化」技術で体外で肝細胞機能の一部の維持に成功

慶應義塾大学は9月24日、ピッツバーグ大学の協力を得て、肝臓から生きた細胞をすべて除去し、骨格だけの半透明な構造を大動物(ブタ)から作成し、そこに再度別のブタの肝臓から分離した肝細胞を生着させることで再細胞化する「脱細胞化」というユニークな手法を用いて、体外で肝細胞機能の一部を維持することに成功したと発表した。

[12:16 9/28]

NIPSと仁愛大、心筋梗塞には「CFTRイオンチャネル」の活性化が有効と確認

生理学研究所と仁愛大学は9月27日、心筋梗塞発症直後に、心筋細胞表面の細胞膜にある塩素イオンの出入口となるタンパク質「CFTRイオンチャネル」を活性化させると、心筋梗塞の進行を抑えることができることを、マウスを使った実験によって明らかにしたと発表した。

[12:02 9/28]

2012年09月27日(木)

北大など、刷り込み学習の開始させる因子が甲状腺ホルモンであることを発見

北海道大学(北大)と帝京大学の研究グループは、鳥類に見られる刷り込み学習(インプリンティング)に着目し、学習臨界期を開始させる因子が甲状腺ホルモンであることを発見したと発表した。

[16:14 9/27]

北大、寒天の成分が細菌のコロニーの広がりを抑制できることを発見

北海道大学(北大)大学院農学研究院の橋床泰之教授らの研究グループは、メタノールのような有機溶媒で洗浄した寒天粉末で作られた寒天平板では幾つかの微生物が生育でき、その洗浄液に含まれる化学物質を寒天平板に戻すと生育がみられなくなることを見出し、フランカルボン酸が大腸菌や環境微生物など多くの細菌でコロニーの広がりを抑制することを突き止めたと発表した。

[16:06 9/27]

2012年09月26日(水)

京大、チンパンジーとヒトの胎児の母体内での脳容積の成長の違いを確認

京都大学(京大)は9月25日、チンパンジー胎児の脳容積の成長パターンを解明した結果、ヒトの脳の成長が妊娠後期まで加速し続けるのに対して、チンパンジーの場合は妊娠中期に成長の加速が鈍ることを確認したと発表した。

[18:01 9/26]

名大、エイズウイルスの増殖を制御するタンパク質の分子構造を決定

名古屋大学(名大)などの研究チームは、エイズウイルス(HIV)の増殖を制御する細胞内タンパク質APOBEC3Cの分子構造を決定し、エイズ治療の新しい標的となりうる分子上のポケット構造を発見したことを発表した。

[10:00 9/26]

自閉症者は目と目で通じ合うのが苦手 - NIPSが脳活動の計測で確認

生理学研究所(NIPS)は、成人の健常者と高機能自閉症者(ASD)を対象に、2人の脳活動を2台の機能的磁気共鳴断層画像装置(fMRI)によって同時計測することにより、目と目をあわせて同じものに注意を向ける 「共同注意」の際の脳の活動について調べた結果、健常者ペアでは同調した脳活動がみられるのに対して、高機能自閉症者と健常者のペアではみられなかったと発表した。

[08:30 9/26]

2012年05月12日(土)

これからは甘い「糖」を食べて痩せる!? - 希少糖に秘められた驚異の力

松谷化学工業は5月10日、ノンカロリーながら甘味が砂糖の7割程度である「D-プシコース」などの成分を含む異性化糖である希少糖含有シロップ「レアシュガースウィート」を2012年6月1日より全国の法人に向けて発売することを発表したが、同日、希少糖の効能などの研究調査結果の説明会を実施し、その機能などの説明を行った。

[08:00 5/12]

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