F1 2011(グラフ156~157)

Codemasters
http://formula1-game.com/

3DMark系だけというのもあれなので、ゲーム系ベンチマークも2つほど入れてみた。まずはF1 2011。Photo31ではDirt 3の細かな性能を示していたので、同じCodemastersのF1 2011を持ってきて今回は比較してみた。さて、ベンチマーク手順だが、いつものではちょっと都合が悪い。最大でも解像度は1366×768pixelだからだ。そこで今回はちょっとルールを変え、

  • 解像度は1366×768pixelで固定。
  • MultisamplingはnoAAと4xAAの両方を実施。
  • PresetはUltra Low/Low/Medium/High/Ultraの5種類をすべて実施。

とし、ベンチマーク後の平均フレームレート(Avg)と最小フレームレート(Min)の両方を取得してみた。

まずグラフ156がnoAAのケースである。面白いのは、Mediumあたりまでは、明確にA8-3870Kの方が高速な事だ。ところがHighあたりになるとほぼフレームレートは拮抗し、UltraになるとA10-4600Mの方が高速になる。

これは4xAAのケース(グラフ157)も同じで、平均フレームレートと最小フレームレートの両方でこれが再現した。要するに描画負荷で割と性能差が逆転しやすい、というのがこの2種類のGPUの特徴という事になる。このあたり、試用機がちゃんとTurboが効く構成であれば、GPUコア側ももう少し性能の上乗せがあったのかも知れないが、現状では(F1 2011に関する限り)互角といったところだろうか。