Company of Heroes:Opposing Fronts(グラフ146)

Relic Entertainment
http://www.companyofheroesgame.com/

「またえらく古いゲームを」と言われそうだが、GMA3000でもそこそこ動くものということで、引っ張り出してきた。以前はCD-ROMからインストールしていたが、今はSteamで入手できるので、今回はこちらを利用している。さて、このゲームの場合、起動後にOption→Graphics画面で"Performance Test"を選ぶとベンチマークモードに入り、一連のシナリオを表示後に平均/最大/最小フレームレートが表示される。表示オプションはPhoto64に示す通りで、解像度だけを変化させてフレームレートを測定してみた。

Photo64: Shader QualityをLowに設定するとある程度自動で設定されるが、幾つかの項目はユーザーがこの写真通りに設定する必要がある。右下のModel Detailもその一つ。

ちなみにSteamから直接起動すると、VSYNCが強制Onになってしまい、フレームレートが最大でも60fpsで固定されてしまう。これを避けるためには、プログラムへのショートカット(プログラムファイルは、64bit環境ならば"C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\company of heroes\RelicCOH.exe"となる)を作り、これに"-novsync"というオプションを追加して起動することでVSYNCをOffに出来る。

さて、結果はグラフ146の通りとなる。かなり描画オプションを軽めにしたこともあり、フレームレートの絶対値はかなり高くなっているが、こうしたケースでもCore i7-3770KはCore i7-2700Kの5割増程度の平均フレームレートを確保しており、性能面での差は明確である。おそらくこの先、もう少し描画品質を上げると急速にフレームレートが落ち込むのは確実で、Core i7-3770Kでも「どこまで満足にプレイできるか」はちょっと微妙なところではあるが、それでもCore i7-2700Kよりは随分改善されている事は間違いない。