Lost Planet 2 Benchmark(グラフ56~57)

カプコン
http://www.nvidia.co.jp/object/games-lostplanet2-jp.html

次はこちらである。Lost Planetの場合、DX9とDX11の2種類のプログラムが提供されており、DX11の方は3DMark11と同じくGMA 3000では動作しないため、こちらではGMA 3000のテストは割愛している。さて、テスト項目であるがやはり解像度は1366×768ピクセル固定でLow/Mid/Highの3パターンにしている。各々の設定項目であるがDX9の方は、

Low AA None/Blur Off/Shadow None/Texture Low/Render No
Mid MSAA 2x/Blur On/Shadow Middle/Texture Middle/Render Middle
High MSAA 8x/Blur On/Shadow High/Texture High/Render High

となっている。ただしHighに関し、GMA 3000ではMSAA 8x/Shadow Highの設定が出来ないのでMSAA 4x/Blur On/Shadow Middle/Texture High/Render Highと、GeForce GT 555では同じくMSAA 8xの設定が無いのでCSAA 8x/Blur On/Shadow Middle/Texture High/Render Highとしている。

またDX11の方は、

Low AA None/Blur Off/Shadow None/Texture Low/Render No/DX11 Feature None
Mid MSAA 2x/Blur On/Shadow Middle/Texture Middle/Render Middle/DX11 Feature Middle
High MSAA 8x/Blur On/Shadow High/Texture High/Render High/DX11 Feature High

となっている。Highに関して、GeForce GT 555のみMSAA 8xではなくCSAA 8xなのはDX9の場合と同じだ。

さて結果であるが、まずDX9(グラフ56)に関してはこちらもこれまでと同じ結果である。LLanoの性能はGMA 3000おりはずっと高速だが、GeForce GT 555には及ばないというところ。ただGeForce GT 555よりは性能の落ち方は緩やかである。とはいえ、結果でA判定以上(平均で30fpsを超えている)のはLowの構成のみで、それより描画を強化すると常にB判定以下、というのはちょっときつい感じである。またCrossFireが相変わらず役に立っていない。

この傾向はDX11(グラフ57)でも踏襲されている。負荷が大きい分フレームレートは全体に低めであるが、おおむね傾向はグラフ56と同じであり、Llanoの特徴もほぼ同じと見なして良いだろう。