Far Cry 2(グラフ31~34)

Ubisoft
http://farcry.uk.ubi.com/experience/

Photo57: DirectX 10でOverall Qualityを"Optimal"に設定。解像度は1種類しか選べないので、Run 1~Run 5の5つをこの設定で解像度だけ変えてある。

Photo58: DirectX 10を選ぶと、Overall QualityはHighかOptimalしか選べないので、こちらはHighに。

Photo59: DirectX 9の場合、OptimalにしてもHDRやBloomが無効になる。

Photo60: ほぼ最低画質の設定

今回追加したのがこちら。ちなみにパッケージ版とSteamを経由したダウンロード版があるが、今回はダウンロード版を利用している。正常にインストールするとbinディレクトリに、FarCry2.exeと一緒にFC2BenchmarkTool.exeがインストールされるので、これを使ってベンチマークを行った。設定だが、DirectX 10 Optimal(Photo57)、DirectX 10 High(Photo58)、DirectX 9 Optimal(Photo59)、DirectX 9 Low(Photo60)の4種類について、解像度を変えながら各々3回づつ実施、結果をまとめた。スコアはやはりAvg/Max/Minの3つを取っている。

さてまずグラフ31と32だ。SVGAあたりからはRadeon HD 4870ではやや荷が重いようで、Avgのスコアも急落しているし、Maxもどんどん落ちている。Radeon HD 4890は多少踏ん張るがそれでもUXGAあたりからはかなり低め。一方GeForce系はAvgで60~80fps、Minも40~50fpsを維持している。どちらかといえばGeForce系有利なテストであるが、Radeon HD 5870はほぼGeForce GTX 285に勝るスコアを出しており、UXGAあたりまではGeForce GTX 295とも互角の性能となっている。

一方DirectX 9のグラフ33と34ではまた異なった傾向が見える。Radeon HD 4870はかなりきついが、SVGA~VGAあたりまではその他のグラフィックスカードのスコアが殆ど変わらない。ただその上の解像度になるとやはりバラけ始めるが、ここでもRadeon HD 5870はGeForce GTX 295には一歩及ばないものの、GeForce GTX 285をやや上回る性能を出しており、丁度両者の中間くらいに位置する感じだ。DirectX 9についてもややGeForce系有利な傾向は否めないが、そのなかでRadeon HD 5870は健闘しているといえる。