Excel 2008には、文字の誤入力を防ぐ「オートコレクト機能」が装備されている。たとえば、「the」のはずが誤って「teh」と入力してしまった場合、自動的に「the」へ修正してくれる。「こんにちわ」を「こんにちは」など、一部日本語にも対応する賢い補助機能だ。

「teh」と誤入力しても、オートコレクト機能により「the」へ自動修正される

しかし、あえて「teh」と入力したいときには、かえって困ることに。慎重に「teh」と入力してreturnキーで確定しても、「the」に変換されてしまい、「teh」という単語を入力することができないのだ。同様の現象は、小文字の「i」が大文字の「I」に、「adn」が「and」になど、オートコレクト機能の辞書に登録されている語彙を入力したときに発生する。

このような場合には、環境設定の「オートコレクト」パネルを開き、[入力中に自動修正する]オプションを無効にしてみよう。これで、入力した文字列が勝手に変更されてしまうことはなくなるはずだ。

[入力中に自動修正する]チェックボックスを外すと、オートコレクト機能が無効化される