飾り文字作成機能「ワードアート」は、わずかな作業で凝ったデザインのロゴを作成できることが強み。WordはもちろんExcelやPowerPointでも利用でき、スクラップブックに登録しておけるので、再利用も簡単だ。

Office 2008 for Macでは、グラフィックエンジンの刷新により、ワードアートにも改良が加えられている。グラデーション効果が滑らかになり、より自然な表現が可能になったほか、ツールパレットの機能向上により透明度の調整や回転などの処理がラクに行えるようになった。

作成するまでの手順がエレメンツギャラリーに統合されたことも、Office 2008 for Macにおける変化の1つだ。作成する手順もシンプルになり、エレメンツギャラリーの[ワードアート]タブをクリックし、30種超用意されたデザインの中から任意のものをクリックすれば準備はOK。追加されたワードアートをダブルクリックして文字を入力、フォントサイズや色を指定したうえで[OK]ボタンをクリックすれば完成だ。

ワードアートを文書へ挿入するときには、エレメンツギャラリーを使うと便利

挿入したワードアートをダブルクリックすれば、文字列を入力できる