■CineBench R10
MAXON Computer GmbH
http://www.cinebench.com/

今年中には、より多数のマルチスレッドに対応できるらしいMaxon Cinema v11+がリリースされるとの事なので、これが登場したあとはこちらもバージョンアップするのかもしれないが、今のところはまだR10のままである。

まずグラフ18がRenderingの結果で、これはまぁ素直に性能が上がっている。ただ、One CPUの結果を見るとCore 2とCore i7で大きな性能差が無いことも明らかなので、All CPUでの差はやはりHyper-Threadingの効用だろう。

ただ面白いのはGPUを使うShadingの方(グラフ19)で、こちらはHyper-Threading有効/無効の場合をまとめてみたが、Hyper-Threadingを無効にしたほうがやや性能が上がる事だ。このあたり、やはりHyper-Threadingを生かすにはもう少しチューニングが必要である事を物語っている様に思われる。