【特集】

~インストールから設定・活用まで~ すべてが分かるWindows Vista大百科

81 ビデオキャプチャカードのサポート

米田聡  [2007/01/30]

Windows Vistaではビデオキャプチャカードの利用がひとつの難関になりそうだ。

もっとも、ドライバ自体は32ビット版のVistaであれば、特に問題なくイントールできてしまう。試しに、玄人志向SAA7133GYC-STVLPというキャプチャカードのWindows XP用ドライバをインストールしたところ、すんなりとインストールできてしまった。

SAA7133GYC-STVLPのドライバを組み込んでみたが、すんなり完了(注:SAA7133GYC-STVLPはYUAN TUN800のOEM)

ただし、ドライバが組み込めても付属のTV視聴ソフトが動作しない。おそらく、Windows XP用のTV視聴ソフトはオーバーレイを使用するため、それがWindows Vistaで動作しない原因になっているのだろう。

この問題は、SAA7133GYC-STVLPに限らず、現行のほとんどのTVキャプチャボードで発生すると思われるので、現状、利用できるTVキャプチャボードは<Windows Media Center対応のものだけ>と考えたほうがよさそうだ。

筆者は運よく、手元にWindows Media Center対応のWinTV-PVR-USB2があったために利用できたが、日本ではWindows XP Media Center Editionが(PCショップでXP Professionalの代わりとしてDSP版を購入するユーザーを除き)ほとんど普及しなかった関係もあり、意外にMedia Centerに対応しているTVキャプチャ製品が少ない。

今後、視聴ソフトのほうをWinodws Vistaに対応させてくる製品が増えると予想されるが、ソフトの完全対応までには、まだ時間がかかりそうだ。

また、64ビット版に関しては、もともとビデオキャプチャカードの対応が弱かったこともあり、利用できるキャプチャカードは32ビット版より制限されそうだ。ビデオ関連の活用を考えている読者は、当面は32ビット版を導入しておくほうが無難かもしれない。

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