【特集】

~インストールから設定・活用まで~ すべてが分かるWindows Vista大百科

63 ユーザーアカウント(1)

米田聡  [2007/01/30]

Windows Vistaでは、ユーザーアカウントの使い方が厳しくなっている。標準で「ユーザーアカウント制御」(UAC:User Account Control)がオンになっており、管理者権限が必要な操作を行う際には確認のダイアログが現れる。

管理者権限が必要な操作の前には必ず現れるダイアログ

また、インストール時に登録したユーザーは管理者権限が与えられるが、追加で登録するユーザーに関しては「標準ユーザー」権限を与えるよう推奨されている。標準ユーザー権限では管理権限が必要な操作はパスワードを入力しない限り行えなくなる。

要するに、Windows Vistaでは「管理者権限を安易に利用しない」という方向に切り替えられたわけだ。Windows XPまでは当然のように利用者が管理者権限でログオンして利用し、あらゆる操作を行っていたが、これがシステムに悪質なマルウェアや不安定なドライバなどインストールしてしまう大きな原因になっていたので、改める方向は正しいと言える。

UACを無効化する

とはいえ、いちいちダイアログで警告されるのは面倒だという人もいるだろう。Windows XPと同じように警告なしに権利権限が必要な操作を行いたい場合、UACを無効化してしまえばいい。

UACの無効化はコントロールパネル→「ユーザーアカウント」→「ユーザーアカウント」で行える。

ユーザーアカウントの設定

この画面で<ユーザーアカウント制御の有効化または無効化>をクリックする。すると次のダイアログが現れる。

チェックを外せばUACは無効になる

このチェックを外せばUACが無効化され、Windows XPと同様、管理者権限が必要な操作を行う際に警告ダイアログが現れなくなる。

もっとも、UACを無効化するのは考えものだ。初期に登録したユーザーは管理権限を持っているので、UACが有効でもダイアログで単にOKボタンを押すだけの手間でしかない。このダイアログは「いま自分は管理権限を必要とする操作をしているんだ」とユーザーに自覚させる効果があり、危険な設定などを未然に防ぐ効果が期待できる。安全に利用したいのなら、UACを有効にしたまま利用することを強くお勧めする。

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