【特集】
前項で紹介したように、一般的なウィルス対策ソフトに共通する機能を持つWindows Defenderだが、最大の特徴はやはり強力なツールが備わっている点だろう。ここでは、そのツールと設定の項目をそれぞれ説明していく。
オプションでは、Windows Defenderのスキャンスケジュールや常駐保護の動作を設定できる。
ウィルス対策ツールなどと同様、スケジュールを設定して自動スキャンができるので、都合に合わせて設定しておくといいだろう。ウィルスに比べるとスパイウェアは侵入しやすい(特にCookieタイプ)ので、スキャンの頻度は毎日にしておいた方がいいかもしれない。
「規定の操作」は発見したマルウェアなどの危険度(レベル)に応じた処理を設定する。削除、無視、推奨の操作(マイクロソフトのデータベースに従って削除、無視を行う)が設定できるが、通常は推奨の操作で構わないだろう。なお、マルウェアの危険度は「未分類」(最低レベル)~「重大」までの5段階に分けられており、重大は即座に削除される。
リアルタイム保護オプションでは、Windows Defenderの常駐保護対象が設定できる。基本的に、すべてにチェックを入れておくべきだろう。必要なモジュールが重大レベルに分類されて削除されてしまうなど、何らかの不具合が生じた時はチェックを外すことで対応できるが、危険性は高まるのであまりオススメはできない。
マイクロソフトのスパイウェア情報収集ネットワークだ。SpyNetには、基本メンバシップと上級メンバシップという2種類のグレードで登録できる。
基本メンバシップで登録すると、Windows Defenderの設定や、利用者のPC上で検出した情報がマイクロソフトに送信されるが、危険度が不明なソフトウェアの情報は送信されない。一方、上級メンバシップで登録すると危険度が不明なソフトの情報を含めてマイクロソフトに送信され、マルウェアの発見に役立てることができる。注意書きによると、上級メンバシップの登録では利用者のPC内にある個人情報が「意図せずに」マイクロソフトに送信されることがあるとされている。
登録は任意なので、注意書きをよく読んだ上で、登録するかどうかを決めていただきたい。登録すればマイクロソフトのマルウェア調査に協力する形になる。
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