【特集】
標準のメールクライアントは、従来のOutlook Expressから、その名も「Winodwsメール」というストレートな名称に変更された。名称が変更されているだけで、メールクライアントとしての基本的な使い方はあまり変わっていない。しかし、いくつか注目できる機能が搭載されている。
スパムメールの多さに困り果てている読者は少なくないだろう。Windowsメールには学習型の迷惑メールフィルタが搭載されている。ツールメニューから<迷惑メールのオプション>を選択してみよう。
標準ではフィルタレベルは<低>に設定されている。迷惑メールの確度が高いメールだけを自動的に迷惑メールフォルダに振り分ける設定だ。通常は、この設定が安全だろう。また、低のままでも利用するうちにメールの振り分け確度が高まるはずだ。
<差出人セーフリスト>は、迷惑メールフィルタから除外したいメール送信元を登録しておく機能だ。これは必要に応じて登録すればいいだろう。
一方、<受信拒否リスト>は逆に、登録されたメールアドレスや、ドメイン名からのメールをすべて迷惑メールとして処理するリストである。最近はメールアドレスでフィルタできる迷惑メールは減っているが、受信したくないメール差出元を登録しておくと、目に入らなくなり精神衛生上いいかもしれない。
<インターナショナル>タブでは、無条件に受信を拒否するトップレベルドメインの登録と、エンコードの登録ができる。たとえば、中国語のスパムが非常に多く、中国からのメールを受け取る必要がない読者は、中国のトップレベルドメインと中国語のエンコードを登録しておけば、中国からのメールはほぼ確実に遮断できる。
<フィッシング>タブは、フィッシングメールを認識してユーザーを守る機能だ。これも標準ではオンになっている。<フィッシングメールを[迷惑メール]フォルダに移動する>にチェックを入れておくと安全になるが、危険ではないURLが埋め込まれているメールまでフィッシングメールと判断してしまうことがある。様子を見ながら、必要ならチェックを入れればいいだろう。
運用中、誤ってフィッシングメールと判断されてしまったメールがあったなら、そのメールを迷惑メールフォルダの中から選び、右クリックして<迷惑メールではないメールとしてマーク>を選択する。こうしておくと、このメールが迷惑メールではないと学習するので以降の誤判定が避けられる。
逆に迷惑メールと判定されなかったスパムは、迷惑メールフォルダにドラッグ & ドロップしてコピーしておこう。これで迷惑メールの学習が行われる。
以上のように上手に設定し、また利用しながら学習を進めていけば、迷惑メールの判定率が上がり、より便利にメールクライアントが利用できるようになるだろう。
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