【特集】
FAXは電子メールの普及に応じて徐々に利用されなくなってきてはいるものの、依然としてビジネスの世界では主流の通信手段のひとつだ。そのため、Windows Vistaには「Windows FAXとスキャン」というツールが付属している。
このツールはFAXの送受信およびスキャナの取り込みをサポートする。FAXの送受信を行うには、FAXモデムが必要になることに注意しよう。
FAXの送信は<新しいFAX>をクリックすればいい。すると、画面例のようなエディタが起動する。
例のようにエディタに文字を入力して編集するか、もしくは送信したいファイル(RTFドキュメント、オフィスドキュメント、画像ファイルなどが利用できる)をドラッグ & ドロップして添付する。そしてあて先欄に送信先電話番号を入力するか、「宛先」をクリックしてアドレス帳からあて先アドレスを選択する(ただし、アドレス帳から選択する場合は、相手の電話番号がアドレス帳に登録されていることが条件になる)。
準備ができたら、<送信>ボタンを押そう。初回起動時にはモデムの発着信設定ができていないため、モデム設定ダイアログが開く。
地域、エリアコード(市外局番)、発信に使用する電話会社の呼出し番号(日本では現在ほとんど必要ない)、外線発信番号(これも必要に応じて)、ダイヤル方法を設定して<OK>ボタンを押す。以上で作成したFAXが送信できる。
FAXの受信や、受信用のFAXモデムデバイスなどの設定は、<ツール>メニュー→<FAXの設定>で行おう。
デバイスが選択できるほか、受信の応答方法(たとえば5回着信音の後、自動でFAX受信を開始など)が設定できる。
また、このツールはスキャナからの画像取り込みツールとしても利用できる。左ペインのスキャンを選択して、<新しいスキャン>をクリックしてみよう。取り込みダイアログが起動する。
解像度、色などを必要に応じて設定後、<プレビュー>でプレビュー表示、<スキャン>で実際のスキャンが行われ、ドキュメントフォルダに画像ファイルとして保存される。
取り込んだ画像は、他のツールで利用できるほか、<FAXとして転送>をクリックすることで選択した画像を即座にFAXとしても送信できる。
すでにFAXモデムを所有している人は多くはないと思うが、以上のようにスキャナツールとして活用できるので、スキャナ利用者は一度起動して試してみるといいだろう。
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