【特集】

~インストールから設定・活用まで~ すべてが分かるWindows Vista大百科

40 ネットワークと共有センター(1)

    米田聡  [2007/01/30]

    <スタート>メニューから<ネットワーク>を開いてみよう。画面例のようにLANに接続されたネットワークコンピュータが一覧できる。

    ネットワークコンピュータ一覧。Windows XPにも同じ機能がある

    ネットワークコンピュータを開き、その共有資源を(アクセス権限があれば)利用できるのは、Windows XPなど過去のWindowsと変わらない。だが、ネットワークの共有設定や、ネットワークそのものの設定はWindows Vistaで大幅な改良、改変が加えられている。

    その代表が「ネットワークと共有センター」だろう。「ネットワーク」フォルダのツールバーにある<ネットワークと共有センター>をクリックするか、コントロールパネル→「ネットワークとインターネット」→ネットワークと共有センターを開いてほしい。

    ネットワークと共有センター

    まず目を引くのはウィンドウ上部のネットワーク接続図だろう。通常、画面例のように簡易表示だが<フルマップを表示>をクリックすると、より詳細なネットワークマップが表示できる。

    詳細なネットワーク接続図(ネットワークマップ)

    ネットワークマップは、画面例のように視覚的にネットワークの接続を確認でき、必要に応じてネットワークの接続診断に活用できる機能だ。この例なら、ゲートウェイを介してインターネットに接続されていること、LAN内部にはスイッチがありPCが接続されていることが一目でわかる。

    ところで、フルマップのうち、上部の接続図に表示されている機器と、下部に並んでいるコンピュータに分かれていることに疑問を持つかもしれない。ネットワークマップに表示される機器(コンピュータやプリンタなどネットワーク機器)は、Windows Vistaがサポートするサービス探索プロトコルに対応しているものに限られるのだ。

    Windows Vistaでは、ネットワーク上の機器が何の機能を持つか(どのようなサービスが可能か)などを探索して利用可能にするUPnPやSSDP(Simple Service Discover Protocol)などのプロトコルが実装されている。Windows Vista自身もサービス探索に応答するため、例の画面では2台のWindows Vistaインストール済みPCが表示されているわけだ。

    そのほかのコンピュータはサービス探索に応答しない古いWindows(Windows 2000 / XP)なので、ネットワークマップには表示されないわけだ。

    サービス探索をサポートするネットワークTV、ネットワークオーディオ、ネットワークプリンタといった機器が登場すれば、それらも、このマップに表示されるはずだ。まだ、そのような機器がほとんどないために検証はできないが、マップに表示された機器はクリックするだけの操作で利用できるようになる。たとえば、ネットワークオーディオプレーヤーなら、そのアイコンをクリックすれば音楽の再生など、その機器の機能をWindows Vistaから利用できるようになるとされている。

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