【特集】

~インストールから設定・活用まで~ すべてが分かるWindows Vista大百科

31 パフォーマンスの情報とツール(1)

    米田聡  [2007/01/30]

    Windows Vistaをインストールしたもの遅くて使い心地が悪い……やや古めのPCではありがちだろう。ここでは、Windows Vistaを快適に使うための設定などを取り上げる。

    パフォーマンスの調節は、コントロールパネル→システムとメンテナンス→「パフォーマンスの情報とツール」にまとめられている。

    「パフォーマンスの情報とツール」

    ここでもっとも目立つのが「Windows エクスペリエンス インデックス」のスコアだろう。このスコアは、早い話、このPCの快適さをあらわすパフォーマンススコアだ。CPU(演算速度)、メモリ(メモリの速度および容量)、グラフィックス(Aeroデスクトップおよびゲーム)、HDD(データ転送速度)の各項目について、Windows Vistaに搭載されているベンチマークテストを使って計測し、その結果を表示する仕組みだ。

    基本スコアは、これらのテスト項目のうち、もっとも低いものが採用される。スコアの最高点は5.9点(将来、変更される可能性がある)、最低は1点だ。1項目でも1点があれば、基本スコアも1点になる。

    Windows エクスペリエンス インデックスは、要するにマイクロソフト純正のベンチマークテストのようなものだが、Windows Vistaでは重要なパフォーマンスの目安として、このスコアが利用されることになっている。たとえば、ソフトウェアパッケージに、そのソフトを快適使う目安として「Windows エクスペリエンス インデックス4.0以上」という表示が行われる計画がある。

    また、すでに一部のPCベンダーが始めているが、PCシステムの宣伝として「Windowsエクスペリエンス5.2をマーク」といったような形で利用されることになるだろう。

    Windows エクスペリエンス インデックスが、どの程度のスコアならWindows Vistaが快適に使えるのだろうか。ヘルプにも簡単に説明があるが、どうやら3点がひとつの目安になるようだ。スコアが3を超えているPCなら、Aeroを含めて普通の用途になら利用できる程度の快適さで動作する(もちろん快適さの度合いは人それぞれなので、これはあくまで筆者の印象だ)。

    Windows Vistaを快適に使うには、PCをカスタマイズして、このWindows エクスペリエンス インデックスを上げる方向か、もしくはWindows Vistaの設定を変えてできるだけ軽量化して使う方向か、いずれかになるだろう。

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