【特集】

~インストールから設定・活用まで~ すべてが分かるWindows Vista大百科

21 インストール後の設定~Windows XPからのシステムデータの転送(1)

    米田聡  [2007/01/30]

    Windows XPからのシステムデータの転送

    アップグレードインストールができなかったユーザーや、Windows Vistaに合わせて新しいPCにWindows Vistaをインストールしているケースでは、Windows XPからWindows Vistaにユーザーアカウントや、ソフトの設定を転送しておく必要があるだろう。

    Windows Vistaには、Windows転送ツールが付属している。Windows XPにあった転送ツールのWindows Vista版で、古いPCから各種設定やファイルを転送できる。

    転送元に利用できるのは、Windows XP(64bit Editionを含む)またはWindows Vistaのみ(ただし、Startarを除く)。Windows 2000からはファイルの転送のみしかできないとされている(ユーザーアカウントなど設定の転送はサポートされていない)。

    以降にWindows転送ツールの利用方法を紹介していこう。

    (1) Windows Vista上で転送ツールを起動する

    <スタート>メニュー→<プログラム>→<システムツール>から、Windows転送ツールを起動しよう。

    Windows転送ツールの起動

    画面に示されるように、転送ツールで古いPCから転送できるのは、ユーザーアカウント、「マイ ドキュメント」フォルダ、各種プログラムの設定、メール関連、マイクロソフト製ソフトウェアの設定(Officeなど)に限られている。ソフト本体やサードパーティ製ソフトの設定は転送できない。これらは、別途ソフトごとに手動で設定を移すことになる。だが、アカウントだけでも転送できればWindows Vistaへの移行はかなり楽になるはずだ。

    <次へ>を押して先に進めよう。次のようなダイアログが現れるので<新しい転送を開始する>をクリックして先に進める。

    新しい転送をクリックする

    (2) 転送方法の設定

    すると次のような画面が現れる。

    使用しているコンピュータの選択

    本稿では、Windows Vista上(新しいPC)で転送ツールを先に起動しているので、<新しいコンピュータ>をクリックして先に進める。

    転送方法の設定~ケーブルの利用

    すると、転送方法として「転送ツールケーブルを使用するか」どうか聞いてくる。転送ツールケーブルとは、2台のPCのUSB同士をつなぐ転送ツール専用のケーブルのことだ。Windows Vista発売後にPCショップで市販されるとのことだが、執筆時点では合致するケーブルが不明のため利用できなかった。また、同じPCでWindows XPとのデュアルブートを利用している人はケーブルの転送は(当然)できない。ここでは、他のオプションをクリックすることにしよう。

    古いPC用の転送ツールの作成

    すると、画面例のように転送元のPC(古いPC)に転送ツールをインストールしたか聞いてくる。

    転送ツールは、Windows VistaインストールDVDに収録されており、セットアッププログラムから起動が可能だ(アップデートインストールの画面参照)。古いPCにDVDドライブがないなどの理由で古いPC上で転送ツールが起動できない場合は、ここで「いいえ、ここでインストールする必要があります」を選択する。

    転送ツールの起動メディアの作成

    すると画面例のように、古いPC用の転送ツールを作成するオプションが現れる。使用できるメディアは画面の通りだ。たとえば、CDを選択した場合はドライブにCD-R/RWのブランクメディアを入れると、そのメディアに転送ツールが書き込まれる。フラッシュドライブ、外付けHDDなどでも同様だ。適切な方法で古いPC用のメディアを作成しよう。

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