【特集】

~インストールから設定・活用まで~ すべてが分かるWindows Vista大百科

14 クリーンインストール(2)

米田聡  [2007/01/30]

(4) インストール先の選択~初期インストール完了

続いてインストール先ドライブ(またはパーティション)を画面例のように選択させられる。

インストール先パーティションの設定

ディスク丸ごとWindows Vistaをインストールするのなら、パーティションは設定せず、ドライブを選択して<次へ>を押してしまえばいい。ディスク全体がWindows Vistaに利用される。また、すでにあるパーティションにインストールを行うのなら、そのパーティションを選択して<次へ>を押そう。

この段階でパーティションを新規作成する場合、<ドライブオプション>を選択してパーティションの編集が行える。方法は「デュアルブート環境」で説明しているので、そちらを参照してほしい。

なお、Windows Vista標準のディスクドライバでは認識できないHDDインタフェースを利用している場合、この画面にドライブやパーティションがまったく表示されない。そのようなときには、Windows Vista対応のドライバディスクを用意する必要がある。

Windows XPでは、インストール時に利用するドライバディスクとしてフロッピーしかサポートされていなかったが、Windows VistaではDVD、CD、USBメモリなどがサポートされ、より便利になった。いずれかのメディアにWindows XP用のディスクドライバをコピーしておこう。Windows Vista用のドライバが用意されていない場合、32ビット版ならWindows XP用のディスクドライバがそのまま利用できる可能性が高い。一方、64ビット版はWindows XP 64bit Edition用のドライバが利用できる可能性がある。使えない場合もあるようだが、駄目元で試す価値はあるだろう。

ドライバディスクが用意できたなら、<ドライバの読み込み>をクリックしよう。

ディスクドライバの読み込み

ドライバを格納したメディアをPCにセットして<OK>ボタンを押す。ドライバが認識されればドライバ一覧が表示されるので、インストールするドライバを選択して<OK>ボタンを押せばいい。ディスクドライバが正常に動作すれば、先の画面にドライブやパーティションが表示される。

ところで、<ドライバの読み込み>をクリックした後、ドライバを読み込めなかったりすると、インストール中止に進むことになるので注意が必要だ。必要がないのに試しにクリックしてみるといったことは止めた方がいい。

インストール先のドライブまたはパーティションを指定して先に進めると、HDD初期化、ファイルコピー & 展開、インストールまで自動で進む。その間、ユーザーは手出しする必要がなく、20分ほどかかる(PCやDVDドライブの速度によっても大きく変化する)ので、その間は別のことでもして暇をつぶしていればいいだろう。

なお、インストール途中で数回ほど自動的に再起動することがあるが、これは正常なので気にする必要はない。

ファイルのコピーが始まると、以降はしばらくの間手出しする必要がない

(5) インストール完了後の設定

インストールがひと通り終わると、まず初期ユーザーの登録ダイアログが現れる。

初期に登録するユーザーの設定

ここで登録するユーザーは自動的に管理者権限が与えられる。名前、パスワードを入力しよう。また、下のアイコンでユーザーの画像を設定できる。

「パスワードヒント」はパスワードを忘れた時にヒントとして出力される文章を入力する。この文章は「誰でも見ることができる」ことに要注意だ。その文章を読んで他人がパスワードを類推できる文章を入力してはいけない。あくまで本人しか分からない文章を入力するか、そうでなければ空欄にしておこう。

続いてコンピュータ名の設定を行う。

コンピュータ名の設定

LANに接続しているのなら、LAN上にない名称を付けておいてほしい。

タイムゾーン / 時刻の設定

画面例のようなダイアログが現れるので、タイムゾーンと現在時刻を設定しよう。

利用している場所の設定

最後に、利用している場所の設定を行う。この設定は、ファイアウォールの初期設定(第8章を参照)に影響を与え、後からでも設定は容易に変えられる。詳しくはPart8(セキュリティ設定)を参照してほしい。

以上でインストールは完了する。次の画面で開始ボタンを押せばWindows Vistaが起動するはずだ。

インストール完了

    新着記事

    特設サイトの情報

    人気記事

    一覧

    新着記事

    特別企画

    一覧