【特集】

PCテクノロジートレンド 2007 SPRING - キーワードは"マルチコア"

1 2007年のPCテクノロジートレンド

    大原雄介  [2007/01/15]

    今回のキーワードは「マルチコア」。2006年、IntelはCore Microarchitecture製品を大量投入し、一気に旧来のNetBurst Architecture製品を置き換えた。とりあえずAMDのK8へのビハインドはこれで埋めた形になるが、Merom / Conroe / Woodcrestという第1世代は消費電力の関係で3GHz越えが出来ない程度のものであった。

    Intelとしては45nm世代でよりアグレッシブに性能/消費電力比を改善し、3GHzをはるかに越える動作周波数に持ち込む予定だ。その一方、Quad core on sinfle dieに関しては、最初の45nm世代で実現されるのか、それともその後(つまりNehalem世代)で実現されるのか、は現時点でちょっと明確ではない。あるいはSmithfield的single dieの可能性すらある。

    一方のAMDは、K8アーキテクチャを引き続きEnhancementする予定である。一時期は将来のロードマップに不安がもたれたものの、今では明確にロードマップが示されたことでむしろ落ち着きを取り戻しているとすらいえる。問題は、再び動作周波数競争に持ち込もうとしているIntelに互角なだけ、性能を上げてゆけるかということだろう。

    ATIを買収しヘテロジニアスマルチコアへの道が開けたとは言え、製品をリリースするまでにはまだまだ多くの障害がある。とくにプラットフォームというかインフラが今のところ皆無なのは大きな問題で、AMDは今年からこの新しいインフラを用意してゆかなければならない。このあたりをどうやって進めてゆくのか、が見所となりそうだ。

    記事は大きく分けてCPU、メモリ、チップセット、グラフィックスの4編構成となっています。このまま全編を通してお読みいただけるほか、こちらの目次から各編を直接お読みいただくことができます。

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