プレゼン資料を作成するにあたっては、商品写真やイメージ写真など、画像を利用することも多いだろう。PowerPoint 2007では画像を挿入した後の処理がより高度化している。

画像を挿入すると、新たに[図ツール]タブが表示され、挿入した画像の各種変更が可能で、画像の明るさやコントラスト、色の変更といった基本的な画像の調整ができる。

[図ツール]→[書式]→[調整]から画像の明るさやコントラスト、色の変更が可能

大きな特徴は、[書式]→[図のスタイル]で画像に効果や枠線、形状を一括して設定できる点。もちろんライブプレビューにも対応し、最近はやりの画像が反射したような効果や額縁に入れたような効果、周辺をぼかすといった効果など、簡単に設定できるようになった。

ライブプレビューで確認しながら画像に効果を適用できる

単純に画像を切り抜くのも簡単で、[書式]→[図のスタイル]→[図の形状]から[オートシェイプ]に出てきた図形を選べば、その形に切り抜いてくれる。

簡単に画像を切り抜ける

画像を入れ替えたいという場合もPowerPoint 2007は簡単だ。[図ツール]→[書式]→[図の変更]からダイアログボックスが起動するので、入れ替える画像を選択するだけ。画像の効果や切り抜きの形、サイズはそのままで画像だけ入れ替わるので、いちいち同じ編集作業を繰り返す必要がない。

画像を入れ替えても、元の効果はそのまま継続される