【特集】

64bit環境で試すコンパイラ - アセンブルコードに見るその実力

1 64bit環境とIntelコンパイラを試す

    大原雄介  [2005/05/26]

    AMDのAthlon 64に続きIntelもXeonやPentium 4 / Pentium D / Pentium XEでEM64T (Extended Memory 64 Technology)をサポートし、かつMicrosoftがWindows XP Professional x64 EditionやWindows Server 2003 x64 Editionを正式にリリースしたことで、いよいよ64bit環境が実用的な射程に入ってきた。

    以前から「64bitになれば高速」といった話は多かった訳だが、32bitアプリケーションをそのまま64bit環境で動かした場合と、64bitアプリケーションを動作させた場合の話が混在していた訳で、このあたりは一度整理する必要がある。そこで、いつものベンチマークソフトを使ってのテストではなく、実際にベンチマークソフトをソースからビルドしてその実力を確認するという形で、違いを見てみたいと思う。

    もうひとつ今回試したいのは、IntelがリリースするC++ / Fortran / Vtuneといった開発ツール群である。もともとその性能に関しては評判もよく、Linuxにおいて「gccをicc(Intel C++コンパイラ)に変えてビルドしただけで30%高速になった」なんて話も聞くほどだ。丁度良い機会なので、こちらも同時に試してみたいと思う。

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