【特集】

マイクロソフトSFU vs Cygwin - Windows上のUNIX互換環境を徹底比較

1 マイクロソフトの提供するUNIX互換環境SFU

海上忍  [2004/02/28]

LinuxとWindowsを比較した「Get the Factsキャンペーン」をMicrosoft自ら展開している事実からも伺えるように、UNIX/Linuxに対する世間の関心は高い。Macintosh陣営もOS 9からOS Xへの移行に伴いUNIXベースとなり、サーバとしての機能が一気に充実するなど、UNIXで蓄積されたノウハウを生かせるかどうかという点でWindows陣営は少し出遅れた格好だ。

そのような流れに追随するためか、Microsoftはこれまで製品として販売していた「Windows Services for UNIX」(SFU)を無償化し、UNIXの資産をWindowsで活用したいというニーズに応えようとしている。しかし、Windowsで動作するUNIX互換環境として「Cygwin」がすでに存在することもあり、その効果を疑問視する声も少なくない。何より、実際にSFUは"使える"のだろうか?

そこで本特集では、SFUがリリースされた経緯とその機能の概要、およびCygwinと比較したときのメリット/デメリットについて考察してみたい。

SFU付属のシェル(tcsh)を起動したところ。完全ではないが、日本語も扱える

SFUに付属のNFSサーバをMac OS XのFinderでマウントしたところ

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