【特集】

PDF再入門 - フリーツールでどこまで行ける?

12 まとめ - いずれは空気になるかも?

    海上忍  [2004/12/24]

    オープンソースソフトウェアの動向を眺めても、PDF対応は一般ユーザからの反響が多い項目となっている。人気のオフィススイート「OpenOffice.org」も、独自のPDFレンダリングエンジンを搭載、作成した文書をそのままPDFとして書き出せる機能を標準装備している。オープンソースではないが、Mac OS Xに至ってはOS標準の機能としてシステム内部にPDFレンダリングエンジンが実装されている。次元は違うが、JPEGやMPEGといったマルチメディア関連の規格がPCでは"空気"のような存在になったことを考えれば、仕様が公開されているPDFも、あって当たり前という存在になっても不思議ではない。

    もっとも、フォントの埋め込みをどう処理すべきかなど、一般ユーザにとってわかりにくい部分は多く残されている。この点ではAdobe純正品もサードパーティー製品も大差はないため、生成時に"PDF仮想マシン"のようなもので互換性を確認できるようにするなど、誰にも理解しやすい仕掛けがほしいところだ。

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