【特集】

Efficeon大研究 ~新しくなったCMSを徹底チェック

1 ついに登場したTransmetaの最新CPU

    米田聡  [2004/01/13]

    Efficeonを搭載したノートPC「Mebius MURAMASA PC-MM2-5NE」(シャープ)が昨年末に発表され、本年1月2日に発売された。すでに入手してEfficeonを体験している読者もいるだろう。

    Efficeonの概要が伝えられてから1年近くが経過し、その間、さまざまな情報が飛び交い、またEfficeonに関する推測が語られてきた。Crusoeと同様にCMS(Code Morphing Software)でx86命令を実行し、8命令同時実行が可能な強化されたVLIWコアを持つEfficeonは、確かに興味深いCPUといえる。搭載機が入手出来るようになった今こそ、推測の域を出なかったEfficeonの真実を明らかにするときだ。

    そこで本稿では、Efficeon TM8600/1GHzを搭載するMURAMASA PC-MM2-5NE(以降MURAMASA MM2)に加え、Crusoe TM5800/1GHzを搭載するMURAMASA PC-MM1-H6W(以降MURAMASA MM1)、超低電圧版Pentium M/1GHzを搭載する松下電器産業のLet's note CF-R2BW1AXS(以降CF-R2)を用意し、テストを通じて比較することでEfficeonの特性の一端を調べてみることにした。その結果をレポートしていくことにしよう。

    テスト機のスペック比較

    機種PC-MM2-5NEPC-MM1-H6WCF-R2BW1AXS
    CPUEfficeon TM8600 1GHzCrusoe TM5800 1GHz超低電圧版Pentium M 1GHz
    L1キャッシュ128KB(I)+64KB(D)64KB+64KB32KB+32KB
    L2キャッシュ1MB512KB1MB
    メモリ256MB
    HDDUltra ATA/100 20GBUltra ATA/100 40GB
    ビデオATI MOBILITY RADEON(16MB)SMI Lynx 3DM+(8MB)チップセット(855GM)内蔵
    ディスプレイ10.4型TFT
    バッテリ駆動時間約3.5時間約3.1時間約5時間
    消費電力最大40W

    PC-MM2-5NE

    PC-MM1-H6W

    CF-R2BW1AXS

    (ご注意)
    PC-MM2-5NE、CF-R2BW1AXSはともに試作機でベンチマークテストを行っているため、実際の製品とは結果が多少異なる可能性があります。予めご了承ください。

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