【特集】
"PCとの連携"は、メーカーによって対応に温度差がある項目だ。CD-R/RWに焼いたJPEGなどの静止画像やMP3などのサウンドファイルを再生可能な機種は多いが、肝心の映像データはDVDメディア以外PCとデータをやり取りする手段がない機種も多い。
今回テストした5機種のうち、もっともPCや他のデジタル家電との連携が考えられていたのは、10/100BASE-TXのEthernet端子1基とSDカードスロット1基を備えたPanasonic DMR-E500Hだろう。Webサーバ機能の「DIGA MANAGER」を有効にすれば、PCやPDA上で動作するWebブラウザから録画済番組の再生(MPEG-4で録画したものに限られる)や番組予約が可能になるほか、タイトル名の編集が可能になる。MPEG-4ムービーは録画済の番組を変換する形では作成できず、通常のMPEG-2動画と同時に録画しなければならないが、SDカードに記録して簡単に外へ持ち出せるメリットは大きい。
DMR-E500Hは、Digital Living Network Alliance(DLNA)の提唱する利用法を見越した機能を搭載している。E500H同士をつないで録画映像の再生(コピーワンスの番組にも対応)ができるほか、先日デジオンが発表したデジタル家電ネットワークソフト「DIXIM」でも操作可能など、まだ他のDVDレコーダでは採用が進んでいない機能を備えている。「DIMORA」というサービスに加われば、外出先から携帯電話で番組予約することもOK。以上の点を評価すると、やはり◎を与えるのはDMR-E500Hが妥当だろう。
Pioneer DVR-920H-SもPCとの連携を考慮した機能を持つが、Ethernetを利用するDMR-E500Hとは路線が異なり、こちらはi.LINK(IEEE1394)ベース。ユーザ登録を済ませるとダウンロード可能になる「PC EDITGATE」を利用すると、WindowsマシンからDVR-920H-Sの遠隔操作が可能になる。MPEG-2ファイルの形でPCに取り込むことはできないが、番組のタイトルを入力する作業や編集作業にリモコンを使わずに済む。
◎:Panasonic DMR-E500H
○:Pioneer DVR-920H-S
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