【特集】

Socket A ファイナルチューン - 改造とフリーソフトでパワーアップ!

1 SocketAも遂にファイナル? 息の永いCPU Athlon XP

    PC Creation  [2004/06/29]

    AMDの戦力CPUであったAthlonが登場したのは1998年の8月。その日からAthlonは多少ブランドネームに変化もあったが実に5年以上も現役であり、一般のPCはいうにおよばず自作PCなどの発展に大きく貢献してきたCPUといっていいだろう。そのAthlonも既に後継のCPUとしてAthlon64が登場し、AMDロードマップからは現行のK7コアを用いた新型Athlon CPUは予定されていない状況となっている。今後もAthlon XPというブランドは残るものの、2004年後半に投入される予定のAthlon XPは、CPUコアにAthlon 64から一部機能を略した改良コア(Paris/Dublin)が用いられる予定で、CPU形状はSocket754となり、これまでのSocketAとはまったく異なるCPUとして投入されるようである。

    さて現行のAthlon XPであるがこれは事実上K7コア、すなわちSocketAタイプのCPUとしてはいよいよ最終製品となりそうで、用いる機会も徐々に減っていくことも明らかであろう。が、しかしAthlon XPを扱うことにまったく新鮮味がなくなったのかというとそうでもない。AthlonおよびAthlon XPを自作PCで扱う場合においては、これまでもいくつかの壁があったが、そうした困難がある度にパワーユーザーはその困難を乗り越えて、PCを自身の望むスタイルに合うようチューニングしてきた。

    そして現状ではCPUの改造方法およびフリーソフトが実に充実してきており、これらを組み合わせることで通常の自作では得られないパワーアップが可能となる。今回はそうしたAthlon XPの改造およびフリーソフトについて検証を行ってみたので、その内容などを紹介する。

    加えてAthlon XP用のマザーボードとして新型のVIA KT880チップセットを搭載した、MSI KT880 Deltaのサンプルを試用できる機会を得ることができたので、これの簡単なパフォーマンスチェックなどを行ってみることにしたい。

    Athlon XPユーザー待望のKT880チップセット搭載マザーボード。PC3200デュアルチャネルメモリに対応したMSI KT880 Delta。

    検証構成
    CPU Athlon XP 2500+ (1833MHz FSB166MHz x 11倍)
    マザーボード MSI KT880 Delta (VIA KT880チップセット)
    メモリ PC3200 256MB デュアルチャネル
    ビデオカード NVIDIA GeForce FX 5900XT
    HDD MAXTOR 6L040L2
    OS Windows XP SP1+DirectX 9.0b
    ※注:特集で使用したマザーボード KT880 Deltaはメーカーの開発品であり製品とは異なります。このため本特集のベンチマークデータは製品版とは異なる場合があります。また本特集での改造やフリーソフトを扱う上では筆者および編集部は動作保証などの責任を一切負いません。ユーザー自身で試す場合はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

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