【特集】

記憶する住宅 ~ITリフォームから電脳住宅へ~

16 まとめ

    美崎薫  [2003/07/29]

    ○まとめ

    コンピュータと住宅を融合し、そこに暮らすことで必要なニーズを見つけ、ハードウェアとソフトウェアにフィードバックしていくという「記憶する住宅」プロジェクトは、どうやら安定運用期に入ったようである。

    当初、構想だけだったものが、なんとか形になり、必要なソフトウェアもそろってきた。

    日々運用し続けることで、ハードウェアやソフトウェアには、様々なメンテナンスが必要であることもわかった。メンテナンスには限界がなく、日々新しい機器や機能を導入し続けている。

    最近メンテナンスフリーのソフトウェアの必要性が叫ばれているが、実際にやってみれば、メンテナンスフリーでない限り、今後大量のユビキタスコンピューターを運用し続けていくことは難しいだろう。あるいはまた、そういうメンテナンスコストまでを含めて使うというようになっていくのかもしれない。

    安定運用期とはいっても、この特集を書いている途中にも、21.3型の液晶ディスプレイを導入したり、300GBのHDDを追加したり、Windowsが飛んでしまったり、どうやらマザーボードがいかれて交換することになったり、庭にLAN配線をしたりと、ひっきりなしに状態が変わり続けている。性懲りもない日々なのであった。

    (執筆=美崎薫)[2003/7/29]

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