【特集】

PCテクノロジートレンド 2002 Winter ~Hammerを軸に急激な動きを見せるCPU・ほか~

1 はじめに~ CPU~Intel(1)

  • <<
  • <

1/19

5カ月ほど前に書いたロードマップがいきなり大嘘になりかねないというめまぐるしさ。特に11月に入ってから、そのロードマップの変わり方は半端ではない。前回同様、CPU/Memory/チップセット/Graphicsという4つの分野にわけて、それぞれのロードマップを示してみたい。

○CPU

CPUロードマップ

夏に引き続き、引き続きPC向けプロセッサはIntel/AMD/VIAの3社のみである。まずはこの3社について個別に説明してゆく。

●Intel CPU(1)

Intel CPU ロードマップ

今年11月、Intelはデスクトップ向けプロセッサのロードマップを大幅に入れ替えた。大きなポイントは

  • 533MHz FSB製品に関しては、現在の3.06GHzを最後に打ち切りとし、来年第2四半期を目処に800MHz FSBへと移行する。これはハイエンドのみならず、メインストリームにおいても適用される。つまり第2四半期には、従来の533MHz FSBベースの2.26/2.40/2.53/2.80GHzに並行して、800MHz FSBベースの2.40/2.60/2.80/3/3.20GHzの製品も市場投入されることになる。
  • 800MHz FSBのPentium 4は全てHyperThreading(以下 HT)を搭載する。
  • 来年第4四半期に、PrescottコアのPentium 4を投入する。このPrescottコアは90nmプロセスを採用し、パイプライン構造自体は現在のNorthwoodと同一ながら、1MBのL2キャッシュを搭載する。

といったあたりである。従来のスケジュールによれば、現在の533MHz FSBに続いて667MHz FSBをリリースする予定だったPentium 4だが、これを飛ばしていきなり800MHzに移行することになったわけだ。また、これと並行して

  • Pentium III(Tualatin-S)ベースのCeleronを2002年一杯で生産終了
  • WillametteベースのCeleronも、2003年Q2で生産終了

といった形で、急速にパフォーマンスアップが計られることになった。各セグメント(パフォーマンス/メインストリーム/バリュー)におけるプロセッサを示したので、参考にしてほしい。ここからも判るとおり、従来のロードマップでは、Prescottで667MHz FSBのサポートを行うことになり、またHTを搭載するのは3GHz以上の動作クロックの製品のみといった具合だった事を考えると、大幅に方針転換がなされたと言ってよい。

  • <<
  • <

1/19

インデックス

目次
(1) はじめに~ CPU~Intel(1)
(2) Intel(2)
(3) AMD(1) Barton
(4) AMD(2) Hammer
(5) AMD(3) Value Market~VIA
(6) Memory~各ベンダーの動き
(7) SDRAM~DDR-SDRAM
(8) DDRII SDRAM~DRDRAM
(9) チップセット~Intel(1)
(10) Intel(2)~AMD
(11) VIA(1)
(12) VIA(2)
(13) SiS~ALi
(14) nVIDIA~ATI
(15) Graphics~nVIDIA(1)
(16) nVIDIA(2)
(17) ATI
(18) SiS~Matrox~Trident
(19) 今年も激動の一年か 自作派はしばし待ち?

もっと見る

人気記事

一覧

イチオシ記事

新着記事