【特集】

~インストールから設定・活用まで~ すべてが分かるWindows XP大百科

42 マルチメディア

    Cactus (阿久津良和 & 山崎剛)  [2001/11/15]

    次はWindows XPのマルチメディア関連機能と付属ソフトを見てみよう。まず最初にメディアファイル再生ソフトである「Windows Media Player」は、現在Webサイトで配布されている「7.1」よりも新しい「8」が搭載されている。具体的なバージョンは「8.00.00.4477」だ。では具体的に何が変化しているのかと言えば、DVD再生機能を統合(DirectShow対応のMPEG2デコーダが必要)、オーディオ再生能力の向上、カスタマイズ機能の強化などが行なわれているが、外観的にはどれも大きな変化とは言えない。

    (画面3-1)Windows Media Player 8

    どちらかと言えばXPライクなデザイン、インタフェースに変更されたことがポイントだろう。従来の「Windows Media Player 7/7.1」では、特定のスキンを使わないとツールバーが隠れなかったが、XP版である「同8」では、一定時間プレーヤーを操作しないと、自動的にツールバーやそのまわりのウィンドウが隠れるようになっており、デスクトップにフローティングする(画面3-1)。また「同8」では、初期状態で選択できるスキンの数が19種類と、前バージョンに比べて12種類も増えている。内容は前バージョンと重複するものもあるが、カスタマイズ好きの人にはたまらない変更点と言えるだろう(画面3-2、3-3)。


    (画面3-2)スキンの変更
    (画面3-3)WindowsXPと名付けられたスキン

    (画面3-4)Windowsムービーメーカー

    もうひとつのマルチメディアツールは、簡易ビデオ編集ソフトである「Windowsムービーメーカー」(画面3-4)。もともとはWindows Meに搭載された機能だが、XPはMeと2000が統合されたOSなだけに、このソフトも用意されたのだろう。だが、Windows Meに搭載された「Windowsムービーメーカー」のバージョンは「1.0.1377.0」だが、XP版は「1.1.2427.0」と若干ながら進化している。ざっと触った印象で言えば、さほど変化はなさそうだがパソコンにデジタルDVカメラを接続すると、自動的に「Windowsムービーメーカー」が起動するようになっている。

    これは、Windows Meに実装されているデジタル静止画像取得技術「WIA(Windows Image Acquisition)」を拡張した機能から実現されているのだろう。元々WIAは、デジタルイメージング機器から簡単に画像を取り込めるようにするためのAPIで、デジタルカメラやスキャナなどが対応している。例えばパソコンにUSB対応デジタルカメラを接続すると、専用アプリケーションを起動しなくても、自動的に「スキャナとカメラウィザード」が起動する。そして,画像の取り込みから保存までを一括して処理することができるのだ。

    また、厳密にはフォルダタスクの機能なのでインタフェースに含まれるかもしれないが、「画像のタスク」欄には「オンラインでプリントを注文する」「画像をオンラインで購入する」と、ちょっとユニークな機能が用意されている(画面3-5)。「オンラインでプリントを注文する」をクリックするとウィザードが起動(画面3-6)。画像ファイルを選択し、そのままインターネット経由でプリント注文が行なえる。

    (画面3-5)オンラインでプリントを注文
    (画面3-6)ウィザードに従って進めばプリントが注文できる

    (画面3-7)Windows XP@Picture Online

    また「画像をオンラインで購入する」をクリックすると、「Windows XP@Picture Online」というWebページがInternet Explorerで開かれる(画面3-7)。このページにはふたつのリンクが用意されているが、「Design gallery Live」は「Office XP」のクリップアートから利用できるWebページで、「MSN Photos」も同社の「Picture It!」やMSN上から利用できる画像ライブラリ。そういう意味ではさほど目新しいものではないが、これまでのコンテンツを容易に利用できる機能と言えるだろう。

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