【特集】

期待のハイスピードUSB 対応機器の実力を探る

1 USB 2.0とは

    橋本 新義  [2001/07/06]

    ○USB 2.0とは

    パソコン界ひさびさの"大型新規格"として、話題となっているUSB 2.0。周辺機器を接続するための標準的なポートとなったUSBを劇的に速くするという触れ込みの新しい仕様だ。その速度は、これまで使われてきたUSBの仕様 - USB 1.1と呼ばれる - の12Mbps(12Mビット/秒=約1.5Mバイト/秒)に対し、最高で40倍の480Mbpsに達する。

    そして、もうひとつの特徴は、速度が向上したほかには、ユーザーから見える変更点がほとんどないことだ。つまり、端子の形状や基本的な使い方は、一部を除いてまったく変わらない。さらに仕様の上では、これまでのUSB 1.1に対応した機器は、ホストアダプタ(USBカード)とハブを除いてUSB 2.0でも使うことができる。この互換性の高さも特徴といえるだろう。

    「USB 2.0」という言葉が初めて世に登場したのは1999年2月のこと。インテルが開催する開発者向け会議「IDF(Intel Developer Forum) Spring 1999」で、初めて開発中であることが示された。その当初は240Mbpsという速度が目標とされていた。しかし1999年9月に開催された「IDF 1999 Summer」では、開発目標がさらに2倍に引き上げられた。現在の480Mbpsという速度は、ここで発表された仕様だ。

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