【特集】

茶の間で使えるLinux~ PS2 Linuxを使い倒そう ~

1 茶の間で使えるLinux ~ PS2 Linux

    海上 忍  [2001/08/24]

    2001/08/24

    5月に販売が開始されたPlayStation 2用Linuxキット(以下、PS2 Linux)には予約が殺到、初回の割り当て分2000台を約8分で完売したことは記憶に新しいところだ。Linuxがすでに耳慣れた存在であることを考えれば、人気の高さは"もっとPS2の機能を引き出したい"というニーズにあると理解すべきなのだろう。

    しかし、数年前PCで多くのユーザがそうであったように、ただ何となくインストールしただけで終ってしまうということもありうる。PS2が持つポテンシャルからすると、それはいかにも惜しい。開発用という高尚な目的はさておき、やはり普段から使い倒すことこそPS2 Linuxを入手した者のあるべき姿なのではないだろうか?

    そこで本特集では、サーバではなく開発用ワークステーションでもない、PS2が普段置かれている"茶の間"で利用することを前提としたPS2 Linuxの活用法を探ってみたい。

    PS2起動直後の画面。メモリカードにコピーされたLinuxカーネルからブートを開始する

    PS2 Linuxがブートする様子。画面中央に「PS2」の文字が見える

    注:
    • PlayStation 2 Linux Kitに収録されているLinuxは、本稿執筆時点ではBeta版(Beta Release 1)となっている。
    • 使用機材一覧
      本体 PlayStation 2(SCPH-18000)
      VGAモニタ Iiyama TXA3821HT(Sync On Green対応)
      Linux Kit 第2回(7月)出荷分
    • 本文中で使用しているコマンド実行例のうち、行の先頭にあるプロンプト(「$」または「#」)はユーザ権限を意味する。そのうち「#」が記された行については、root権限で実行することを想定している。

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