【特集】

ノートPC、買ったらまず見て!! オンラインソフトで1から作る!快適ノートPCカスタマイズ

1 オンラインソフトを使う意味

    阿久津良和  [2001/04/26]

    ○オンラインソフトを使う意味

    いまさら語るのもなんだが、ノートPCの需要度はかなり高い。外出先で使用するサブノート系や、デスクトップの代わりとして使うハイスペックノートPCなど用途によって異なるものの、ノートPCはデスクトップPCを上回る人気度だそうだ。

    かくいう筆者も、数年前からメインワーク環境をデスクトップからノートPCに移行した。普通の社会人と違って、それほど出歩くわけではないので必要ないと思っていたが、デスクトップPCでアプリケーションの画面を撮影し、ノートPCで原稿を書くというスタイルが馴染むためだ。また、ノートPCで原稿を書く方が集中できる気がするので、今ではデスクトップPCで仕事をするのが苦痛に感じてしまうほどである。

    さて、読者諸兄がノートPCを購入して、最初に行なう作業はなんだろうか。日常的に使用するアプリケーションのインストールがほとんどだと思うが、そこでちょっと考えて頂きたい。標準環境とまでいわれるワープロソフトは本当に必要なのだろうか。

    例えばちょっとした文書を書く場合、エディタソフトでも十分なのではないだろうか。たしかに、社内回覧する公式資料や書類はワープロソフトで装飾を行なった方が見栄えがいいのはわかる。しかし、デスクトップPCと違って、CPUやハードディスク(HDD)といったリソース面で劣るノートPCを使う以上、大型アプリケーションよりも小回りの利くオンラインソフトを使った方が効率よくマシンを活用できると思うのだ。

    もちろん筆者はオンラインソフト至上主義というわけではないし、ショップ等で売られているパッケージソフトも使っている。ただ、場面に合わせて使い分ける方法を身につけるべきだということを言いたいのだ。

    さて本稿は、ノートPCユーザーへお送りする企画で、お勧めのオンラインソフトをピックアップし、その具体的方法や使用方法などを中心にお送りしようと思う。ご覧になった読者のパソコン環境が、少しでも使いやすくなれば幸いである。

    ちなみに、ここでいうオンラインソフトとは、インターネット上で入手できるフリーウェアやシェアウェア両方を意味する言葉として使うが、中には、ソフトが気に入ったら好意で送金する(または物品を送る)カンパウェアや、ソフトを使い続けるときは作者に電子メールを送るよううながされるメールウェアなど様々な配布形態が存在する。しかしここでは、それらもひとまとめにして、オンラインソフトとして紹介させて頂くのでご注意頂きたい。

    もう一つの留意点として、フリーウェアは著作権を放棄したものではないということを忘れないで頂きたい。なぜそのソフトが無償で公開されているかは、作者の思想や思惑があるので一概には言えないが、中には「フリーだから何をしてもいいんだ」「フリーウェアだからダメ」と勘違いをされている方をWeb上で見かけることがあるので、余計なことだがここに記載しておく。

    また、今回紹介するソフトの中にはシェアウェアもいくつか存在する。今更ながらだが、シェアウェア(またはそれに属するソフト)を長期使用する場合は、決められたレジストフィーの支払いを忘れないで頂きたい。

    オンラインソフトの作者は、開発環境一つそろえるにもコンパイラ等を購入しなければならないし(最近はフリーのコンパイラもあるのでその限りではないが)、その開発を行なうために時間を割いている。なぜシェアウェアにしたのか筆者のあずかり知るところではないが、その価値がないと判断した場合は、素直にアンインストールし、自分が満足いくフリーウェアを探せばいいだろう。では、具体的な紹介に移ろう。

    ※なお、本稿でご紹介しておりますソフトウェアの利用、カスタマイズに際しては、自己責任でお願いいたします。著者並びに毎日コミュニケーションズは本稿において紹介しているソフトウェア等を利用した事により受けた損害等について責任を負いません。ご了承下さい。

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