【特集】

もっとたのしくDVD!

1 DVD-Videoはおもしろい!

    美崎薫  [2001/04/10]

    現在販売されているPCの約1/3がDVD-ROMドライブを搭載している。PS2の出荷台数も1,000万台を突破した。ほとんどの家庭にDVD-ROM(DVD-Video)ドライブが普及した結果、DVD-Videoの売り上げはVHSのビデオテープを超えるまでに成長し、気軽にDVD-Videoソフトを楽しむことができるようになっている。

    ところで、ポンと買ってきたPCで、充分にDVD-Videoを楽しめているだろうか? 今回の特集では、ソフトを楽しむための2大要素「音」「映像」に焦点を絞って、ひと工夫加えるだけでグレードアップできるワンランク上のDVD鑑賞環境をご紹介しよう。

    ○DVD-Videoはおもしろい!

    現在販売されているPCをざっと数えてみると -- 手元にあるPC DEPOTの広告を見てみると -- 31モデル掲載されているうち、11モデルが、DVD-ROMドライブを内蔵したPCであった。約1/3の割合だ。

    思ったよりも少ないと感じたのは、最近は、CD-R/RWのほうがやや人気だからだろう。数でいえば、31モデル中22モデルがCD-R/RWドライブを搭載している。ただし、この22モデル中7モデルは、DVD&CD-R/RWの両方を搭載している。

    思ったよりもDVD-Video搭載モデルが増えていない理由は、PlayStation2(PS2)の出荷台数が1,000万台を突破してしまったためかもしれない。まあ、そうはいっても、CD-R/RWがひと段落すれば、「次」のドライブとしては、DVD-ROM&CD-R/RWのツインドライブとなることは間違いないだろう。

    PS2まで含めれば、ほとんどの家庭にDVD-ROMドライブがある、という状態が実現しているといってもよいだろう。

    テストした機器の全景。さまざまな豊富な機器を、いろいろつないでテストした。プラズマディスプレイのみは、輸送が困難なので、機材を持ち込んでショウルームでテストを行った。

    ちなみに拙宅を例にとれば、2台のDVD-ROMドライブ搭載ノート、外付けDVD-RAMドライブ、DVD-Video/LDプレイヤーで合計4台のDVD-ROMドライブがある。各部屋に1台、どこにいってもDVD-Videoを見ることができる、という感じだ。DVD-ROM(DVD-Video)ドライブが普及した結果、DVD-Videoの売り上げはVHSのビデオテープを超えるまでに成長し、気軽にDVD-Videoソフトを楽しむことができるようになった。

    非常に、映像が身近に感じられるようになっているのである。

    さて、ところで、映像が身近になったことで、自分でも興味深い変化が起こっていることに気づいた。興味深い変化とは、ホームシアターよりもPCでDVD-Videoを見ていることが増えている、ということだ。

    拙宅には5.1chと100インチのスクリーンを設置したホームシアターもあるのだが、最近、ホームシアターの可動率が、目に見えて低下しているのである。

    もちろん、映画を見る、ということでいえば、100インチのスクリーンでシアター気分を満喫するほうが、PCの小さい画面で見るよりも楽しいのに違いない。頭の中では、自分でも楽しいと思う。ところが、現実にはそうでもないのだ。

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