【特集】

Windows2000インストール指南

1 Windows 2000 Professionalをインストールすべきか否か

    米田聡  [2000/02/18]

    Windows 2000が発売になった。購入後、即座にインストールしたいPCユーザーは少なくないだろう。そこで本稿では、Windows 2000 Professional(本稿ではServerは対象外とする)を自分のPCにインストールする際に参考になるTipsをまとめてみることにする。

    ○Windows 2000 Professionalをインストールすべきか否か

    実際のインストールに入る前に、Windows 2000 Professional(以降、単にWindows 2000)という製品が持つ意味を少し考えてみよう。

    Windows 2000は名前こそWindows 98を引き継ぐ形(要するにリリース年が入っている名称)になっているが、Windows 98とはまったく別の系統に属するWindowsだ。ご存知の読者も多いだろうが、Windows 2000は従来、Windows NTと呼ばれてきたバージョンの直系にあたる。 Windows NTとWindows 98は見た目こそ(さほど)変わらないものの、内部はまるで異なる設計になっている。

    Windows 98は、Windows 3.1、95、98と続く製品ラインに属していて、MS-DOSの上に32ビット拡張を加え、その上にグラフィカルユーザーインタフェースを実装した形をとる。事実上は完全32ビットOSといえるが、MS-DOSの資産も多く受け継いでいて、いわば32ビット/16ビットハイブリッドのシステムといえるだろう。

    一方、Windows NTは、HAL(Hardware Abstruction Layer)と呼ばれるマイクロカーネルを土台にした近代的なモジュラー設計が取り入れられている。MS-DOSの資産を、まったく受け継がない独立した設計の完全32ビットOSと考えて良いだろう。 Windows 2000もまた、NTと(ほぼ)同じアーキテクチャを持っている。そのため、多くの部分がWindows 98とは「異なる」ことを頭に入れておかなければならない。

    という具合に概念的な話を続けても、単に分かりづらいだけなので、Windows 2000を導入することによるメリットと、デメリットを見ていくことにしよう。

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