【特集】

「デジタル版・捨てる技術」~モノを捨て、情報を残す~

15 データサルベージ&FDの廃棄へ

    美崎薫  [2000/12/22]

    ○後日譚 - データサルベージ&FDの廃棄へ

    リッチテキストコンバータは、東芝のルポ70は対象機種になっていないということで、一度はあきらめたFDのデータサルベージとFDディスクそのものの廃棄だったが、その後進展があった。

    ルポ70のFDを読むことができ、リッチテキストコンバータで読み込める新しいルポ形式で保存できる、「ルポ100E」をYahoo!オークションで競り落とし、横浜の大塩邦男さんから譲っていただいたのだ。

    これで、過去900個分(2DD1枚のFDの中に、ルポでは30文書入っていて、そのFDが30枚ほどある)の文章を無事救い出すことができ、FDは見事捨てることができそうなのである。

    それにしても、このルポ100Eも、10年くらい前の機種のはずだが、当時はかなり耐久性のある機材を使って作っていたのだ、ということが使ってみるとわかって興味深かった。キーボードとか、FDとかというような機械部品が、ぜんぜんガタが来ていないのだ。いまのPCは、ルポ100Eに較べると、すごく粗雑な部品で作っている感じがする。

    というわけで、後日譚。
    モノは捨て、データは捨てない「デジタル版・捨てる技術」は、いまもなお進行中なのである。

    [2000/12/22](執筆=美崎薫)

    Yahoo!オークションで競り落とし、横浜の大塩氏から譲っていただいた「ルポ100E」。古典的な機種であり、現代のPCと性能面での比較はできないが、かなり部品のクオリティは高いことが驚き

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