【特集】

ザ・クラッキング - 科学技術庁ホームページ改ざんと米巨大サイトへのDOS攻撃事件

1 何が起こっているのか?

    桐生霧  [2000/03/14]

    今年1月24日の科学技術庁ホームページ改ざん事件以降継続的に国内サイト、特に中央官公庁や大手企業に対してクラッキング・クラッキング未遂が頻発した。それと時同じくして、アメリカでは2月7日のYAHOO!に対する攻撃を皮切りに、アメリカ国内の有力ポータルサイト、WEBコマースサイトが攻撃された。一体何が起こっているのだろうか。

    ○何が起こっているのか?

    今年1月24日の科学技術庁ホームページ改ざん事件以降継続的に国内サイト、特に中央官公庁や大手企業に対してクラッキング・クラッキング未遂が頻発した。それと時同じくして、アメリカでは2月7日のYAHOO!に対する攻撃を皮切りに、アメリカ国内の有力ポータルサイト、WEBコマースサイトが攻撃された。攻撃されたのはイー・ベイ、アマゾン、エキサイト、CNNなどだ。

    日本、アメリカでサイトが攻撃されたのが偶然なのか必然なのかは判然とはしないが、いずれにせよここ最近、世界各地でクラッカーによる被害が増加しつつあるのは事実だ。現在ネットワークの世界で果たして何が起こっているのだろうか。テレビを中心としたマスメディアでは、実際に何がどのように行われていて、彼らがどんな存在なのか明らかにされていない。いわゆる“テレビ映え”を狙ったステレオタイプのハッカーが(往々にして、モザイクがかけられている)キーボードに向かってなにやら怪しい文字を入力している。その姿はあたかもロールプレイングゲームに登場する怪しい呪文を唱える魔法使いのようだ。しかし、それは所詮、ユーザーの興味を煽るためのトリックでしかないのかもしれない。

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