燃油サーチャージが値下げされたり、高速道路料金の休日料金がETC車に限り上限1,000円になったりするなど、旅気分を盛り上げるニュースが多い今日この頃。そのせいか、ゴールデンウィークの旅行予約の出足も好調なのだとか。計画がまだという人はいまからでも遅くはない。今回は目的別に旅先を紹介するので、ぜひゴールデンウィーク以降の旅の参考にして欲しい。

旬の味覚を思う存分味わいたいなら

グルメ旅の行き先として誰もが真っ先に思い浮かべるのは北海道だろう。カニやうに、いくらなど新鮮な魚介類やとうもろこし、じゃがいもなどが有名だが、この時期にぜひ味わいたいのが新鮮な春野菜。タケノコや菜の花、アスパラガスなどはまさに今が旬だ。そのままかぶりつくのもいいが、味わいを活かしてよりおいしく昇華させたフランス料理として味わうのもまた乙なモノ。富良野のフラノ寶亭留で味わえる「ふらのフレンチ」がその代表だ。また、山菜やサクランボ(佐藤錦)がおいしい山形や、ホタルイカで知られる石川なども見逃せない。(「美食堪能の旅」を味わいたいならこちら)

"旬"な食材が顔を出すこの季節ならではの食事を堪能しよう

満開の季節の花を見て感動したいなら

旅の楽しみの一つに「美しい景色」を挙げる人は多い。春から初夏にかけておすすめしたいのは花を愛でる旅。首都圏ではすでに散ってしまった桜も、角館(秋田)や弘前(北海道)なら5月5日まで「さくらまつり」を開催している。また、砺波市(富山)で5月6日まで行われる「となみチューリップフェア」では、色とりどりのチューリップが一面に咲く様を見ることができ、例年多くの観光客で賑わう。

角館のさくらまつりは郷土芸能やお囃子も行われる。シダレザクラが武家屋敷を彩る景色に、思わずタイムスリップした感覚に襲われるかも

海外まで足を伸ばすのなら、スペイン・アンダルシアがいい。ここでは5月下旬から6月下旬にかけて、ひまわりが満開となる。真っ青な空を背景に、見渡す限り大輪の黄色い花が咲く様子はまさに圧巻だ。(「スペイン・アンダルシアのおすすめの旅」ならこちら)

豊かな自然や動物たちと触れ合うのなら

南北に細長い日本列島では、同じ時期に北と南でまったく異なる自然に触れ合えるのが面白い。北海道の知床の4~5月は遅い春の訪れが感じられる時期。原生林の森の中には山からの雪解け水で造られる幻の沼、ポンポロ沼があり、残雪に残る熊の足跡や食痕などを探しながらの散策が楽しめる。一方、4月には海開きされる沖縄では、本格的な海水浴シーズンが到来! 海の生物を間近に観察できるダイビングやシュノーケリングなどはもちろん、このところ注目されているのはイルカと触れ合えるツアー。イルカと一緒に泳いだり、遊びながらその生態を学ぶことができるのが人気だ。(沖縄で自然に感動する旅がしたいならこちら)

沖縄の真っ青な海でダイビング! はできなくても、スノーケルやシーウォークなどのウォータースポーツで気軽に魚の群れやさんご礁を見物しよう

高級スパで極上の癒しを得たいなら

日々の疲れを一気に癒したいのなら、高級スパ体験がおすすめ。日本にも上質なスパは数多くあるが、それなりに費用がかかるのがネック。だが、物価の安いアジアなら、極上の癒しをリーズナブルな料金で体験できるのが魅力だ。アジアのスパといえばリゾートを思い浮かべるが、上海(中国)も上質なスパがあることで知られている。上海なら羽田から便も出ており、約3時間というフライトの短さも魅力。ヨーロッパ最高峰の技術が堪能できる「エビアン・スパ」や、豫園の夜景を見渡せる贅沢空間が自慢の「クワン・スパ」など個性的なスパが揃い、心身ともに癒されるはずだ。(上海での「おすすめスパの旅」ならこちら)

上海など海外のスパはリーズナブルな料金の上、サービスも充実! 日本でできないからこそ海外でスパ三昧は贅沢極まりないひと時に

【ミニコラム】どこに行こうか迷ったら、クチコミを参考に!

「北海道のおすすめレストランは?」「沖縄本島の穴場スポットは?」など、旅先での役立つ情報を仕入れたいときに威力を発揮するのがクチコミだ。ANAの「旅達空間」では、エリアやテーマごとにクチコミが検索でき、簡単に自分が知りたい情報を引き出せる。また、旅行後は自分の情報もアップすれば、旅仲間との交流も! クチコミサイトを積極的に利用して、お得で楽しい旅を手に入れよう。