【連載】
旅先で起こる「オーマイガ~ッ」の数々によって、楽しいはずの海外旅行が台無しに!! ここでは、海外旅行で起こりがちなトラブルと、その対処法を紹介していく。
海外旅行中に突然盲腸炎に! 救急車で病院に運ばれ、緊急手術を受けた。入院すること3日間、晴れて退院というところでその医療費の請求額が300万円!?
これはぼったくりでもなんでもなく、海外ではあること。日本では健康保険に加入しているため自己負担額がそれほど高くないので気づかないが、海外、特に先進国では医療費とはめちゃくちゃ高いことがよくある。医療をサービスととらえ、救急車も有料という国も多数。最先端設備の整った病院で集中治療室に入ったら請求額が1000万円以上、なんてことも珍しくない。こんな場合、現地でかかった医療費は普通は全額払わなくてはならない。
「カードの付帯保険があるから大丈夫! 」と思ったアナタ、残念!! ゴールド、プラチナカードの付帯保険でも「5日間以上の入院」「医療費20万円までは自己負担」など免責事項がついている場合が多く、ショッピング利用額が少ないと、補償金額がごく少額となる場合もある。カードがあるからすべての治療費がカバーされる、というわけではない。
実は、日本に戻れば日本の健康保険制度に照らし合わせて差額を払い戻してもらうことができるのだが、これには煩雑な手続きが必要な上、あくまでも日本で治療を受けた場合の医療費が返金されるだけ。先述の盲腸の例では日本での手術および入院費用は20万円程度なため、返金されるのは20万円、残りの280万円は自腹である。
ということで、海外旅行の際には、海外旅行傷害保険は必ず加入していこう。つい死亡時の補償額をチェックしてしまうが、「治療費用」がいくらまで補償され、どのくらいの免責があるのかが購入時の最も大切なチェックポイントだ。それが含まれていない保険の場合は、特約をつけることをお勧めする。
どんなに細心の注意を払っていても、怪我や病気が避けられないこともある。「備えあれば憂いなし」のナンバーワンは保険だと個人的には考えている。
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