スパイシーな味わいが魅力のタンドリーチキン。専門的なイメージのあるメニューだが、漬けダレさえつくってしまえばあとはそこに鶏肉を漬け込んで焼くだけと意外に簡単。今回は安価な鶏むね肉を使っているが、2つのポイントをおさえれば鶏むね肉でもしっとりやわらかな仕上がりとなる。

しっとりやわらかタンドリーチキン

材料(4人分)

鶏むね肉 2枚(600g) / 塩 小さじ1.5 / 黒胡椒 適量 / パセリ・レモン 適量

A(ヨーグルト 大さじ6 / ケチャップ 大さじ2 / カレーパウダー 大さじ1/2~1 / 片栗粉 大さじ2 / オリーブオイル 大さじ2 / おろしにんにく・おろし生姜 各小さじ1/2)

つくり方

1.鶏むね肉にラップをかぶせ、瓶の底などで肉がつぶれない程度に軽くたたく。1枚を6等分に切ってビニール袋に入れ、塩と黒胡椒をまぶしてよくもみ込んで味をなじませる。

2.1にAを入れ、口を閉じて手でしっかりともみ込んで、冷蔵庫で一晩なじませる(時間がないときでも最低30分は寝かせる)。

3.オーブンの天板にクッキングシートを敷き、2を並べる。200℃で15~20分焼く(ガスオーブンの場合)。皿に盛りつけ、くし切りしたレモンとパセリを添えてできあがり。

鶏むね肉は少し大きめに切っておくのがポイントの1つ

「大きめに切った鶏むね肉をヨーグルトベースのタレに漬けてるので、しっとりやわらかに仕上がります。ポイントは鶏むね肉をたたいて繊維をほぐす、大きめに切ってヨーグルトベースのタレに漬け込む、以上2点です。またタレにまぜた片栗粉は、衣がわりとなって肉のパサつきを防いでくれる効果があります」(筋肉料理人さん)。


著者プロフィール

筋肉料理人
1963年6月生まれ。佐賀県在住。自営業のかたわら、居酒屋で料理人としても働く。2009年からは佐賀県三養基郡みやき町保有の元民間保養施設で食文化コーディネーターとしても活躍。趣味は料理、バイク、アウトドア、筋トレ、熱帯魚。 子供は中学生と小学生の2人。日々料理を楽しみ、筋トレ、プチダイエットも継続中。 超人気レシピブログ「魚料理と簡単レシピ」も執筆。