【連載】

『TechNet』の歩き方

20 スクリプトセンターを活用しよう(2)

    井上孝司  [2010/03/11]

    今回も前回に引き続き、TechNet Onlineのスクリプトセンターについて見ていくことにしよう。

    先週は、サンプルスクリプトを動作させる際の方法について解説した。今週は、スクリプトの学習・利用に役立つ各種リソースについて見ていきたい。

    スクリプト学習のロードマップ

    すでにスクリプトの作成経験があれば話は早いが、そうでなければ最初は、前回に紹介した方法を使ってサンプルスクリプトを試してみるところからスタートしたい。入手したスクリプトがそのまま使えなくても、ドメイン名、サーバ名、ユーザー名などを書き直す程度で済めば話は簡単だ。

    そういった低リスクの修正作業を行う過程で、必然的にスクリプトのソースコードを見ていくことになる。そこで、実際にスクリプトが行う作業とソースコードの関係を研究していけば、学習を進める役に立つだろう。

    また、さらに広範な手直しが必要なときには、スクリプトセンターにある解説、あるいは開発者向けのコラム、サンプルスクリプトなどを参考になる。これについては後で取り上げていこう。Windows自身のコンポーネントを呼び出して利用するような場面では、TechNet Onlineだけでなく、MSDN Onlineにある開発者向けの技術情報も役に立つ。

    いろいろなスクリプトを試しながら、手直ししながら経験を積んでいくことで、徐々にスキルを上げていけばよい。最初は誰もが初心者だ。まずは既存のサンプルを活用するところから始めてみたい。

    スクリプトを学んでみよう

    スクリプトセンターのトップ画面を下方にスクロールしていくと、前回に取り上げた[スクリプト一覧]に加えて、[スクリプトを探す](この下に[カテゴリ別サンプルスクリプト一覧]がある)と、[スクリプトを学ぶ]というリンクがあるのが分かる。前者はサンプルを動かしながら学習する際に有用だが、もっと体系立てて学習したい場合には後者の出番だろう。

    スクリプトを学ぶ
    http://www.microsoft.com/japan/technet/scriptcenter/learnit.mspx

    スクリプトセンターのトップ画面を下方にスクロールすると、[スクリプト一覧]に加えて、[スクリプトを探す]や[スクリプトを学ぶ]といったコンテンツがあるのが分かる

    Scripting Guyってどんな人?

    そこで、スクリプトセンターの人気者・Scripting Guyにお出まし願うことにしよう。

    [スクリプトを学ぶ]をクリックすると、人気の連載コラム「Hey, Scripting Guy!」を初めとする、学習用のリソースにアクセスできる

    [Hey, Scripting Guy!]をクリックすると、「Hey, Scripting Guy!」の最新記事にアクセスできる。Scripting Guyのトレードマークは、白衣とメガネ。ところが、季節のイベントなどに合わせて、ときどき違う格好で登場することがあるという噂も

    Scripting Guyは、「Hey, Scripting Guy!」という連載コラムを担当している。タイトルからしてアメリカンなムード満載、画面に登場するScripting Guyの風貌も漫画っぽいが、内容は至って真面目なものだ。毎回、「読者からの質問に答える」という体裁で、さまざまな分野のスクリプトについて解説してくれる。

    このほか、初心者向けのコンテンツとして「Sesame Script」もある。最初はこちらから始めるのも手かも知れない。

    Hey, Scripting Guy!
    http://technet.microsoft.com/ja-jp/scriptcenter/ee817145.aspx

    Sesame Script
    http://www.microsoft.com/japan/technet/scriptcenter/resources/begin/default.mspx

    たとえば、[ユーザーのフォルダーへのアクセスが許可または拒否されているかを判別する方法はありますか]をクリックしてみよう。このタイトルが読者からの質問で、それに対してScripting Guyが答えてくれるわけだ。

    「○○したいんですが、どうしたらいいですか?」という問に対してScripting Guyが答える、という形をとっている。かつて、開発者向けプログラムのMSDNで「Mr.GUI」がいたのと同じ構図

    このコラムのポイントは、単にスクリプトのソースコードを提示して終わり、ではない点にある。つまり、提示したソースコードがどういった意味を持っているのかを、ちゃんとScripting Guyが教えてくれるのだ。これをさまざまな分野について読み込んでいくことで、スクリプトを記述するための知識が身に付いていくというわけ。

    ただ、Scripting Guyは根がアメリカの人間なので、ときどき妙なアメリカンジョークが混じることがあるとかいうもっぱらの噂だ。

    その他のコラムいろいろ

    ここまで紹介したもの以外にも、学習用リソースの一環として、以下のコラムがある。

    Tales from the Script(システム管理用のスクリプトが対象)
    http://www.microsoft.com/japan/technet/community/columns/scripts/default.mspx

    Office Space(Microsoft Office関連のスクリプトが対象)
    http://www.microsoft.com/japan/technet/scriptcenter/resources/officetips/default.mspx

    Doctor Scripto のスクリプト ショップ(システム管理用のスクリプトが対象)
    http://www.microsoft.com/japan/technet/scriptcenter/resources/scriptshop/default.mspx

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