マイナビは、2015年春卒業予定学生を対象とした、企業の採用状況と学生の就職活動状況、内定状況をまとめた「2014年度就職戦線総括」を発表しました。この連載では、この総括資料をもとに2015年卒就職活動のポイントとなるデータをご紹介していきます。

※主な調査資料は「2015年卒マイナビ企業新卒採用予定調査」「2015年卒マイナビ内定者意識調査」「2015年卒マイナビ大学生就職モニター調査」など。

地方学生の平均就活費用、4月は4万以上に

就職活動にかかった費用の平均額を見ると、「関東」が10万3,217円、「関西」が13万4,512円、「東海」が13万7,458円、「その他」が18万5,413円。地方大学生の就職活動の平均コストは、関東の大学生の約1.8倍という結果になりました。

就職活動にかかった費用

「月ごと」の就職活動費は、12月が「関東」3万194円、「その他」3万179円でほぼ同額となっています。しかし、3月の出費は「関東」1万8,447円、「その他」4万4,286円、翌4月は「関東」1万5,580円、「その他」3万7,683円と出費額の差が拡大。就職活動が本番を迎える時期、その他地域の学生は関東の学生の2.4倍費用がかかるという結果になりました。

東海地方の活動量は関東・関西よりも少なめ

活動量について見ると、合同説明会に参加した回数は「関東」6.4回、「関西」6.7回、「東海」6.2回、「その他」6.9回でほぼ同数です。

合同説明会に参加した回数

一方、個別企業セミナー参加社数は「関東」28.2%、「関西」30.0%であるのに対し、「東海」は19.8%にとどまりました。また、選考を受けた社数も、東海エリアが関東及び関西の数値を下回っています。

個別企業セミナー参加社数と選考の受験者数

北海道・甲信越・中国地方は大手志向の割合が低下

学生の大手企業志向を調査した所、「関東・関西の国公立大学」の男子学生の60%以上が「大手企業が良い」と回答。一方、「関東・関西以外の地域」及び「私立文系」の女子の大手志向は30%台と低い数値にとどまりました。

国公立私立文理男女別の大手企業志向の割合

エリアを詳細に区分すると関東・関西の学生の約45%が大手企業に就職したいと考えていることがわかります。反対に、大手志向の割合が昨年よりも減少したのは北海道・甲信越・中国の3エリアでした。

エリア別大手企業志向の割合